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2017年12月28日 (木)

英文音読は2~3語、先を見ながら

P1020238【群馬県北部・八ッ場ダム周辺の山】

 ピアノ演奏や管弦打楽器の演奏でも、余裕ある人は2~3小節、先を見つつ演奏するようです。時間の流れの中にある音楽はこのように読譜することで速い楽曲でもスムースな演奏に近づけるでしょう。似てることが英語の音読でも考えられます。両者に共通するのは時間の流れの中にある表現だからです。
 
 時々衛星放送の英語を聴いて感ずることは、一般的にスピードがあり、ネイティブ以外の人にとって聴き取るのは難しいです。それでも【話す人にとって、これが普通なのでしょう。】
 
 この話し方を聴くとき、読む人は原稿の先を見つつ、分かり切ってる余分な発音は省略し、関係ある語と語、熟語、英語独特の言い回し、音と音がつながるリエゾンなどポイントを大きく掴んで発音してるようです。
 
 一方、このブログの右にあるVOA Learning Englishもネイティヴが話してますが、その趣旨が、世界の人向けに英語の普及を図ることから実際のスピードの7割ほどの速さに感じます。こちらは私たち英語を外国語とする人にとって慣れてくると理解しやすいです。
 
 私たちが行う音読練習では、the, a, an, it, in, on, of, this, that, underなどは単語と単語の間にあり、これらに文章としてのアクセントはなく、これは音楽でいうリズムの裏拍のようなもので大切な音と音をつなぐ役目です。形容詞は前後の名詞と束で読み、副詞も前後の動詞と一つにして読むと意味がよく通じるとともに、結果的にスピードが増します。 
 
P1010857 【インド・カルカッタにあるヴィクトリアメモリアル】・・・小生が描いたもの
 
 ところで、従来の私たちの英語勉強法は和訳や文法中心でした。これらが基礎であり大切なことは不変です。以前にも記述した通り、最近の私は英作文がとても有効と考えるようになってます。これは自ら言いたいことが英語に変換できる力が備わるからです。しかし、外国の方とスムースなコミニュケーションを取るためには、スポーツを練習するかの如く、若いうちから日本語にない音の習得こそ極めて本質的な学習と考えます。
 
 小学校高学年では、今までも歌や遊びを通して口語英語に慣れてきましたが、 2020年度から小学校5,6年で英語が教科として開始され、将来、世界で活躍できる人材の育成とグローバルな生き方、考え方に対応できる教育課程をめざします。
 
 私の考えでは、英語は頭で考えるより、「音読の繰り返し」により、口で音声を習得し、関連する単語をまとめた読み方に慣れると意味が把握しやすく、従来よりスムースな音の流れになると思います。
 
2498【我が母校・・・倉賀野小学校】
 
 両言語の本質的な違いは、日本語の発音が母音中心とすれば、英語の発音は子音中心と言えるでしょう。子音の中の有声音と無声音を区別し、顎がパクパクする英語の母音も日本語の音と大きく異なります。日本語には子音のみが3音連続して発音されることはありません。
 
 英語の音の特徴の一つは「舌が前に後ろ(r)に動き、歯で舌や唇を挟んだりする(f,v, th )」ことから、基本的な舌の動きを小学生から身に付ければ、私たちが英語を学んだ時代より本格的な英音に近づくでしょう。
 
 英語の勉強法はいろいろの方法があり、自分に最もあった方法を捜すのも効果があります。それでも発音ポイントの一つは「音読の繰り返し」であり、英音に慣れる一歩と考えます。
 
 ★今年一年間、皆さまには拙いブログにアクセスを賜り、心底より感謝いたします。良いお年をお迎えください。
 

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小学校の英語教育」カテゴリの記事

コメント

カッキーさんは、「耳で聞いて、話せる」コミュニケーション英語を心掛けて勉強されていますね。
 発音が苦手な迂生は、友人から発音の悪さを指摘され、それではアメリカ人には通用しないと言われます。少しでも本格的な英音に近づくためご教示有難うございました。知ると知らない、意識するとしないとは大違いですからね。
 今回のブログで初めて知った言葉があります。
音と音のつながりがもたらす発音の変化「リエゾン」。wake upは「ウェイクアップ」ではなくて「ウェイカップ」と発音するとか。なかなか聴き分けらるものではない。
日本語にも似た現象がある。「連声」です。天皇の読みは、もともとは「てんおう」。連声という音韻変化の法則で「てんのう」と読むようになった。
「裏拍」。「1と2と3と4と・・・」音楽の授業で聞いたことがある。先生は「と」の意味を教えてくれなかった。田舎っぺの音楽の先生だと思っていた。「と」が裏拍だったのですね。
知らないことに出会ったらすぐ調べに入る。これ何よりの、脳活。
益々、健筆を揮ってください。よいお年を。

投稿: 時計屋の近所 | 2017年12月29日 (金) 10時50分

コメント者のお名前が欠落してたので、想像して記入いたしました。間違いないでしょうか。
地球上で日本語を話す人の割合は僅かに2%と考えられます。全く異なる言語が世界の殆どを占める中で、世界史におけるイギリス全盛期の影響が残り、現在では英語が世界の共通言語になってます。16~17世紀当時は本当に世界を網羅したのですね。びっくりすることに、イギリスの対蹠点にある島々をそのまま対蹠点諸島のように命名してます。ここはイギリスの反対地点でニュージーランドの東にあるAntipodes Islandsです。大航海の目印にしたのでしょう。私が20代に滞在してたインド・カルカッタ市には、英国ビクトリア時代の巨大なメモリアルが大理石の建造物で残存してます。
この歴史が示す通り、たくさんある言語の中で世界の公用語になったのですから、英語の基本的な音については頭の柔らかい小学校時代に習えば 飛躍的に伸びる可能性があるでしょう。
一方、故・永長信一先生には私は中学生時代に出会い、結局、前高教員時代の2~3代前の前任者でもありました。不思議な縁です。
ところで、1ト2ト3ト4トについては、指揮者は演奏中これを数えて指揮することが結構あり、トは指揮棒が上になってるときです。しかし、ときに私はトをしたにやります。これが先入法です。これで大きな効果が出る場合があります。この続きは「バク」になります。

投稿: カッキー | 2017年12月30日 (土) 10時41分

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