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2017年6月29日 (木)

カミキリムシに蝕まれても蕾をつけるサルスベリ Crape mytrle was undermined by a longhorned beetle, but has buds

P1030086【地上から10㎝の所に掘られた穴】・・・拡大してください。

 7月初旬から10月初旬まで約100日間にわたり開花を続けるサルスベリを楽しみに毎日,水遣りしてます。購入した4年前に比較し、枝ぶりは東西直径5メートルにも成長し、紅い花弁は年々濃くなりつつあります。
 
 ところが、この期待を裏切るかの如く、2日前の朝、根元を見て驚くと共に落胆してしまいました。それは誰か人間がドリルで穴をあけたのではないかと思うほど大きな丸い穴が掘られてるのです。大切に育ててるサルスベリであることから一体何事が起こったのかと冷静ではいられない心境です。直径8mmから1㎝の大きさで人の小指が入るほどです。穴は深そうで、根元に屑が落ちてます。
 
P1030092【サルスベリの梢に近い枝】
 
 このまま処置しなければ朽ちてしまうと判断した私は、すぐに処方しました。穴があいてるままでは内部に雨水が入り、腐ると考え、すぐに木工用ボンドを出口まで注ぎこみ、その後、穴と同じ太さの枝の一部を切り取って穴に差し込み、これ以上入らない奥まで金槌で叩き入れました。
 
 何故この穴が開いたか調べたところ、今までに体験したことのないことが起こったらしいのです。それは子供のころ見たことがある「カミキリムシ」=long-horned beetleの仕業と思いつきました。しかし、前述の通り、人間にドリルで開けられた程の大きさなので、こんなことが本当に起こるだろうかと疑うほど狼狽です。
 
F0073398_21534740【カミキリムシ】・・・図鑑より
 
 調べてみると、日本には多種のカミキリムシが生息するので今回の犯人が写真のものかどうかは特定できませんが、写真のカミキリムシは子供の頃、何度か見たことがあります。
 
 一方、藤の幹にも近年、同じような穴があいてるのを発見しましたが、中に虫殺しの薬を入れただけです。しかし、その後、毎年良く咲いてるのでこちらは大丈夫です。
 
 サルスベリがカミキリムシにやられることは防御の手立てがないけれど私は考えました。どんな不利が降りかかろうと、それに勝る栄養を施すことで乗越えられるのではないかということです。そのためには幹がもっと太くなるよう、いっそう水遣りを徹底し、サルスベリの体力を増強する考えです。
 
P1030102【根元に水か溜まりやすいクレーター】
 
 ご覧のような水たまりに毎日、朝夕2回、井戸水で施してます。水は20分ほどで浸み込みます。特別な植物を除いて水をやり過ぎることはなく、多くの植物は生き返り、見る見る成長することは西洋シャクナゲなどで体験してます。果たして、大きなサルスベリはカミキリムシの餌食にならず、今夏も見事な開花を見せるでしょうか。開花が待ち遠しいです。
 
P1040006【写真は以前に撮影】
 
 実は今年はこの写真より一回り成長してます。樹齢7~8年と若いと考えられることから、我が家のシンボルツリーになりつつあります。その点からもカミキリムシや、小さい赤蟻にく蝕まれぬよう、常に樹皮を点検し、何か起こったら直ちに処置する心構えが肝心と思います。
 
 ところで、先般記事にしました「根と根が地中で戦う」root competitionにより、やられた西洋シャクナゲが相手の根を切り取ったことで、すこぶる元気になっています。それは葉の勢いで分かります。こちらは来春からずっと見事な開花を見せそうです。
 
P1020851 【元気を取り戻した西洋シャクナゲ】
 
 植物は私たち人間にどれほど貢献してるか計りしれません。季節になれば開花し、それ以外の期間は青々した葉を見せ、年間を通じて樹形を味わわせ、心に平穏を与えてくれます。
 
 なかんずく、植物は光合成=photosynthesisによって酸素を生じ、これにより私たちは生きていられることを平素忘れがちです。これからも多くの植物に水を与えつつ、一人暮らしの寂しさはあっても、植物の開花やピアノ演奏を通じ、未来へ希望を持ち続け、高齢になると陥りやすいマイナス思考=negative thinkingとは縁のない生活でありたい。
 

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サルスベリの育て方」カテゴリの記事

コメント

拙宅では以前桃の木が2本、カミキリムシに食い荒らされました。木のくずが根本に落ちていることが最初の兆候でしたが、虫そのものはなかなか確認できませんでした。穴の中の虫を除去するより対処しようがないと思います。サルスベリは固くて丈夫な木なので梅や桃、桜のように食い荒らされぼろぼろになる可能性は少ないと思いますが、処置は早いに越したことは無いでしょう。私が住んでいるシドニーでは最近地方自治体が街路樹としてサルスベリの木を植えております。成長が早く、また大きく剪定しても直ぐに新芽がつき管理し易いためのようです。以前街路樹としてトレンドだったジャカランダ(南ア原産)の木は根が強く歩道のコンクリートや家屋にダメージを与えるため最近では新しい街路樹をサルスベリに代えるところが多いようです。

投稿: 逍遥 | 2017年6月29日 (木) 13時50分

逍遥様・・・コメントに感謝いたします。数年前、前橋市農協で手に入れましたサルスベリで当時、枝ぶりが気に入ってましたが、成長したら枝はバランスよく伸び、今では特に東西に数メートルの広がりを見せています。
今回、穴がとても大きいことからカミキリムシにやられたと推測し、心配しましたが、仰せの通り、サルスベリは大きく剪定しても新芽が出てくる性質を持つことから、また樹勢は良いので、私のサルスベリもこれに負けずに今夏はよく開花してくれることを願ってます。いよいよ7月となります。日本は暑くなりますが、植物も人間も健康に過ごしたいと思います。
ところで、南半球でよく見られる全天2位の明るさを持つ1等星カノープスについて何か情報がありましたらお知らせください。良く見える時期はおそらくシドニーの夏だと想われます。宜しくお願い致します。

投稿: カッキー | 2017年6月30日 (金) 06時17分

フェイスブックの方に拙宅のシャクナゲを時々写真で送りたいのですが、友達承認いただけますでしょうか。自分のフェイスブックは閑古鳥で恐縮ですが、逍遥でメッセージつけて送りますので差支えなければお願いします。今後星座の方も勉強しようかと思います。

投稿: 逍遥 | 2017年7月 2日 (日) 17時11分

逍遥さま・・・フェイスブック承認させていただきます。Hirowaka Kakinumaです。シャクナゲ楽しみにしています。ところで、シドニーから友達申請が届いてます。Kanameさんでしょうか。

投稿: カッキー | 2017年7月 2日 (日) 17時32分

フェイスブックで写真を1枚送信しましたので確認ください。今後ブログとフェイスブック、両方でお邪魔するかと思います、よろしくお願いします。

投稿: 逍遥 | 2017年7月 3日 (月) 18時04分

シャクナゲの写真拝見しました。アクセスお待ちしています。

投稿: カッキー | 2017年7月 3日 (月) 18時44分

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