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2017年6月22日 (木)

ピアノの音色を包む漆喰壁とカリンの床

P1030059【旧バクの室内に似てるピアノの部屋】

 今住んでる家屋は21世紀と共に建設し、特に拘ったのがピアノの部屋の壁と天井、そして床の素材です。折角,練習して弾いてもホールと同様、反響が芳しくなければ豊かなピアノの音色は生まれないと思ったからです。音楽は奏でる場所そのものが楽器の一部になると思います。このことは特に声楽家にとっては大切な要素と考えます。
 
 下の写真で見やすいですが、天井はアーチ型をし、素材はすべて漆喰です。周囲の壁も漆喰にしたことから最近の建物としては珍しいでしょう。建設中、果たしてピアノがよい響きになるか心配しましたが、流石、請負主である経験豊富な大工さんにより、響きは良いと感じてます。
 
 私はここでソプラノサックスも吹きます。演奏は上手くないですが、まあまあ気に入った響きに聞こえるので、やはり演奏する部屋の内壁は重要です。こんなことから今ではこの18畳の部屋は音楽を奏でる上で気に入ってます。
P1030061【天井のアーチが見える】
 
 一方、床はかなり硬い中国製カリン材を敷き詰めてます。これも音の反響にプラスしてるようです。窓はペアガラスを二重にしてあるので、外部との音の遮断は四重です。このため、プロの楽器演奏家が練習しても大丈夫ですが、私が使うのでは折角の部屋が物足りないと感じてるでしょう。
 
P1030066【床は硬いカリン材】
 
 ところで、以前は半年に一回ほど「ピアノによるホームコンサート」を開いてました。ブログでも予定を発表したことで、ブログをご覧になって聴きに来られた方もいました。その後、8年ほど行ってません。今後、生活としての環境が整ったら再開したいです。しかし、それにはかなりの時間を割いて練習に明け暮れなくてはなりません。精神力と体力が心配です。
 
 音楽とは、聴く人にとって音を聴いて「ホッとする音色」こそ演奏家が養うべき感性と思います。作品は作曲者の創造でも、現実の音質は演奏家の創造です。「音色に豊かさと深みがある」ことに傾注し、その響きが鑑賞者の心奥に触れることではないでしょうか。
 
P1030064 【小生が生涯をかけて取組むテンペストの第1主題と第2主題】
 
 現在はピアノ練習に時間がたくさんあり物理的な障害はなくとも、毎日一定の時間「テンペスト」などに取り組むには一人暮らしは精神的に欠けるものがあります。こんなことから、今のところホームコンサートの実施はすぐにはできません。しかし、未来に夢を持ち、聴いて下さる人たちの前で「テンペスト」を奏でる日が来ることを望んでます。
 
P1030058【インド象やインド絵画と共にあるピアノの部屋】
 
 高齢者の仲間になりつつある現在、両手の指をそれぞれ独立させて弾くピアノは脳の活動と身体の動きにプラスになると思います。現在の家庭環境に負けず、精神的に強い人間になりたい。
 

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