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2017年9月21日 (木)

高度ある飛翔をめざして・・・大間々の高台で実施

P1020020【推定高度200mで方向判定、西へ向かう】・・・拡大してご覧ください。

 本日21日【木】は秋晴れと天気予報で報じたことから、今朝、レース鳩36羽を暗いうちに籠に詰め、家を4時40分に出発、東の空に金星が輝く暗い道を一路、群馬県東部の大間々へ向かいました。
 
 私の住む倉賀野から大間々まで約1時間のドライブですが、現地で放鳩まで鳩を休ませてる間に食べようと、途中、コンビニで朝食を購入し、日の出の前の暗い山道を再び大間々の高台をめざします。アクティーは四輪駆動であっても、急坂はエンジン音が高なり、高台の最も北の広場に5時40分に到着です。
 
P1020021【高台から眺めると大間々の市街地は約100メートル下に見える】
 
 ここ大間々の高台は銘峰・赤城山の最も東の山麓で、ご覧の通り、日の出に輝く街並みはかなり下方に見えます。今朝はたまたま霞んで遠望の山々はよく見えませんが、冬晴れには白銀に輝く富士の雄姿が見える場所です。冬季、レース鳩は富士を眺めつつ飛翔します。
 
 この高台は私のお気に入り個人訓練地で、今までここで40回ほど訓練しても、放鳩直後に猛禽が現れたことは一度もありません。「稚内モザイク号」がGNレース直前に、ここから2回単羽訓練したところです。
 
P1020012
 
 薄暗いうちに籠を並べ、鳩に方向判定させつつ、暫し休憩です。高台からの景色はよく上空は次第に紺碧になっても、ここは太陽が当らない地点です。この時間、鳩には申し訳なくとも私は朝食です。4時起きしての作業は既にお腹が空き5時55分の朝食です。平素こんな早い朝食はありません。
 
 1時間の運搬では鳩はそれほど疲れてなさそうで、時々グルッポ、グルッポと元気に鳴いてます。30分休ませつつ景色を見させたので、上空に猛禽がいないことを確認してから6時10分、一斉放鳩しました。
 
P1020014【悪路も登る四輪駆動アクティーバン】
 
 今春生まれの若鳩も既に籠慣れしており、勢いよく飛び出し、飛び出した地点が既に標高200mです。一回旋回し、Persimmon Marsh Loftがある西南方向に向かいつつ高度を上げました。猛禽は出現せず、高台より更に約100m上昇したので地上よりおよそ200mの高い飛翔です。
 
 タイトルの如く、レース鳩は「高度を飛翔する」ことが何かと有利に考えられ、飼育者の私として、今後も可能であれば訓練地は高い位置で放鳩することにしてます。
 
 最初の写真のように市街地の遥か上空を飛ぶ習慣を目的にしますが、基本的に鳩の体重が重い場合は難しく、余分な肉を取り去るためにも訓練は必要で、概して軽い鳩をめざさなくてはなりません。
 
 昔より、著名な長距離競翔家は血統云々の前に、手に持って軽い鳩に注目する傾向です。軽くて翼に柔軟性があれば、重くて硬い鳩より断然有利でしょう。
 
 ところで、現在、換羽状況はその峠を越え、主翼の8~9枚目ほどです。見た目に如何にも換羽の真っ最中の鳩は体調に問題があり、逆に換羽中を感じさせない鳩は体調がよいと判断します。平素の餌は混合飼料に大麦を少々混ぜて大腸の調子を整えます。
 
P1000991
 
 夏の終わりに西より訓練を開始し、32年前、日航機が墜落した御巣鷹の尾根から成鳩のみ50K訓練に始まり、その後イヤリングも加わり、訓練は4回終わりました。
 
 次回は、群馬県子持山の黒い峰遺跡から訓練予定です。鳩舎から見た方向は今までと異なり西北です。ここは推定1500年前、榛名山・二ッ岳の噴火により、今でも多くの民家が埋没してる遺跡の上です。標高250mは市街地より150mほど高い位置です。見晴らし最高で、高度を飛翔させる訓練地として目的に合致してます。
 

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コメント

 文章を読んでいる時、少しでもわからない言葉、興味をひいた語句に出会うと妙に気になり、その先読むのを止め、調べるなどして脇道に寄り道してしまう癖がある。
 今回のブログで言えば、鳩の“グルッポ、グルッポ”という鳴き声だった。小生には“ホホォッポッポー”に聞こえる。“クックー”とも聞こえる。鳩にも当然、体調、気分により鳴き声に違いがあるのだろう。
 言葉が変われば聞こえ方も変わる。英語では“coo”。鳩の鳴き声の名詞であり、動詞でもあるのが面白い。日本語ではオノマトペは名詞のみ。
また小さな発見があった。オノマトペを広辞苑で引くと「擬音語」と表記はあるが、単語下に名詞と言う記載はない。明鏡国語辞典には単語下に名詞という記載がある。広辞苑は名詞には決まって単語下の名詞の記載を省略している。
いろいろな鳥、動物などのオノマトペの知識を得たいと思った。象の鳴き声は英語では「trumpet」。トランプ(Trump)大統領の演説は、象の咆哮を思わせる。

Mr. Philosophy ・・・今日は秋分の日です。これについては拙い考えを本日のフェイスブックに日本語と英文で示してあります。
 先ず仰せの件である鳩の啼き声ですが、滝廉太郎作曲「はと」にでてくる「ポッポー」は私が飼育してるレース鳩とは品種が異なり、いわゆるお寺などに棲む「雉鳩」あるいは「山鳩」で樹木に巣をつくる野生の種類です。啼き方は確かに「ポポッポポー」の繰り返しです。
 一方、レース鳩【家鳩ともいう】については、60年も飼育してると啼き声はその時の心境を表し、飼育者としては鳩の心境を啼き声で理解してます。つまり啼き方が変わります。例えば、♂♀仲良くするときはウーウーで、♂が♀を呼ぶときもこの啼き方です。
 逆に相手を威嚇するときや自らの存在感を示すときはグルッポグルッポと力強く、元気がいいときですが、グーググーなどにも近いですが、いずれにしてもカタカナでは正確な啼き声を表記できず、近い音になります。
私の鳩が中国内モンゴルへ飛んで行き、私がその鳩に会いに行ったとき【カテゴリー「上毛新聞に連載」をご参照下さい。】現地の方々は鳩のことを「クーツ」と言ってました。文字では鴿子です。伝書鳩のことは信鴿【シングー】で、これらは啼き声から来たのでしょう。ところで、25日はリラックスしたいと思います。

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