フォト
2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

私のフェイスブック

日の出、日の入り時刻

現在の気象衛星映像

リアルタイム地球の姿

無料ブログはココログ

« 胃の内視鏡検査結果にホッとする・・・5年ぶり | トップページ | アクセス100万件・・・第二の人生は脳を刺激 »

2017年5月29日 (月)

アドールボーイ直仔×稚内モザイク直仔による雛

P1020970【新緑の中にある緑の鳩舎】

 住宅街に鳩舎を構えてるので、舎外運動は一度にすべてを飛ばさず、成鳩については♂♀別々に出舎させ、♂の部屋にも♀の部屋にもそれぞれ出舎口があります。また、今春生まれの雛の舎外は失踪しないよう馴致が終了まで成鳩とは別に行います。
 
3527_2【毎朝の舎外】
 
 以前は60羽から70羽を一度に飛ばしてましたが、昨今は近隣から舎外をしてることが分からないよう羽数とともに時間帯など工夫してます。これで羽音も静かだからです。余り遠征しなかったり、近くの屋根や電線に止まるのは習慣ですが、案外、前日の夕方の餌が多過ぎると翌朝の入舎が悪くなります。常に空腹感ある状態を作ると調教はうまくいくものです。
 
 動物の調教は猛獣のみならず、犬もレース鳩も餌の調整で、飼い主の思う壺になるもので、以前にも書きましたが、その点、私は大麦をかなり与えてます。それは意外とエネルギーがあり、元気が出ます。一方、空腹感が起こるからです。
 
P1020965 【手に持つと腰回りがしっかりし、立ち姿が良いアドールボーイ系】
 
 ところで、表題の件です。北海道の大橋鳩舎は、皆さんから通称「デカ橋さん」と呼ばれてます。私は未だお目にかかってませんが、東京にご出張の際でも、いつか高崎駅前「どんどん」で一杯飲み鳩談義することになってます。
 
 というのは、レース鳩掲示板で彼と知り合いになり、親しくしていただいたことから私は当舎作「稚内モザイク号」直仔М♀【カッキーチェ・・・命名はデカ橋さん】をお送りしたところ、彼の方から1羽の鳩B♂が送られてきました。
 
 その鳩【25174】はデカ橋鳩舎基礎鳩であるスケルケンス作「アドールボーイ」自身に「ハイレスカ」交配による鳩です。大橋鳩舎作「ハイレスカ」はシルバーエクセレントピジョン賞を受賞し、「アドールボーイ」の孫であることから、送られたBは近親です。
 
 当舎では、大橋鳩舎作「アドールボーイ直仔」B♂を今春は「稚内モザイク号×デヨング系BCW」交配による当舎作では鳩質が良い「白いモザイク」♀と交配したところ、写真上の雛が誕生してます。未だ生後20日ほどでも、巣房にいて威厳を感じさせます。今回は写真を撮るので止まり木に止まらせました。堂々としてます。
 
P1040777【当舎作翔・稚内モザイク号】
 
 ところで、雛作出における管理面で、私が配慮してることの一つは飲水が「冷たいこと」です。ご存じのとおり、鳩の体温は人間より5°高温で41°~42°であり、飲水が生ぬるい状態であってはならず、冷たい水が状態を良くします。特にこれから夏にかけては作出時に限らず、レース鳩には冷たい水を与えることが基本と考えます。
 
 このためには「鳩舎の外壁と内壁の間に断熱材を入れたり」、換気は特に東西によく流れるように涼しい室内環境づくり、そして、「飲水は冷たく」が良い状態の維持に大切と考えられます。夏場、私は鳩舎に入ったら水を交換してやります。
 
 雛を育てる上で、腰回りなどしっかりした鳩体に育てるには「巣房の中に餌があること」がポイントで、内容は小粒で栄養価が高いサフラワー、麻の実、菜種、豆類などです。巣房の中に餌があると、雛のできが断然違ってきます。また、雛が早くから啄ばみ始めます。
 
 最初に記述したデカ橋鳩舎のアドールボーイ系雛のモザイクは貴重です。しっかり舎外をつけます。
 
 

« 胃の内視鏡検査結果にホッとする・・・5年ぶり | トップページ | アクセス100万件・・・第二の人生は脳を刺激 »

レース鳩」カテゴリの記事

レース鳩の交配」カテゴリの記事

コメント

春レースが終わって、出張に出ていましたので掲示板を見忘れていませんでした。
お返事が遅くなって申し訳ありません。
アドールボーイ直仔×稚内モザイク娘の仔、良い鳩ですね。
アドールボーイは今年も作出できていますが、脚環03年(オールド環04年)生まれなので、いつ作出できなくなるか分かりません。
今年のヒナでデキの良い鳩を種鳩にしょうと思ってます。
私も作出している時は、巣箱に付け餌(小粒)をしています。ヒナにもいいですが、親にも良いと思っています。

カッキーチェは、元気で良いヒナを作出してくれています。今後とも宜しくお願いいたします!

デカ橋さんへ…群馬県高崎市生まれの「カッキーチェ」飼育を有難うございます。私の方は今年、作出した中では写真の雛が手持ちから判断して断トツに良いです。成長を楽しみにしてます。
私は生活に変化はありませんが、健康第一に少しだけ夢を見ながら前進です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 胃の内視鏡検査結果にホッとする・・・5年ぶり | トップページ | アクセス100万件・・・第二の人生は脳を刺激 »

カテゴリー