PSA検査結果が届き、恐る恐る開封する
先日、近くの黒沢病院で行われた「前立腺がん市民公開講座」を受講したところ、講師は院長先生です。100名ほどの受講者の多くは現在、前立腺がんを治療してる人が多かったように思います。それは針生検など質問が治療法に対する専門的な言葉が飛び交ったからです。
男性の死亡原因については、米国ですでに第一位であった前立腺がんですが、日本でも2015年の死亡者は98400人になり、「日本人男性の死亡原因第一位が前立腺がん」になったとの話に、私は「ドキッ」としました。
この病気はSilent killerといわれることから本人には事前に何の兆候も全く感じないもので、PSA検査=Prostate Specific Antigenの結果によってのみ知ることになります。若者より高齢者の罹患率が絶対的に多いことから、私を含め男性高齢者にとってこの病気は他人事ではありません。日本では今後、若い人を含め多くの男性が関係すると考えられます。
私の場合、初めてPSA検査を受けたのは10年ほど前であり、近年はほぼ毎年受けてます。今後は1年に一回の検査をめざします。検査はとても簡単なもので血液をほんの少し採るだけで、検査結果は10日ほど後に郵送で知らされます。
【空気の良い所でウォーキングを習慣としたい・・・前橋農協の東】
今回、講習後にPSA検査を受けたことから、私は毎日ポストを見ても検査結果はなかなか届きません。それでも先日何気なく見たらA4の大きな封筒に入った報告書が届いてました。
恐る恐る開封し、目に入った「0.6で異常ありません。」の文字に胸を撫で下ろし「良かった」と心底より「ホッと」した気持ちになりました。一先ず安心。昔、試験に合格したこととは比べものにならないほど、実はずっと嬉しいことなのです。「よしっ」今後も「前立腺対策を日々行うぞ!」と新たな決意が湧き上がりました。
この病気の一因は「食事の欧米化」であると考えられ、私たちは日常の食生活において「カロリーの高いものを避けたり」、「脂質の高いものを避けること」に重点を置くべきです。旨いものをたくさん食するより、「身体が蝕まれないことが1000倍も幸せ」と肝に銘じ、強い心を持って食材に目を光らせつつ、食事を楽しみたいです。
三度三度の食事ではバランスを考え、可能であれば、大豆製品、リコピンを多く含むトマトが前立腺がん対策に効用があるとの講師の言葉が耳に残り、最近では写真の飲み物を手に入れてます。
前立腺がんはもとより、糖尿病対策でも「親が死んでも食休み」の格言を厳守し、食後は胃に血液が集中するので直後の運動はよくありません。「血糖が下がりつつある食前の空腹時」にウォーキングなど、それぞれお得意の分野で運動すると効果があると私は考えてます。いよいよスポーツの秋です。野に山に出て身体を動かしましょう。
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