今日は「雨水」・・・これから気をつけるべき衛生
今日は二十四節季の「雨水」です。二十四節気とは太陽の周りを公転する地球の総度数360°を24で割ると一つの節気が15°であり、「雨水」は昨年の春分から数えて22番目=【赤経22h】の節気なので、15°×22h=330°となります。「雨水」は昨年の春分の日から地球が太陽の周囲を330°公転した日です。
二十四節気の考えは、その昔、地域的に広大な中国から伝えられてもので、各名称が現代の日本風土に似合わないとの考えが一部にあり、数年前、各分野から専門の委員が選出され、二十四節気の各名称を変更する会議が行われました。しかし、多くの委員から二十四節気の名称は「どれも皆、日本の季節感を表現するに十分値し、味わい深い響きがある」と、変更する余地なしの結論になりました。会議では表現が現在の日本風土に適合する考えが主流を占めた経緯があります。
私も変更しなくて良かったと考えます。それは各名称の表現に十分豊かな味わいがあり、好感が持てるからです。今日の「雨水」、次の「啓蟄」、また、秋の「処暑」、「白露」などは特に季節の味わいがあり、これだけで詩のようです。
ところで、地球から見た場合、太陽が通過する黄道の背景には紀元前より12の星座が配列してることが発見され、それはメソポタミア地域にいたバビロニア人などによって確立され、現代でも不変です。宇宙の歴史に比べれば、数千年前は時間的に昨日のようなもので、現在の星座の形は当時と同じと考えられます。
ところで、12星座とは次の通りです。春分点がある1、魚座に始まり、順に2、牡羊座 3、牡牛座 4、ふたご座 5、かに座 6、しし座 7、乙女座 8、天秤座 9、さそり座 10、いて座 11、やぎ座 12、水がめ座です。
これらの星座が地球から見て、黄道上にほぼ等間隔に並んでます。現在、1年が12ヶ月であるのは黄道十二星座に起因するのではないかと私は密かに考えてます。
二十四節気は黄道十二星座の倍数なので都合よく節気とこれらの星座が当てはまります。例えば「雨水」では毎年、太陽が「水がめ座」の中になります。前述の通り、「雨水」の太陽の位置は赤径22hです。
ところで、少しずつ温暖になったのでしょう。昨晩は室内にゴキブリが出ました。同様に、各種の細菌たちも今まで以上に活動を始めます。
一人暮らしの私は食事の用意に始まり、洗濯も自ら家でしますが、最近、新たによくない事実を発見し、以後、同じ過ちはしないよう決心です。
それは靴下の洗濯方法です。今までは脱いだ靴下をそのまま洗濯機の中に入れ、洗濯後に干し、そのまま使ってました。ところが、大変なことに気づいたのです。
靴下は袋小路なので、そのまま、脱いで洗っても中の汚れやゴミが靴下の中に溜まったままです。当然、細菌もそのまま溜まってると考えます。これではいくら洗っても足の清潔は保たれません。この事実を知った日から、私は靴下の裏表を逆にして洗濯機に入れます。この結果、靴下の中はきれいに洗えました。
こんなことでも、気づかなければ、生涯に亘り足先が汚れたまま生活してることになります。足は体重を支え、歩くときは片方の足に体重の推定1.5倍の力が加わわり、心臓から最も遠くに血液が流れ、硬い筋肉故、足先が常に衛生的になってるか点検の必要があります。靴下の中は見えないので盲点です。見え難い個所こそ清潔に保つべきです。
同様なことを、若き日インド滞在中に発見し、日々、励行してました。インドは暑いことから、汗をたくさんかきます。習慣上、洗濯は自分でできず、ドビートいう名の洗濯人が取りに来ます。しかし、暑さで間に合わないことから、私は下着のメリヤスは汗でぬれれても、時々裏返しに着ました。すると、どうしたことでしょう。さっぱり着られるのです。日本では考えられないことですが、人間は「いざとなると、いろいろ思いつく」ものです。
| 固定リンク
「衛生について」カテゴリの記事
- 今日は「雨水」・・・これから気をつけるべき衛生(2018.02.19)
コメント