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2017年10月 5日 (木)

最新のニュース英語とフェイスブックから学ぶ語彙

P1020083【今朝のニュース】・・・ジャパンタイムスより

 中学生時代は一向に興味が持てず、成績も上がらなかった英語でしたが、高校に入ってからよい恩師に恵まれたことや試行錯誤で効果的な勉強法を見つけたところ、それまでよりテスト成績の向上がみられ、一転して英語への取り組みはその後も続き、職業であった音楽と共に長い人生において身近になり、結局、今日でも挑戦を続けてる分野です。
 
 英語は音楽と共に教員免許を取得しましたが、教員現役中、このことは同僚や周囲に伝えたことは殆どありませんでした。しかし、最初の就職としてインド日本人学校教員採用試験では有利になったと今では思ってます。
 
 一般的に音楽と英語は教科として全く別のことと考えられ、これは多くの教員も生徒も社会もそのようでしたが、私にとって、この二つは相互にしっかり結びつき、切り離せるものではありません。
 
 その第一は帰国したら群馬県内の高校で吹奏楽指導することへの希望が強く、インド滞在中にオーケストラの指揮者について指揮法を学ぶべきと考えました。幸運にもCalcutta Symphony Orchestra【カルカッタ交響楽団】のユダヤ系常任指揮者Bernard Jacob氏について学ぶ機会に恵まれたことはとても意義がありました。レッスンは例えば、ベートーベンの著名な第一シンフォニーなどを「英語を媒介にして」指導を受け、この時、高校時代からの夢である音楽と英語の融合が実現したように思いました。
 
 帰国後は密かに心に描いた人生設計通り、30年以上にわたり高校での吹奏楽指導に明け暮れ、特に高崎商業高校での校内アンサンブルコンクールでは音楽に造詣の深いアメリカ人ご夫妻を招いて、演奏後に感想や意見を戴いたり、一方、県立前橋高校吹奏楽部の草津での合宿では音楽関係のアメリカ人女性を招き、アメリカ人作曲家の曲を演奏し、その後、感想や意見をいただいたことに真の国際交流ができました。練習時間以外にも生徒と交流の機会を作り、多くの生徒が話しかけました。
 
 このようなことは部活動以外で、一般生徒の「音楽の授業でも計画」し、世界文化遺産富岡製糸場近くの富岡高校や前橋高校では、英語圏から生徒が一定期間、学校に滞在することが度々あり、これはチャンスと思い「音楽の授業を英語で行う」私の念願が叶い、幾度もこの体験ができました。いきなり英語で始めた授業に一般の生徒も目を輝かせてました。
 
 ニュージーランドからの生徒は年度は異なっても約一年間、前橋高校に滞在し、音楽の授業以外でも交流できました。アメリカからの生徒にはクラシックギターの授業を通じて、運指法など詳細について説明するチャンスに恵まれました。
 
 インドの青年にはインドについて説明してもらったり、生徒からインドについての質問を受け付け、生徒にとって外国人に直接、英語で質問できる貴重な体験になったと思われます。
 
 一般的に、音楽の授業ではどうしても外国の音楽が多いことから、英語での授業は事前に考えていたより、説明はしやすかったように思います。ただ、私の話す英語がどれほど正確であったか、どれ程、理解できたかは判断できませんでしたが、英語を介しての音楽の授業や吹奏楽指導は誠に楽しく、今でもその光景を忘れることはありません。
 
P1020082【英和辞典と英単語ノート】
 
 実は、このブログの読者である友人ヒポクラテスさんに、またもや指摘されそうですが、本日のテーマについて最後に少々記述します。
 
 若き日から続けてる英語の勉強について、私の考える肝心要の一つは何と言っても「ボキャブラリーの蓄積」と思ってます。いかにしたら「英単語が使えるように脳に定着するか」です。その方法について、いろんな場面にアンテナを張ってます。このブログについても、あちこちに英文表記があるように、可能な限り、日本文に接する要領で生活の中に英文がある環境作りが、結果的に脳が対応せざるを得ないと思うからです。
 
 最近は海外のフェイスブック友人のページを見て、最新の言葉や、よく使われてる表現をメモし、単語ノートに整理し、英文は拙くとも、できる限り返答してます。その他、インターネット時代故、いろんな情報を有効利用し、英語圏で実際に使われてる英文や口語英語に触れるようにしてます。
 
 一方、幅広い分野のボキャブラリー習得には断然、英字新聞です。平素、私たちが日本の新聞で読む内容が、時を同じくして英文で読めるからです。特に、最近話題になってる衆議院選挙前の党の分裂や、新たな政党の誕生、そしてそれらの党首の言動について、英文で読むと却って理解しやすいことがあります。英語は結論をはっきり示すことが特徴だからでしょう。 
画像に含まれている可能性があるもの:夜、空、植物、屋外 学生時代に教えを受けた当時のアメリカ人教師の言葉が半世紀以上経過しても脳裏に焼き付いてます。私は訊ねました。「英語が上手になるには多くの英文を覚えることですか」との問いに対し、恩師のことばは「英語は実際に使ってこそ身に付くもの」でした。
 
 これを胸に、フェイスブックで日本文と英文の両言語で毎日発信してます。これは日々、英作文の実践であり、通じるととても楽しいです。海外の友人向け英作文は英単語ボキャブラリーの蓄積にとても効果があると感じてます。
 

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英語のボキャブラリー」カテゴリの記事

コメント

英単語、英文法初め英語学習意欲は結構あります。しかし未だに、手こずっているものがあります。英語のイディオムです。このイディオムを、慣用句と訳されています。慣用句の概念は、やさしい単語、二つ以上の語から構成され、句全体の意味が個々の語の元来の意味からは決まらず全体としてある特定の意味を表すものでしょうか。
 子供用の英語のtv番組を見ていたら、外人の講師が短い英文を話し、子供たちに復唱させる。講師は、さかんに「Speak up」を繰り返す。
私にはこの「Speak up」の意味が分からない。子供たちの声は、大きくなっていく。画面の流れの中で、「もっと、大きな声で言いなさい」と言う意味が分かった。
イディオムのやっかいなところは、簡単な単語の連続なのに、その表現を知らないと意味を理解したり予想したりするのが難しいことだ。
 イディオムは私の仇敵だ。50数年前の英語の入試に、意表を衝かれて
イディオムがふんだんに出てくる電話での会話文がでた。さっぱりわからなかった。詐欺!インチキ!にあったような怒りを覚えた。イディオムは受験英語の落とし穴だった。


投稿: 迂生 | 2017年10月 6日 (金) 10時19分

Mr. Philosopher
いつもテーマに対し、ご体験に基づいたコメントを賜り、次回のブログ発信に役立ち、誠に感謝しております。
私の拙い英語への取り組みについて本文でも記述した通り「講読と英作文をバランス良く行う」ことで、仰せの慣用句や熟語は比較的簡単な単語出て来てることに気づき、却って楽なこともあるように感じてます。例えば、私たちがよく使う「我慢する」などはいくつか表現があるでしょうが、普通はbe patient【痛みや苦しみを自制】でも、idiomatic expressionではput up with【怒りを我慢するとき】は簡単な単語の組み合わせで何故これがとなりますが、英語圏で、よく使われるようです。また、not at allは「どういたしまして」で便利です。何故こんな単語で「どういたしまして」か驚きましたが結構、便利に感じます。
私たちは講読を中心に勉強しましたが、学校教育ではもっと格段に英作文の比率を多くすれば、必然的にidiomatic expressionの必要性が感じられ、何しろ使えるようになり、自分の感想や考えを英語で表現できる力が備わるのではないでしょうか。学生時代、英作文などあまり授業では扱わなかったように記憶してます。英文法はグラマーなどと言い、独立した科目でしたが、私は英作文のためにあるのが英文法であると、毎日フェイスブックで海外向けに英作文しながら思います。ルールに則った英文ということです。外国人に良く通じるためには英文法に則って、仰せのidiomatic expressionを可能な限り使っているうちに次第に自らの表現法の一つになるように感じてます。外国人に通じる文章を目標にフェイスブックで毎朝、徒然なることを英文で書くことに奮闘してます。

投稿: カッキー | 2017年10月 6日 (金) 20時27分

受験英語と言う言葉をいまだに使っています。講読英語と言う方が高尚ですね。「学校教育ではもっと格段に英作文の比率を多くすれば、必然的にidiomatic expressionの必要性が感じられ、何しろ使えるようになり、自分の感想や考えを英語で表現できる力が備わるのではないでしょうか」という御意見に賛成です・・・が、昔の英語教育に慣れた者にとっては「at once」は、使いたくない、キッズのような幼児英語は大人の沽券に関わる。つい、無理して「immediately」を使ってしまう。英語に関しては、保守的と言うか、日常における英語の必要性を感じていないからでしょう。
 英語、国語の勉強で大事なのは、辞書です。国語関係でも、広辞苑など一般的複数の辞書、補完するものとして、「漢和辞典」「古語辞典」「類語反対語辞典」「慣用句ことわざ四字熟語辞典」「比喩辞典」「オノマトペ辞典」などたくさんあります。一冊ですべて足りる辞書はありません。当然英語にも、イディオムに特化した辞書もあることでしょう。勉強には好き嫌い、貴賤を持ち込まず謙虚になることが大切ですよね。

投稿: 迂生 | 2017年10月 6日 (金) 21時38分

ヒポクラテスさんへ
語彙の蓄積は国語も英語も辞書を引く回数に比例すると思われます。私は英語の場合、日米口語辞典を2冊と英和辞典、和英辞典です。新たな言葉を調べる場合と、再度、確認することも多いです。私が多く引く辞書は和英辞典です。まるで読み物のように楽しいです。
英文を書くとき、パソコンでは有難いことにスペルミスがあると自動的に赤線が引かれます。日本語もそうですが、口語に使う言葉と文章用の言葉は異なり、後者は格調高いという共通点があるように思います。和英辞書を調べると一つの言葉でも、いろいろ訳が出てきます。しっかり使い分けたいものです。仰せのimmediatelyはヒポクラテスさんに相応しく格調高いです。at onceは私のように品格に乏しいです。

投稿: カッキー | 2017年10月 6日 (金) 22時08分

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