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2017年8月

2017年8月31日 (木)

御巣鷹山でレース鳩を放し、520名の冥福を祈る

P1000991_2 【御巣鷹の尾根で鳩を休ませる】
 
 群馬県上野村に位置する御巣鷹山の尾根は32年前、日航機が墜落した所です。私は群馬県高崎市に住んでることから今まで3回登り、お線香を手向けました。4回目として登った今回はレース鳩を11羽連れて登り、昇魂之碑の前で520名の御霊のご冥福を祈り午前10時に放鳩しました。
 
 この日は朝6時30分に家を出発し、レース鳩を積んだ車は高崎市~富岡市~下仁田町~南牧村~湯の沢トンネル~上野村~御巣鷹山へのコースを辿りました。
 
 以前は地理的に近くても険しい山岳に阻まれ、往来ができない地元では、近年、この湯の沢トンネルが開通したことで、上野村と南牧村や下仁田町が時間的に近くなり、地元では先人たちからの悲願が達成し、物流往来が盛んになった大動脈です。
 
P1000975【上野村と南牧村を結ぶ全長約4000メートルの湯の沢トンネル】
 
 トンネル内は南牧方面が低く、上野村方面が一方的に高くなってる傾斜の連続であり、4分ほどで一気に上野村の高い地点へ到達し、以前のように鬼石~万場経由に比較すると夢のようです。群馬県内では谷川岳の下を通過する関越自動車道トンネルに次ぐ長さではないでしょうか。
 
 いよいよ車は自然豊かな上野村を走り、これからが登りの本番です。上野村の住宅街から20Kmも奥地で、しかも高地に位置する御巣鷹の尾根をめざします。
 
P1000977
 
 この界隈は山また山の山岳道路で多くのトンネルがあります。中にはループ式で高い地点に登るトンネルがあり、トンネル内はカーブの連続です。トンネルを出るとまたトンネルです。途中、水力発電の上野ダムが目に入りました。
P1000998_2
 
 トンネルを出ると今度は曲がりくねった狭い道の連続であり、渓谷に沿って急峻な坂道を登り、車のエンジン音は一層高なり、上野村の住宅街から遠く離れた奥地・御巣鷹山の駐車場にやっと着きました。家を出で2時間です。
 
 近年、道が整備され、私が最初に来たときより奥まで車で行けるようになり、小型のバスでも駐車できるようになりました。しかし、最後の急峻は自分の足で歩かなくてはなりません。
 
P1000981【登山道入り口】
 
 鳩を休ませてから標高差180mの山道を籠を持って登ります。鳩が入ってる籠の重さは15Kgほどあり、片手に持って登ります。半世紀以上レース鳩を飼育してても、こんなことは初めてです。急峻な山道は10歩歩いては一休みの連続で、空気の薄い標高1400m付近では、呼吸が苦しく、せせらぎだけの静寂な一本道を昇魂之碑をめざします。
 
P1000985 【登山道は整備されてる】
 
 せせらぎの水を鳩に与えましたが、飛翔してないので飲もうとしません。いつかは着くと自分に言い聞かせながらの一歩一歩です。やっとのことで歌手・坂本九さんが眠る近くまで辿り着きました。
 
 近くに水道水が飲み水として備えてあり、ここで暫く休憩です。鳩たちも揺れる籠の中でどこまで行くのだろうという顔をしてます。そして、ついに到着した高天原のような標高1539mの昇魂之碑の広場です。
 
P1000995 【管理人として有名な黒沢さん(左)と小生】
 
 事故以来、32年間、週5日は登って来てるとの黒沢さんに偶然お会いし、先日の8月12日にもテレビで拝見したお方です。彼曰く「長いことここで整備をしてるが、鳩を持ってきた人はあなたが初めてです。」との言葉に重かった鳩運搬の疲れもどこかに消えました。
 
 何と彼は私と同い年とのことで、親しみが湧き、暫くの間、レース鳩について私にいろいろ質問されました。鳩の脚には私の氏名と電話番号が嵌ってることや、雛から育てて訓練し、東北地方や北海道から飛ばすことに驚かれました。
 
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 いよいよ10時になり、一斉に放しました。鳩の羽音と飛び立つ勢いの凄さは、あっという間のことで黒沢さんもかなり驚かれた様子です。11羽は一度旋回しただけで東の空へ消えて行ききました。
 
 鳩たちは直線距離50Kmある高崎市で鳩舎を構えるPersimmon Marsh Loftをめざし、自ら空中で方向判定しつつ古巣へ向かいます。険しい山岳地帯なので直線的に飛ばず、多少大回りして飛びやすい所を選びながら鳩舎をめざします。
 
P1020306【鳩がめざす高崎市にあるPersimmon Marsh loft】 
 
 その後、私は暫く御巣鷹山の空や青々した自然を眺めて寛ぎ、いよいよ下山です。帰路は下り坂なので空籠を持って一度も休憩せず、一気に下山です。途中、東京から20名ほどの若い女性グループとすれ違い、珍しそうに籠を見てるので「昇魂之碑」で鳩を飛ばしましたと伝えました。
 
 ところで、鳩飼育はレースとして競争も楽しいことですが、以前に鳩を通じて行なった日中友好と同様、今回は日航機墜落で尊い命を無念にも落とされた520名の御魂のご冥福を祈ることができました。これも平和のシンボルであるレース鳩飼育の冥利です。
 
 世の中、ミサイルの日本上空通過で物騒な時代です。子々孫々のため、今を生きる大人の知恵で事故や戦争を未然に回避しなくてはなりません。
 
【追伸・・・御巣鷹山から放したレース鳩はすべて帰還しました。】
 

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2017年8月28日 (月)

今宵が本来の七夕・・・本日は旧暦七月七日です

Photo【夏の大三角】・・・Enlarge the photo please!

 八月下旬の夜八時から九時にかけ、夏の大三角にある織姫星がほぼ頭上に来てます。織姫星とは、こと座の一等星ベガです。このため七夕のことを英語でVega festivalといい、織姫星の位置は赤緯+38°47′にあり、日本ではちょうど仙台市の頭上を通過します。このため仙台市では七夕に力を入れてるのでしょう。
 
 一方、夏の大三角では天の川を跨いで対岸にある彦星【牽牛星】は、わし座のアルタイルという一等星で日本から見て遥か南に輝きます。この星の位置は赤緯+8°52′なので、フィリピンのミンダナオ島上空からスリランカ頭上を通過します。
 
 この他、夏の大三角には白鳥座のデネブという星があり、この三つの一等星で大きな三角形を成します。デネブは七夕とは直接関係がありませんが、真夏から初秋にかけ日本のほぼ頭上に大きく羽ばたく白鳥座の頭に相当する一等星です。デネブの位置は赤緯45°で日本の最北端・稚内市の頭上を一日一回通過します。
 
 これら大三角を成す三つの星は日本では夏を代表する星で位置的に見つけやすく、季節が逆のニュージーランドやオーストラリアでも、かなり北であっても日本と同時にこの星たちを見ることができます。
 
 同様に、経度の相違が60°以内であれば、例えば中央アジア諸国や、チベット、モンゴル、インドなどでは、その国にいる人と日本にいる人が同時に夏の大三角を見ることができます。もし、これが男女間であれば異国にいながら同時に同じ星を見ることになり、大変ロマンチックなことです。
 
Photo_3【月齢七・・・本日8月28日の月の形】
 
 一方、地球から約38万Kmの距離を保ちつつ、北極星側から見て地球の周りを反時計回りに約1ヶ月かかって公転する月は、太陽の周りを公転してる地球【公転速度約29㎞】の外側に出たときスピードを増し、地球から見て表面に太陽光があたる面積が広くなります。反対に地球より内側にあるときはスピードが減速し、太陽光が当たる面積は地球から見て少なくなります。
 
 これを元にした暦が大昔より明治五年まで使われてた太陽太陰暦で、日にちと月の形が一致します。つまり、新月は1日で、三ヶ月が出れば3日、満月ならば15日です。このため七日目の月であれば7日です。
 
 この七日目の月こそ地球の自転により、西に傾けば傾くほどお椀の舟の形になり、彦星が織姫星に会うため天の川を渡る舟になります。この光景は1年に一度だけでの貴重な晩のみであり、彦星、織姫星、そして7ヶ目の月による三者は立秋が過ぎた夜空をキャンパスとし、理想的な配置に並びます。
 
 ところで、この三者は地上から見るとロマンチックに見えても、実際は考えられないほど遠方にあります。ベガは25光年、アルタイルは16光年、月については前述の通り、地球を9回半転がした距離に等しい約38万㎞という二つの星とは比較にならない近くにあります。
 
 源氏物語にも登場する七夕の光景を、1000年経過した平成の現代になっても変わらぬ庶民の願いを叶えるかの如く存在する機織り名人織姫星~天の川~牛使いの若者・彦星~月齢7の月を、太陽暦8月28日【2017年の場合】の晩に虫の音に囲まれつつ地上より眺め、混迷した現代の国際情勢から一時的にでも逃れ、大宇宙のロマンに浸りたものです。大陸間弾道ミサイルなど絶対に飛んで来てはなりません。人類の知恵で止めさせましょう。
 

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2017年8月24日 (木)

地球から見た太陽は「しし座」の中に・・・処暑

自動代替テキストはありません。

【しし座】・・・ウィキぺディアより転記

 半年前の2月23日の午前0時に南中する星座は「しし座」です。このとき太陽~地球~しし座と並び、半年経過した8月23日頃の処暑では地球~太陽~しし座と並んでます。現在、太陽を見たら眩しくて見えなくとも、その背景は「しし座」であると認識したいものです。
 
 黄道十二星座の一つである「しし座」は春の星座として馴染み深く、他の星座より、名称とライオンの形がよく一致し、特徴ある姿です。おそらく2000年以上、昔の古代バビロニア人が命名したと考えられます。しかも、地球の自転に因り、東から昇るとき頭が上になり、南にあっては図のようにあり、西に沈む時は頭を下げるユーモラスな動きをします。
 
 「しし座」という名称は「しし座流星群」でお馴染みです。毎年11月17日~19日にかけて見られる流星群で通常18日未明が極大です。これは公転してる地球が流星群に近づくことにより起こる現象で、昔からずっと繰り返されてきたと考えられます。2017年11月18日未明は運良く月齢1、つまり新月となることから「しし座流星群」を眺める絶好のチャンスとなりそうです。
 
 この現象は「しし座流星群」という名であっても黄道十二星座の「しし座」とは直接に関係なく、私たちの地球から見ると流星が出てくる放射点が「しし座」方向にあるということで、「しし座」から流星が来るわけではありません。
 
 一方、「しし座」ではレグルスという名の一等星が有名であり、それは太陽が通過する道である黄道上にあることも大きな特徴です。同様なことは「おとめ座」にある「スピカ」という一等星です。レグルスは時に月に隠されてしまいます。
 
 レグルスは全天で21個ある一等星の中でも、あまり明るくない一等星であることから、明るさで有名なシリウス【除夜の鐘が鳴るとき真南に輝く星】や南半球でよく見え、日本でも南西諸島の宮古島などで水平線の上に見えるカノープスの光度とは雲泥の差があります。
 
 それでも、冬の巨大なダイアモンドの中で東にある「ふたご座」の少し東にあるので、これを頼りに探せば威厳を放つ「しし座」がどっかり座ってます。
 
P1030107_2【処暑に咲いてるサボテン】
 
  ところで、処暑ともなれば朝夕は涼しくなり、夜間は平地でも虫の音が盛んになり始めてます。この遠因は地球から見た太陽の場所が天空に無数にある恒星のうち、「しし座」の一等星「レグルス」近くにやって来てるからであり、地球が反時計回りで公転してることにより、太陽は恒星たちの中を刻々と東へと移動して見える一瞬です。
 
 現在の太陽の位置は前述の一等星「レグルス」近くにあり、赤経10h、黄道では150°です。赤緯ではおよそ+12°です。
 
 この一等星は現在、太陽近くにあり見えませんが、秋が深まる頃の未明に東の空に「しし座」が頭を上に昇って来るので分かります。その後、日々どんどん見やすい位置になるので、来年の1月~2月には電光の少ない位置で「しし座」を見つけ、8月下旬の処暑に太陽はあの位置にあったと再認識したいものです。
 

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2017年8月21日 (月)

三階の山小屋風の部屋を有効利用したい

P1050442【本来は計画になかった空間】

 21世紀と共に建設した家は屋根が大きいことから、二階の天井裏に広い空間ができました。これは当初の計画になく思いもよらない景色のよい部屋です。大工さんにお願いし、梁が剥き出しにし見える山小屋風にしてもらいました。天井を杉の板張りに、周囲の壁は体裁よく布張りにしてもらいました。ご覧の窓が東西に四個ついてます。
 
 このような所は中世ヨーロッパや近代アメリカではロフトと称され、当時のレース鳩飼育者はこのような言わば屋根裏部屋で鳩を飼育し、レースに参加してました。この名残で鳩舎のことを今でもロフトといい、このブログの名称もPersimmon Marsh Loftとなってます。  
 
 ここにある家具は応接セットのソファーが一組、本棚、そして昼寝用のペットが一つあります。近所の屋根より一段高く、風は東西に吹き抜け、夏季の今はクーラー使う必要はありません。冬季は一階と二階の温まった空気が上昇して来るので、寒くなく、年間を通じてこの部屋を有効利用したいと考えても今までは殆ど行くことはありませんでした。
 
 ところで、昨晩は隣町の岩鼻が花火大会だったので、隣家の親と子供さんを呼んでここから花火見物になり、平素、静寂な我が家は賑やかな子供の声に包まれました。未来が無限ある元気な子供たちの動きと歓声ほど希望が感じられるものはありません。内心、現在の一人暮らしこそ不自然であることを再確認することになりました。
 
P1010493【二階から三階への急階段】
 
 当初は梯子で昇ることを考えましたが、長い間には足を踏み外す可能性があり、小幅の階段を作りつけにしてもらいました。手すりに掴まれば危険はありません。ただ傾斜が急なので登山用語である三点確保が転落防止のポイントです。
 
 実は、ここにはレース鳩を高く飛ばしたり、長時間飛ばす黒旗があります。これは競馬の騎手が使う鞭の役目です。この旗を掲げるとレース鳩はこれを一瞬、嫌いなカラスと勘違いするらしく、鳩舎に戻ることをやめ、高崎市街地の上空など近隣の町まで飛び去り、一時間すると帰還することから、そのときに旗を降ろします。下ろしたらすぐに餌という一連の鳩との約束がレース鳩飼育のポイントです。
 
P1000367 【通る人から何の旗ですかとよく訊かれる】
 
 三階の部屋の床は木製フローリングであり、所々に大屋根を支える柱がありますが、東側は10畳ほどの生活空間が可能です。今までは昨晩のように花火を見たり、1月1日は初日の出を眺めたり、新築当初は昼寝の場所でした。
 
Photo 【初日の出は自宅で見える】
 
 ところで、今後ここを有効利用したいと考えてます。少子高齢化時代にあって私は年々、年を重ねつつあり、物事に集中できる静かな部屋の特徴を生かし、脳の活性化に使えば一つのsenile dementia対策になるでしょう。毎日、励行すれば何事もプラス思考になる人間になれるかもしれません。
 
 時々は知り合いを呼んで赤城山や榛名山、浅間山など遠方の山々の景色を望みつつ、歓談を行えば生活に変化が生じ、脳に刺激と栄養を与えられそうです。なかんずく、一杯を共にすれば正に高山の山小屋にいる錯覚に陥るでしょう。
 
 要は平素の生活として使用するのが基本であり、当面、ここでの集中は読書とし、亀井勝一郎の著作などを通し、現代の混乱を生き抜くにはどういう精神能力が必要か思索したい。
 

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2017年8月17日 (木)

群馬のスペルはGummaに・Tokyo Olympicを控え

Howrahbridge【20代に日本人学校勤務のため滞在してたカルカッタにあるHowrah Bridgeは川幅700mのガンジス川を橋桁なしで跨ぐ】

 私たち日本人は小学校でローマ字に慣れ親しんだことから、成績優秀であった人ほど、この副作用が表れ、後の英語学習に大きなマイナスとなり、成人しても英文をローマ字的に読んでしまう習慣が抜けないものです。
 
 例えば、driver's license【自動車免許証】のlicenseをライセンスと読んでしまいがちです。これなどは子音の後に母音をつけて発音する日本語特有の習慣です。licenseの正しい発音は【laisns】です。aにアクセントをつけ最後は息の音だけで【スンス】に近いです。
 
 同様のことはたくさんあり、例えば重要なという意味のimportantでは最後をtantと発音しがちですが、正しくはtntであり、一般的に長い英単語の綴りの最後の発音は子音だけのことが多いです。guidance【案内】の最後はダンスでなくdnsであり、簡単な単語では庭を意味するgardenの発音はガーデンでなく、最後はdnです。
 
Photo
 
 一方、これは群馬県が設置した前橋市にある標識です。先ずあってはならないことにスペルミスが公になってます。県立のという意味の綴りが間違ってます。正しくはprefecturalですから【r】が抜けてます。おそらく校正の段階で漢字には注意を払っても、英文表記にはあまり力を入れなかったか、あるいは英語の専門家が目を通さなかったのでしょう。英語圏出身の方が見たらとんでもない公的標識と思うでしょう。2020年東京オリンピック・パラリンピックを3年後に控え、早急に修正すべきです。
 
 ところで、今回のテーマはもっと大きなことです。それは上の標識にもあるように群馬を表わす英文表記です。群馬県庁の入り口をはじめ、多くの場所で表記されてるスペルの殆どがGunmaです。これは前述の通り、ローマ字に慣れ親しんだ人が【ん=n】と単純に考え、Gunmaにした結果と想われます。外国人が見たら、一瞬、群馬県は非常に危険な所と感じるようです。
 
E3091141791c0f61be9003b64ef12445【GUNMAをGUMMAにしたい。拡大してご覧ください】
 
 それは英語でgunmanと言えば、殺し屋、あるいはテロリストを意味する言葉だからです。今まで何気なく使用してたGunmaのスペルは直感的にこの悪い意味を連想させるものであり、とても不適切です。オリンピックまでに群馬県庁の正門をはじめ群馬を表記する英文はGummaに変更すべきです。
 
 因みに今でも使用されてるGunmaのスペルでは、英音はガヌマ、あるいはギュヌマに近く、guはグとは読まないです。一方、私たち日本人がグンマと発音するとき「ン」は既に両唇が完全に閉じmの状態になってます。発音と綴りの関係からも群馬を表わす英文表記はGummaです。
 
P1000936
 
 ところで、私の知る範囲で群馬の英文表記をGummaとしてるのは群馬ロイヤルホテルの入口です。さすが群馬県を代表する国際的なホテルと言えます。私はここへ行くたびに感心してます。2020東京オリンピック・バラリンピックでは練習会場として群馬県に多くの外国人選手や外国人観光客が来県します。
 
 しかしながら、Gummaとしてもグンマと読み難く、外国人にはギュンマまたはガンマと読まれがちです。私は群馬の最も正確なスペルはGoommaではないかと思います。しかし、実際に受け入れられやすいのはGummaであることから、2020年までにぜひ変更してもらいたいです。
 

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2017年8月14日 (月)

こんなにおもしろいことがあるのかと思う体験こそ anti-senile dementiaの基本

P1000124【赤城山・黒檜山を北から見る・・角度を変えるとその光景に驚く・拡大してください】

 年々というより、今や日々増え続ける高齢者の日本です。女性の平均寿命86.99才、男性は80.75才、(2017厚労省)で、一方、第1回の調査(明治24~31年)では女性44.3才、男性42.8才とのことで、およそ100年間で人生の長さは2倍に伸びてます。今後も平均寿命は延び、2060年には女性90才、男性84才と予想されてます。
 
 ところで、仕事や子育て、そして親の介護に専念してきた現役時代と異なる第二の人生では、有り余る自らの時間を何に使って生きていくかが大きな課題です。また、誰でも生きてれば、いつかは必ずやってくる「一人暮らし」です。あるいはこの時こそ、何を目標に日々生きるかは生活の核心になります。
 
 ところが、学生時代はカリキュラム(教育課程)があり、何をどれだけの時間を費やし勉強すべきか、文科省で決められ、それに沿って各学校では勉強すべき内容と時間が設定されてました。その後、会社に入ってからは就業目標や指針に沿って、やるべきことが明確に示され、自らの目標や行動が決定され、予想を超えた就業時間もありました。
 
P1000923【私のウォーキングコースを子供目線で撮影】
 
 日本の65才以上は3461万人で、総人口に対する割合は27.3%であり、女性の場合は30%を超えてます。(2016総務省)
 
 今や、日本人の3人に一人が高齢者であり、高齢者は今までのようなカリキュラム(生活内容と時間が決められてること)が設定されてなく、自らカリキュラムを創り出さなくては、心身ともに衰退し続け、その行く手はついにsenile-dementiaに向かって行く傾向と考えられます。
 
 哲学者・物理学者パスカルの「人間は考える葦である」という教えほど第二の人生の必須科目を示唆してるものはないでしょう。人間は自然の中では弱い生き物である一方、考えることによってのみ宇宙をも超える可能性を持ち、人間の自然における劣勢に対し、思惟における人間の優勢が強調されてます。
 
P1030177【べスロック塀の上の石は何のためでしょう。考えましょう。】
 
 私たちの生命は肉体と脳によって存在します。肉体を鍛えなくては筋肉と骨が減少する運命にあり、その結果は身体の多くの臓器に不具合が見られるようになり、同様に、日々変化なく、何のリスクも感じず、のほほんとしていては脳は次第に考える力が衰退するでしょう。
 
 私は未だ後期高齢者ではありませんが、やがて仲間入りします。後期高齢者という言葉はお役人にとって業務上便利な言葉ですが、私たちが目指すべきは「高貴な精神を持つ高齢者」です。
 
 そのためには、日々、家の中にのみ居ず、積極的に地域に出掛けたり、六〇の手習い、七〇の手習い、八〇の手習いは大いに勧められることで、自ら新たなことへの挑戦ほど脳に大きな刺激を与えることはありません。
 
Image result for ギター画像 
 今まで体験したことのない新たな事象や、特に、芸術の分野で深い感銘により「心を揺さぶられる」ことは脳に大きな栄養を与えると考えられます。
 
P1000931【本日、国際宇宙ステーションから送られてきたナイル川の映像に驚く】
 
 年齢を重ねても「人生には、こんなに面白いことがあるのか」「世の中にはこんな素晴らしい人がいるのかと目覚める新たな邂逅」は脳活動が非常に活発になり、この体験が第二の人生を生きる「喜びの中核」につながるでしょう。
 
 そのための鉄則は、第二の人生では「してもらうことを期待しないこと」です。期待すると不満や愚痴が生じます。前述の通り、年を重ねたら自律と自立の強い心意気です。
注:anti-senile dementia=老人性認知症を防ぐこと  
 

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2017年8月10日 (木)

気高い校歌に深く感銘・・高校野球甲子園大会

Hanshin_koshien_stadium1a

 今日は夏の全国高校野球甲子園大会第一試合をテレビで見ました。千葉県代表・木更津総合VS石川県代表・航空石川の試合です。前半戦は木更津が優勢のうちに9回を迎えたところ、航空石川がツーアウトから猛攻となり一挙4点を獲得し、航空石川が6-5で見事な逆転勝利になりました。諦めなければ勝利の女神が舞い降りることを実感です。
 
 勝利と共に整列した航空ナインは、放送で流れる校歌を聴きつつ歌いつつ、どれ程か母校の勝利に誇らしさを感じたことでしょう。
 
 一方、地方大会では放送用校歌は各校で用意するようですが、甲子園の全国大会での校歌演奏は日本高校野球連盟で制作したためでしょう。さすがに、どの学校の校歌を聴いても、誠に気高く、歌詞と共に旋律に格調高い芸術性が感じ取れ、高校野球を見る大きな楽しみの一つです。
 
 これは一つに日本高野連が高校野球を単に勝負のみに拘る一つのスポーツと捉えず、総合教育の場として、例えば開会式の内容を充実させ、特に国歌における声楽の力量は非常に崇高さが漂います。夏の大会は合唱ですが、春の選抜大会では高校声楽コンクール全国第一位の生徒が独唱です。
 
 これを聴いて日本の国歌について改めて、その美しさと気高さ、更に芸術性を再確認する方が多いのではないでしょうか。私たちは日本国民でありながら、日本国歌の芸術性ある声楽演奏に、あまり触れる機会がないのが現状でしょう。
 Photo【群馬県大会・・・私が勤務してた県立前橋高の応援風景】
 
 ところで、甲子園大会では勝利したときのみならず、2回の表に両校の校歌が流れます。この校歌を聴いて、我が校の校歌はこんなに素晴らしい音楽であったのかと改めて感じる生徒はもちろん、全国に散らばってる卒業生が多いのではないでしょうか。
 
 これは校歌の作品としての素晴らしさはもちろんですが、実はプロの男性声楽家による本格的な発声による歌声だからです。本格的発声で歌えば、校歌は歌詞・旋律ともに一段と尊厳を持つ立派な校歌になるものです。作品もさることながら正しい発声法が校歌を更に気高くします。
 
P1000907【高崎商業は私の勤務時代に2回出場】
 
 野球から離れても、各学校では始業式・終業式で校歌を歌う式次第です。学校によっては、生徒が余り声を出さない場合があり、これらは一度、プロの声楽家が歌う校歌を聴かせてみることで、改めて母校の校歌の素晴らしさを認識すれば、生徒の歌い方が変わる可能性があります。校歌とは素晴らしさを感じないうちは大きな声で歌えないものです。
 
 いつかは拙いブログに書こうと思っていた高校野球甲子園大会の校歌の素晴らしさです。どの学校の校歌を聴いても、誠に芸術性に優れ、感銘ものです。これは一重に声楽家の力量よるものが多いと思います。私たちはマイクなしで響き渡る正しい発声法を今からでも身につけたいものです。 
 

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2017年8月 7日 (月)

日本語で書いたブログが英語の音声で聴ける The weblog written in Japanese can be heard in English voice

3517【カルデラ湖・・・群馬県榛名湖】

 写真は車で1時間ほどの榛名湖です。水面の標高は1084m、典型的なコニーデは榛名富士【標高1321m】です。湖畔の周囲は約6Kで、ここは時折行う私のウォーキングコースの一つです。周遊ウォーキングコースの大半は半日蔭で、気温は下界より10度ほど低く 空気はひんやりし、これから秋にかけて身体を鍛えるには理想的な環境です。
 
 ところで、本日8月7日は立秋です。地方によっては通称、月遅れの七夕の風習があります。立秋は暦の上では秋の初日であっても平地では依然として猛暑の日々です。2週間後に来る処暑となれば朝夕は次第に涼しくなり、谷川岳など山岳地帯ではすでに本格的な秋の佇まいになります。
 
P1030882【立秋に咲くびっくり草】
 
 立秋は地球から見える太陽の位置で決められてます。具体的には春分の日の太陽を基準とし、このとき太陽の位置は赤経0h、赤緯±0°にあり、赤経は二十四節気と共に1hずつ増えます。本日の立秋は9hの位置に達してます。1hは15°であり、度数でいえば春分点から135°東へ移動してます。逆に星座は135°西へ移動してます。
 
 大暑のときの太陽は「ふたご座」の少し東にありましたが、立秋になると太陽は隣の「かに座」に到達し、天体は刻々と秋に向かってます。地上は太陽の位置とずれ夏至を過ぎても冷め難く、冬至を過ぎても温まり難いことから、立秋でも気温は依然として高く、同様に、立春では依然として寒いです。立秋後は台風の襲来などにより気温は次第に低くなります。
 
 一方、8月7日は高崎など地方では七夕を祝います。しかし、この時季の七夕はとんでもありません。まず、本日の月齢はほぼ満月なので、こと座のベガ【織姫星】とわし座のアルタイル【彦星】は月の光に遮られ、先ず見えません。現行暦7月7日を七夕とすることはもちろん間違いで、昔の人【明治初期】はどうして、大昔の人【平安時代~江戸時代】の考えた優れた天体が織りなす絵巻に気づかなかったのでしょう。間違った仕来たりは既に140年間も続いてます。これについては友人ヒポクラテスさんによる先日、上毛新聞「ひろば」に掲載された文を参照されたい。
 
P1030902【近所で咲く三色サルスベリ】
 
 本題です。以前は、このブログはワンクリックで英文になる機能がありましたが、既に、記事数が1471で多過ぎ、自動翻訳が機能しなくなりました。このため、新たに右サイドにあるグーグル「音声付で多言語に翻訳」を使うと、簡単に英語はもちろん、ドイツ語やロシア語など多くの外国語になり、しかも、その外国語の音声が聴けるので驚愕そのものです。
 
 私は英語に翻訳したものを音声でも聴いてますが、自ら書いた日本文が即座に英語のネイティヴに近い音声で聴けるとは素晴らしい時代であり、昔のことを考えるとまるで夢のようです。
 
 翻訳方法は1、英訳したい文章をドラックし、「コピーをクリック」し、2、右サイドのグーグル「音声付で多言語に翻訳」をクリックして開き、左側に「貼り付け」ます。右側の翻訳された英文の下にあるスピーカーをクリックすると音声が聴けます。
 
 一方、気をつけるべき点があります。原文である私の日本語が、例えば日本語特有なことで主語が省略されてたり、文法的に正確でない文章のことも多く、それでも機械は機能し、無理に訳すことを承知で、この機能を使うことになります。誠に目を見張る素晴らしい機能です。しかし、正確でないことやニュアンスが異なることもあり、参考に使うべきでしょう。一方、この機能の利点は私にとってボキャブラリーに大変プラスになってます。
 
 これからは翻訳機能を生かしつつ、しかし、頼リ過ぎず、フェイスブックなど日常の「よしなしごと」を自力で英文表現する力を養いたいものです。 
 

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2017年8月 3日 (木)

ミツバチの轟音に包まれる大きなサルスベリ

P1030890【東西の幅6mに成長したサルスベリ】・・・拡大してご覧ください。車庫の屋根に登って撮影

 真夏に長く咲くことから如何にも南国を原産地と想わせ植物です。おそらく平安時代前後に中国南部から輸入し、1000年を経過し、今では日本中に広まったのではないかと思うほどあちこちに咲いてます。漢字では百日紅と書くことから、その名の通り、昔からおよそ100日間、紅く咲き続けたのでしょう。
 
 南国で夏に長く咲き続ける樹木に火炎樹があります。若き日、インド滞在中、至る所で見られ、これが咲くと40℃以上の暑いインドにマッチし、今でもその光景を忘れることはありません。
 
 ところで、家には井戸水が出ることから根元を池のようにして朝夕たっぷり水をやってます。南国原産の樹木は太陽光と多量の水で育つと考え、これだけ枝プリが広いと地下の根も相当に広がってると考え、与える水の量は普通のバケツにして10杯ほどになるでしょう。
 
P1030102 【根元に深さ10㎝ほどの池を作ってある】
 
 井戸水は蛇口を捻ればすぐに出るポンプによる汲み上げです。井戸水は使えば使うほど新鮮な水が出てくるので両親に感謝です。
 
 「親孝行したいときに親はなし」は 心底から最近はそう感じてます。私が親孝行できなかったのは両親と年齢が大分離れてたからで、また、若いときはそのような考えは起こらず、両親の年齢になってはたと気づいてることです。
 
 翻って、私には成人した娘が二人います。しかし、私は娘たちに「親孝行してほしい」とは全く思いません。現代の高齢化社会にあっての心得は、親は子に頼らず、人に何かしてもらう考えは捨てなくては幸福な第二の人生はないと考えてます。いつになっても自律と自立の精神です。
 
P1030887【玄関への庭先に咲く】
 
 以前に記述しましたが、サルスベリの寄生虫は、赤い小さな蟻です。何千何万という蟻が幹や枝の内部がトンネルのようにつながってる中で生活してます。この小さい赤い蟻は一般の黒い蟻が地中に巣を作るのとは違い、樹木の中に巣を作る習性です。幹や枝には所々に小さな穴が開いており、蟻は出入りしてます。
 
 他の家の大きなサルスベリを拝見しても、多くは蟻の穴があいてます。蟻にとっては好都合の樹木なのでしょう。いくら蝕まれてもサルスベリは育ち、開花してます。しかし、これだけ寄生してると害はあっても益はなく、樹齢と共に悪影響が出てくるでしょう。
 
 実は5月から今日までほぼ毎日、時間があれば蟻の除去が仕事です。おそらく数千匹を除去しましたが、まだまだいます。蟻の産卵はネズミ算どころではなさそうで、私一人では追いつきそうにありません。
 
P1030893
 
 このサルスベリは未だ若木なので、おそらく私が生きてる間は成長を続け、毎年、咲くでしょう。サルスベリが蟻や先日のようにカミキリムシに蝕まれても、一方、私が7月のように熱中症でダメージを受けるのと同じで、生きていくということは植物も人間も抵抗勢力があって当たり前です。如何にこれらに負けず、健康を維持するかは、対処法を考えることと実践によってのみ可能になるでしょう。
 
P1030886
 
 ところで、サルスベリの下に行くと蜜蜂の轟音です。どこからともなく来て一日中ホバリングの音をさせてます。同じ虫でも、こちらは快適な音に感じるのは人間のエゴでしょうか。
 

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