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2018年3月

2018年3月31日 (土)

次女の長女を1日預かる

今日は初めて次女の長女を連れて高崎市のプラネタリウムに行きました。幼時の好きな「ドラえもん」を星座と結びつけて放映してました。それにしても、満天の星になると本物そっくりで驚きます。孫は楽しそうでした。
Today I took the eldest daughter of the second daughter for the first time and went to the planetarium of Takasaki city. It was broadcasting constellations associated with "Doraemon," of her favorite. Even so, I was surprised just like the real atmosphere when becoming full stars. My granddaughter looked like fun.

Image result for プラネタリウムの星写真 

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2018年3月30日 (金)

今朝、一羽のツバメが飛来・・・フェイスブックより

今朝の源平しだれです。満開になりました。この源平しだれを眺めていたら1羽のツバメが上空を飛びました。

コハクチョウはすでにシベリアに帰りましたが、反対にツバメが日本にやってきました。日本はどちらの渡り鳥にとっても大切な国なのでしょう。

This is a Genpei weeping peach this morning. It was in full bloom. When I was watching this Genpei weeping, one swallow flew over the sky. Small swans have already returned to Siberia, but on the contrary, a swallow came to Japan. Japan will be an important country for both migratory birds.

P1020819

下の写真はしだれレンギョウです。しかし、何故、しだれるか不思議です。皆さんはどうお考えでしょう。それでも良く観察したら、あっと閃きました。
 
それは簡単なことです。理由は枝が2ミリ程度と細く、しかも、2mほどとあまりにも長いからでしょう。力学的に上には持ち堪えられないです。

This is a weeping forsythia in my front yard. However, why does it weep marvelously? How do you think about this natural habit? But when I observed it well, then, a splendid idea flashed across my mind. That is a easy reason. The branches are as thin as about 2 mm and it will be too long about 2 meters so that it can not lift its branches mechanically.
P1020798

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2018年3月29日 (木)

年間の世話が実り、西洋シャクナゲ大輪ほころぶ

P1020809【西洋シャクナゲ大輪】

 私がシャクナゲに出合ったのは学生時代に群馬県草津温泉で行われたシャクナゲ祭りです。しかし、当時の私には音楽以外に心が動くことはあまりなく、(女性は別です。)きれいだな位でそれほど深い感動を覚えたり、心が動かされた印象はなく、そのまま年月が経過しました。
 
 そして、20代中ごろより音楽教員として群馬県の高校に勤務し、そのとき仕事で出合ったのが歌集「しゃくなげ」です。これは群馬県の高校で使われ、音楽の先生方が編集した補助教材の歌集で、私も会員であることから生徒たちに用意させ、教科書以外の楽しい曲集として授業で扱ったものです。
 
 内容は昔からの歌や、多少、ポピュラー音楽も含み、授業の始まりに発声練習を兼ね歌ったものです。ところが私は50代になって、この高校教育研究会・音楽部会の副会長の立場に数年ありました。
 
P1020817 【群馬県の高校で使用された歌集シャクナゲ】
 
 そして、この歌集を授業でいつも使っているうち、本物のシャクナゲとはどういう植物でどういう花かを見たい気持ちが高まったのです。
 
 40才前後のある日、前橋農協の植木屋を見て回ったとき、初めてシャクナゲの花を見て、その美しさと何より品格に心を打たれた強烈な印象を持ちました。その瞬間から私はシャクナゲに陶酔し始し、以来、休日となれば埼玉の花園など、あちこちの植木屋巡りに楽しみを見出し始め、その中心は西洋シャクナゲ大輪、そして派手さのない中にも、ひっそりと咲く豊かな色彩を放つ日本シャクナゲの虜になりました。この思いは現在でも変わらず、それどころか、ますます情熱の頂点に向かってます。
 
P1020812 【西洋シャクナゲの蕾膨らむ・・今朝撮影】
 
 しかし、30年以上に亘りシャクナゲの虜になっても、長い期間には失敗を重ねました。失敗とは大切なシャクナゲを枯らしてしまったことです。私はシャクナゲが好きでもシャクナゲの専門家でないからでしょう。
 
 しかし、「失敗は成功の元」を信じ、あれこれ原因究明は真剣でした。「何が悪かったか」、「何をしたから悪かったか」、「何をしないから悪かったか」、「場所は適切か」、「陽のあたり具合は適切か」など、思い当るふしを総ざらいです。その結果、考えに考えた挙句、思い当るふしの解決がシャクナゲを立派に開花させることにつながりました。
 
 その第一は「水はけのよい土地」です。しかし、植物なので水は必要です。この矛盾を解決したのが、ご覧の通り、植える場所を「他より高く土盛りすること」でした。
 
 第二に、場所は必ず日陰が適地です。私は大きな落葉樹の比較的近くに植えてます。これにより夏季は木陰となり、日光が必要な冬季は陽が葉に届き、蕾が育ち、光合成できるからです。
 
 第三に絶対してはならぬこと。それは鶏糞など強い肥料を与えてはならぬことです。必ず枯れます。
 
P1020807【華やかな源平しだれ桃の開花】
 
 ところで、シャクナゲに比べ、花桃は水さえ与えてれば、良く成長します。幼木を次女の長女が誕生した記念樹として三年前に植えたら、もう見事に開花です。果たして本人はこのように心身とも順調に成長するかですが、保育園に行ってることもあり、言葉は殆ど自由に話し、母に似て走りは速いようです。今度、私が一日預かり、プラネタリウムに連れてくことになってます。天体に興味が湧けばいいのですが、三才と小さいので楽しく接することが肝心と思います。
 
 ところで、私が一番力を入れてる西洋シャクナゲは、今春あと一本色彩の異なる品種ををどこかで手に入れる予定です。花木を手にするときは鉄則があります。それは開花を必ず自らの目で確認し購入することです。蕾で購入してはなりません。期待と異なり、がっかりすることがあります。最後に昨年、開花した西洋シャクナゲ大輪の写真をご覧ください。
 
P1020851
 
 四月上旬から中旬が見頃です。お近くの方はご夫妻ででもお出かけください。お茶とピアノ演奏があります。
 

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2018年3月26日 (月)

姿勢を鍛えるには「てっぽう」が効果あり

P1020794【蕾が膨らんできた源平しだれ】・・・拡大してご覧ください。

 3月下旬となり「源平しだれ桃」の蕾はあたかもステージに立つ直前の音楽家のように私には見えます。本番を控えた心境は鑑賞者の前でスムースに音楽表現することのみが頭と身体に漲るものです。具現化しようと体の隅々まで神経が生き生きします。
 
 私は以前に高校の吹奏楽部顧問をしてたことから、昔の先生という立場で今秋に行なわれる第55回記念演奏会に、一部指揮することを学校から依頼される可能性があります。というのは第50回の時に依頼され、シベリウスのフィンランディアを指揮したことがあるからです。もしそうなったら、快く引き受けたいと思います。
 
 ところで、2000名の客の前で視線を浴び指揮するには、その立ち振る舞いがすべてです。先ず、ステージに登場する姿がポイントで、歩き方、そして姿勢です。これにより客がこの指揮者の音楽に期待したい気持ちが高まるものです。
 
 つまり、見た目の雰囲気が大切ではないでしょうか。音楽演奏とは「鑑賞者に夢を与える仕事」なので、動きにきびきびした印象は一義的に大切と心してます。演奏が始まってしまえば観客と自らが共に音楽の世界に入れるかどうかが指揮者の腕です。
 
P1020210【高崎市の群馬音楽センター】
 
 ところで、正しい姿勢は一朝一夕という訳には行かず、よい姿勢の構成は「胸と背中の筋肉」がバランス取れた張り具合と考えるとき、不健康な姿勢は一般的に前屈みになりやすく、背の筋肉に緊張感ない状態にあります。
 
 これを打破するには先ず背中の筋肉を発達させることに主眼を置きます。いろいろ考えた末に思いついたのが、大相撲の力士がけいこで行う「てっぽう」です。私の庭には太い樹木があるので、鍛錬するつもりより、気軽に「てっぽう」すると身体がすっきりすることを覚えます。このため、庭に出たら「モクレン」や「杉の大木」の幹を押す習慣になってます。
 
P1020010【モクレン】
 
 この時、右手で押したら直後に右足を根元に移動します。そして左手を押したら同様に左足を根元に近づけます。この足の動作により、肩に力が加わることが実感できます。
 
P1020781【生前の父母が50年前に植えた神木の杉】
 
 何故か、ここへ行くと「てっぽう」したくなるので不思議です。ただ押すだけですから心に負担はありません。しかも、ゆっくりでいいのです。この運動をよく観察すると背骨が多少逆エビになります。また、肩にかなり力が加わり、上体の筋肉のすべてに何らかの負荷がかかります。
 
 運動量の強弱は足を根元から離せば強くなり、近づければ弱くなります。前述のとおり、樹木の近くへ行ったら「てっぽう」したくなるので、例えばジムに行かなくても、結構鍛えられます。また、これからの季節はウォーキングに最適です。私は午前11時頃や、午後4時頃からの空腹時が血糖値を下げるために適した時刻と考えてます。
 
P1020783 【しだれレンギョウは一般的にGolden Bellといわれる】
 
 いろいろ植物を育てたり、大空を筋肉によって飛翔するレース鳩の生態を観察することで、自らも同じ生物と考えるとき、健康にとって最も大切なことは年齢が嵩む時こそ、全身の筋肉量と私は考えてます。
 
 全身の筋肉量の70%が下半身に集中し、30%が上半身にあるといわれ、可能な限り、歩いて用を足す習慣が下半身の筋肉維持と増強に資すると考えます。例えば、飲みに行く場合も、歩いて行けばお酒も美味しく、下半身の筋肉を使うので「一石二鳥」の生き方です。身近な方にこれを実践されてる万年青年がおります。体調不良から回復したので、今宵は私も歩いて某所に行ってみよう。
 

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2018年3月22日 (木)

ブログ開設から11年経過、サイドの充実を期す

P1000748【白モクレンの開花】

 最近、地元・倉賀野町の方々から拙いブログにアクセス戴いてることを知り、嬉しいやら恥ずかしいやらです。また、元・高校の先生方にも読んで戴いてることが分かり、より一層、内容の吟味と話題の幅、フェイクニュースが飛び出す中、何より正確さ、そしてブログの充実を図ります。
 
 ブログの表面に表示されなくても開設以来、記事数は1543に達しました。学生時代から作文が苦手でしたが、それにしては11年間よく続いたものです。国語も英語も、どうやら自ら文をどんどん書くことが自己表現には有利なようです。受動型より能動型です。
 
 このため英語は英作文が学習の中心になり、フェイスブックではほぼ毎日、英作してます。これを海外の方々が読んでることが分かると励みになり、嬉しいものです。国語学習では作文が肝心であるように、英語でも英作文は発信型であり、表現がいろいろ身につく気がします。
 
P1010966【しだれレンギョウの開花】
 
  一方、ブログ開設当時で、すでに半世紀に亘りレース鳩を飼育していたことから、レース鳩の飼育法について初心者向けにブログを書き始めました。如何にしたら高度200m以上、天高く、横一線にスピードを持って飛翔するか、また、1000Kを飛ばすには、つまり北海道の最北地から群馬県高崎市まで帰還させるための舎外法や帰還に有利なことを研究し、特に、個人訓練地の場所の高さ、及び単羽放鳩の効果などについて、実践したことを書くのが当初ブログを立ち上げた目的でした。
 
 ブログのタイトルがPersimmon Marsh Loftとなってるのはそのためです。Loftの意味は天井裏のスペースを言い、中世よりヨーロッパではここでレース鳩を飼育してたことに起因します。
 
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 実は、年齢を嵩み、一人暮らしは生活のすべてを自分自身で行うことが次第に楽でなくなり、昨日も、比較的近隣でレース鳩を飼育している人に四番いレース鳩の種鳩をプレゼントしました。私自身が飼育羽数を減らすためで種はあまり必要がないからです。外国の1000K鳩の直仔や孫、そして「稚内モザイク号」自身や、その直仔や孫を中心に今春は交配します。
 
 ところで、ブログについて、タイトルのように今後の一つの充実は音楽を中心に、例えば、名曲が聴けるブログをめざします。すでに、ソプラノサックス本来の音色に接することができるようにしました。また、「今週の名曲」も掲載中です。
 
P1040766【君子蘭の開花】
 
 一方、私自身、苦手な英語の発音に慣れるためVOA Learning Englishが聞けるようにしたり、昨今の火山の噴火に伴い、リアルタイムな噴火の様子を動画で示します。
 
 中でも「国際宇宙ステーション」は誠に夢のようで、リアルタイムな地球映像が見られます。日本列島近くや上空には北西からと南西方向から毎日通過してます。「今夜の星空」は季節ごとの星座や惑星の動きが理解しやすいです。また、公転してる地球から見た太陽が現在どの星座の前にあるかが確認できます。「地球の満ち欠け」は地球の現在の昼と夜の地域が大きく捉えら、誠に優れてます。
 
 今後も、拙いブログに磨きをかけ、新たに人や事象に巡り会い、現場を見て感想と私自身の考えを表現できたらと思います。皆さま、応援よろしくお願い致します。
 

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2018年3月21日 (水)

春分とは・・・今日のフェイスブックより転載

P1020763 春分の日に雪が降るとは、この世に生を授かって以来、経験がありません。やっと咲き始めたユキヤナギやスイセンが冷たいだろう。今日は午後、ピアノでアダモの「雪が降る」を弾いてみよう。
Since I was bone in this world, I have never experienced that snow falls on the vernal equinox day. The plants of spirea, narcissus and daffodil that began to bloom finally, will be cold. I will play Adamo's "Snow Falling" by the piano in the afternoon today. I guess that my piano tone will be arrived at sweetheart's mind.
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今日は春分の日です。天文学上、地球から見た太陽が天の春分点に到達する日です。春分点の位置は「うお座」のすぐ下です。「うお座」はインドの形に似ており、見つけやすいです。9月頃、日本の頭上に来ます。なお、春分点は多くの星の位置を示す基準点で、その位置は赤経0°、赤緯 +-0hで示され、天の赤道上にあります。【画像はウィキペディアより転載】
Today is Vernal Equinox Day. Astronomically, It is the day the sun seen from the earth reaches the vernal equinox of heaven. The position of the vernal equinox is just under 'Pisces'. "Pisces" resembles the shape of India so it is easy to find. It will be come over Japan around September. The vernal equinox is the point indicating the position of many stars. The position of the vernal equinox is indicated that the Right Ascension is 0 h and the Declination is +-0 °. It is on the equator of the heaven.

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2018年3月19日 (月)

夜明け前、火星とアンタレスが接近して見える

P1020759【白道にある火星とさそり座のアンタレス】

 先ず、宇宙のことを考えるときは、自らが地球を離れ高い宇宙空間にいるつもりになると太陽系や恒星について理解が容易です。高い位置から太陽の周囲を惑星たちや月がそれぞれ反時計回りに公転してる状況を頭に描くことです。
 
 今の時季、夜明け前にすでに夏の星座が見えてます。人間生活を中心に考えるとき、夏の星座は夏の午後9時頃、南を中心に見える星座たちです。しかし、時間がずれればいつでも他の季節の星座が見えます。
 
 中でも、ギリシャ時代から「さそり座」の首に位置するアンタレスは橙色であることから、時々、接近する同じく橙色の惑星「火星」とは互いに間違いられやすく、それはあくまで地球から見ると接近して見えるということです。本当は想像もつかない遠方にあるアンタレスです。
 
 火星は惑星であるから、太陽が通過する道(白道)をほぼ通り、アンタレスも赤緯-26°付近であることから、特に寒い時季には白道が南下し、両者は接近することがあります。たくさんある星の中で何故それが注目されるかと言えば、前述の通り、互いに個性ある橙色だからです。なお、南の空を見上げて左手を前に伸ばし、肘も伸ばして手首を右に曲げます。そのとき小指と親指の幅が赤緯ほぼ10°です。
 
 次に、アンタレスについておさらいですが、その前にアンタレスがある「さそり座」は夏の白鳥座、わし座、冬のオリオン座、カシオペア、北斗七星などと並んで、その形がとても個性的で分かりやすいです。前述の通り、さそり座は北半球では夏によく見えます。20代に海外日本人学校教員としてインドにいたとき、海の上は空気がきれいなことからベンガル湾上で大きく睨みを利かせる「さそり座」の姿が今でも脳裏に焼き付いてます。
 
 アンタレスとはギリシャ語で火星に似てるという意味らしいです。私は火星に対抗するという意味にとってましたが、これは間違いのようです。いずれにしても時々、接近することが2000年以上前の太古より、それどころか、ずっと大昔からこの現象は続いており、今後、何万年も未来永劫続き、人間の存在とは比較にならない宇宙の広大さ、時間の長さ、そして、両者は時々、神秘的に接近を続けるでしょう。
 
 アンタレスについて、一般的に想像されてることは、地球からの距離は550光年、大きさは太陽の直径の720倍、明るさは太陽の8千倍から1万倍で、白道に近いことから金星など惑星に隠れて見えなくなることがあります。いずれにしても橙色で超巨大な星で、シリウス、カノープス同様、全天21ある一等星の一つです。
 
P1020760【花梅・・・今朝撮影】
 
 ところで、今年、アンタレスと火星が最も近づいたのは1月下旬から2月上旬でした。しかし、この時季はそれぞれが現在より東にあり、その位置が低く見え難かったです。それが3月中旬になり、両者は西に移動したので、現在この橙色をした二つの星は比較的近くに見えます。火星が太陽の周りを北極星側から見て反時計回りに公転することから、今後は次第に東へ移動し、二つの星はだんだん離れて行きます。
 
 「さそり座」は黄道十二星座の一つなので占いでお馴染みです。生れた日が10月24日から11月21日頃ですが、この頃の「さそり座」は太陽の近くにあり見えません。つまり、誕生日に自分の星座は見えません。自分の星座がよく見えるのは誕生日の半年後の午前0時に南に見えます。このことは占いのどの星座についても言えます。
 

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2018年3月16日 (金)

K医師の一言に勇気をもらう

P1020753【スイセン・・・太陽方向を向いて咲く】

 昨日は私の家から車で1時間以上かかる吾妻脳神経外科へ行きました。この近くでは八ッ場ダムが建設中です。2ヶ月に一度ここへ通院し、現役時代から続けて診察いただき、今では大分回復していても血圧の薬をもらいに行きました。ここでは時々、血液検査や心電図、胃の内視鏡検査、胸部レントゲンなど検査を受け、毎年、糖尿もチェックします。

 わざわざこのように遠方の病院へ行くのは、以前からPTA関係でK院長先生と知り合いだからです。しかし、ちょっと風邪ひいたり、体調が芳しくないときは近くの病院を訪ねることもしばしばです。
 
P1020754【今朝咲き始めた雪柳・・・次第に白くなる】
 
 実は月曜日に長時間に亘り用事があったことが元で、大分疲れてしまい、翌日、とある地元の病院で疲れたことを言いましたら、血中酸素を計ってくれました。そして医師曰く「これは大変だ」と数値を見ていわれました。
 
 血中酸素は健康体であれば98や99らしいですが、私は93~94~95とのことで、大分低くこれでは「動くのも大変でしょう。」とのことで、酸素吸入してくれましたが、数値は回復しませんでした。
 
 それにしても、患者本人の前で「これは大変だ」といわれた場合、本人はどうして良いか分かりません。「大分低くなってます。」などの伝え方が患者は事実を把握し、それほど恐れないと思われます。
  
 このため15年来、診察いただいてる吾妻脳神経外科へ昨日行き、血圧の薬を頂くついでに、K院長に血中酸素が低いといわれたことを話すと、90代であればそんなに問題はないと話され、私は急に視界が開け、希望が湧いてきました。今後、生活をきちんとして様子を見る気持ちになりました。流石、NHKためしてガッテンに助言者として出演される先生と感じました。
 
 医師の言葉は患者にとって一言一言が重大です。このことから医師として専門の実力は最も大切ですが、言葉の発し方も丁寧にポイントをついて、回復に向かう方法を述べて欲しく、患者に少しでも希望を持たせることが肝心と思います。
 
P1020738【開花寸前の君子蘭・・・夢がある】
 
 医師のみならず、言葉が大切なのは学校の先生です。日々の学校生活ではいろいろの場面があっても、児童生徒にとって先生が発する言葉は重みがあり、教師の何気なく発する一言でも児童生徒の心に入り込み、その後、善し悪しにつけ長きに亘り影響を与えるものです。
 
 医師としての実力、教員として専門科目の実力は言うに及ばずですが、相手が失望するような発言はあってはなりません。どうしたらより良くなるか、どうしたら回復するか、少しでも希望を持たせる言葉を発したいものです。教員とは児童生徒が夢を持ち、そして、いかに大きい人物になっていくかは、ポインドを得た一言ではないでしょうか。
  

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2018年3月15日 (木)

今日は多忙なためブログ更新は明日に延期です。

P1010274

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2018年3月11日 (日)

就寝前、一杯の水は「宝水」・・・優れた便秘対策

P1040743【今が盛りの紅梅しだれ】・・・拡大してご覧ください。

 前回の記事で記述しました通り、20代の若き日、群馬県立榛名高校に勤務してました。当時、担任してた生徒さんが今年、還暦になり、その記念同窓会を四月に開くとのことで案内を頂き、私は出席することにしました。
 
 18才の顔から42年経過した顔を見ても、おそらく分からない人もいるでしょうが、次第に昔の顔に戻ると思います。今から楽しみです。最後に校歌を歌うでしょうから歌詞を思い出しておきます。
 
P1040749 【ちらほら咲き始めてる君子蘭】
 
 教え子が還暦とは私も年を重ねたものです。必然的に近しい友や先輩、後輩も幾人かこの世を去ってる現実を目の前にするとき、何と言っても「健康に勝るものなし」です。
 
 「如何にしたら今後も健康を維持できるか」このことこそ私たちは何をおいても取り組むべきです。男性の場合、前立腺がんを初めとする「がん対策」に取り組み、日々、正しい生活習慣が命を守ることになります。
 
 私の場合、これに関する書物を読むのみにせず、がん対策の講習会に参加し、専門の医師から直接、助言を受けるようにしてます。また、NHK「ためしてガッテン」に助言者として出演した吾妻脳神経外科K院長先生にも直接会って話を聴く機会に恵まれてます。
 
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 その結果、がん対策には抗酸化作用を持つ「リコピン」を含むトマトに効果があり、同様に、イソフラポンを含有する大豆製品が効果において群を抜いてるのことを知りました。以来、朝起きたら先ず、一杯のトマトを飲むことを習慣化し、一方、動物性食品である牛乳より、どちらかと言えば豆乳を飲むことが日常生活化してます。可能な限り、「魚は別として」動物性食品より、植物性食品に重点を置きます。
 
 次に、多くの病変の元となるものに便秘があります。精神的にも、腸の調子が良ければ人間は物事がよく考えられたり、不調であればあまりよい考えが浮かばないことがあります。このことから「腸は第二の脳」といわれます。
 
 幾日が腸の具合が悪かったり、便秘になると気持ちも塞ぎがちで、すっきりしません。医師の話では、毎日出る必要はないが、出たときの爽快感があるか、ないかが肝心といわれます。爽快感を感じれば、それは大腸の奥から出たことになり、お腹に緊張感がなくなります。
 
 便秘対策には概して腸壁を刺激する繊維類が効果があるといわれてます。つまり、よく咀嚼しなければ飲み込めない食品です。しかし、それでも出ないことがあります。また、冬季は寒いので腸が冷えることが一因し、腸を冷やさない工夫がポイントです。昔の知恵では腹巻をしたものです。
 
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 私は寝る前に常温のコップ一杯の水が便秘対策にとても効果があることを実感してます。同時に、水を飲むことは循環器機能が向上し、血流をスムースにし、血圧を安定させ、延いては動脈硬化、脳梗塞を予防すると考えられます。これはわざわざコンビニで水を購入しなくても、水道水で充分にその役目を果たします。昔から「就寝の前一杯の水は宝水」として体験上、その効果を認識してたようです。
 
 寝る前に水を飲むと夜中にトイレに起きるのが面倒という考えもありますが、私は便秘対策や循環器対策でこれほど優れた飲み物はないと日々感じてます。
 

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2018年3月 8日 (木)

第二の人生で必要なことは社会との接点を持つ

P1020737【品種名・・・「思いのまま」の白梅の部分】・・・拡大してご覧ください。

 年々、少子高齢化が進み、特に子供の数が激減し始め、このことに起因し以前に私が勤務した男子校は4月から女子高と合併して一つの高校になります。生徒たちはすでに芸術活動などで互いに往来し、特に音楽部ではいっしょに合奏、あるいは混声合唱という理想的な姿を前取りし、スムースに新年度の学校生活に入れそうです。
 
 今まで、男子だけ、あるいは女子だけのクラスが四月から男女が急にクラスメートになるので、多感な年齢にあるだけに、わくわくした待ち遠しい気持ちでいるでしょう。学校へ行くのが楽しみで元気になる生徒もいることでしょう。
 
 明治時代から続いた男女別学です。しかし、本来、共学が自然な姿です。このように男子校と女子高が、年度別に順次でなく、一度に合併するのは全国的に珍しいことです。
 
P1020734【今が盛りのしだれ紅梅・・・数年前の大雪で傾いてる】
 
 私は日本人学校勤務の後、最初に榛名高校に赴任しました。昨日、当時の生徒さんから同窓会の案内が届きました。担任は5名でしたが、前回20年前に呼ばれたとき他の先生も来てるのだろうと思いましたが、行ってみたら教員は私ただ一人で、慌ててしまい、それでもお酒が入ったら緊張することなく、和やかに過ごすことができました。
 
 今回、四月に行われる同窓会の趣旨は還暦記念とのことです。教え子がいよいよ年金時代に入ります。同窓会では呼ばれた教員は一言スピーチがあると思います。未だ先ですが、私は内心、「第二の人生の精神面のあり方」について、私も高齢者なので、自らに言い聞かせるつもりで話せたらと思います。
 
 今や、日本中が高齢者で溢れる時代に差し掛かり、還暦を過ぎたら真剣に生きなくてはなりません。今までは会社での仕事に目的があり。それに突き進んできましたが、第二の人生では社会から押し付けられる目標はなくなり、自らが目的を設定しることになります。
 
 毎日の有り余る時間を有効に意義深く使うことで、人間的な時間と空間になり、生甲斐が生じます。それは今までできなかったこと、やろうとしても時間がなくてできなかったことなど、新たな挑戦や趣味、行ってみたかった旅行になります。
 
P1020735【蕾が出てきたスイセン】
 
 高齢化社会で「健全な精神と健康な肉体」を維持するのに、最も避けるべきは、家にいるだけの生活です。社会との接点こそ脳を活性化し、その社会は一つだけでなく、いろんな分野に知人や友人、あるいは親友がいることです。このいくつかの分野ということが肝心と思います。
 
 つまり、いろんな関わりがあることによって、一つが機能しなくなっても他にもまだ、つながりがある状態です。一方、役員を引きうけるのは面倒ですが、可能な限り、会の役員を進んで引き受けることで、脳は相当に活性化し、家にいるだけの生活とは精神面で雲泥の差です。頭も使い身体も使う生き生きした責任ある状態です。
 
 高齢化社会では俳句や短歌など文学活動、音楽、写真、絵、書など芸術活動、運動のサークル活動など、集中すれば有り余る時間が短く感じるでしょう。
 
P1020738 【君子蘭の開花はもうすぐ】
 
 誰にでも必ず到来する第二の人生です。少子高齢化時代では、この生き方こそ学校教育で教えたいところですが、教える先生が第一の人生途上なので、これからは社会教育として「第二の人生の健全な生き方」を講義できる人を養成すべき時が来ています。
 

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2018年3月 5日 (月)

指揮者コンクールを彷彿させる「エグモント序曲」

Photo【エグモント山2518mニュージーランド北島】

 一年ぶりに藤岡市で開かれた新みかぼフィルメンバーによる低弦楽器を中心とした発表会を聴きに行きました。プログラム内容はオーケストラ楽員が個々に、あるいはパートごとに行なった練習成果の発表です。
 
 曲はバロック音楽の頂点バッハによる「無伴奏チェロ組曲第三番」に始まり、作品は一台のチェロで旋律と伴奏を同時に弾き、時折、対位法パッセージが含まれ、この曲はチェロ奏者にとって難曲でも、挑戦し甲斐ある名曲です。伴奏の合間にメロディーが浮かび上がって聞えたとき鑑賞者は嬉しいものです。
 
 すべてのプログラムについて感想をメモリましたが、それを述べることが目的ではなく、あくまで室内楽の楽しみを追い求める私がいました。
 
 有名な作品であるモーツアルトの「クラリネット五重奏曲」イ長調を聴いて、弦楽四重奏と共に、古典派純音楽として響きが本格的であり、クラリネットの音色は低音から高音まで、そして細かい音の動きまで、それぞれクラリネットの特徴ある音色が発揮され、ずいぶん変化が感じられ、特に幅のある低音の響により魅力が感じられます。モーツアルト固有の雅やびな音色が会場に伝わり、私の心は集中して拝聴できました。彼女とは以前に浜川のジムでお会いしたことがあり、演奏後挨拶でき嬉しかったです。
 
P1020730
 
 私は若き日、東京で行われた民音主催による指揮者コンクール本選会を聴きに行きました。審査員は斎藤秀雄氏をはじめ、外山雄三氏などそうそうたる指揮者たち。このときコンクールに参加したのが今や大御所の若杉氏や小泉氏です。
 
 一次予選の課題曲はべートーべン「エグモント序曲」で、本選会の課題曲はウェーバー「魔弾の射手序曲」、自由曲では若杉氏は確かモーツアルトの40番シンフォニーを指揮したと思います。オーケストラは同じ「エグモント」や「魔弾の射手」を幾度も繰り返し演奏することから、楽員は大変な精神力を使うことになりました。また、それは指揮者の今後の命運がかかってるからです。
 
 今回の低弦発表会で珍しくホルン八重奏による「エグモント序曲」は、その編成と挑戦に驚きました。しかし、拝聴するとロングトーンやフォルテはアンサンブルの領域を超える迫力に満ち、特に下降するパッセージが圧巻です。このような名曲を聴くことは心から楽しいことです。曲を聴いて何の曲でもいろんな編成で名曲を演奏することが可能であり、角度を変えた楽しみ方があると認識を新たにします。
 
P1020732【今が盛りの紅梅しだれと白梅しだれ】・・・拡大してご覧ください。
 
 同様のことは、十三名のチェロによるフィツェンハーゲン作曲「アベマリア」にも見られ、4パートに分かれて、一心にアベマリアに取り組む姿には平素からシンフォニーなど難曲に挑む仲間としての姿に、強い絆が溢れ、高音域の第一パートから低音域の第四パートまで、少しの対位法と多くの和声に弦の醍醐味をこれでもかと観客に訴えます。「チェロパートの絆よ永遠に!」です。
 
 コントラバスによるブルッフのコル・ニドライは長い曲をすべて暗譜で奏する記憶力と、それは音色と音程、そしてビブラートを含み、何より柔軟な表現を求め、終曲まで集中する彼女の精神に感服の至りです。N響に女性コントラバス奏者がいますが、彼女は群馬出身です。群馬県には凄い、若い、何より美しい女性コントラバス奏者が2人います。
 
 モーツアルトのピアノ三重奏曲第2番「ケーゲルシュタット」K498は最後を飾るに相応しい演奏で、ピアノ、クラリネット、そしてチェロ3人のテクニックと音色・音程に、表現上この上ない美的感性が漂います。特にピアノタッチの軽やかさとダイナミックな奏法両面に、そして「水を得た魚」のように生き生きとモーツアルトに向かう姿は感銘そのもの。
 
 ピアノ三重奏としての本格的な響きに室内楽の真髄に触れることができました。プログラム最後にこの演奏を拝聴でき、十分に心が洗われ、個人的には13年間、毎日一人での生活ですが、明日からまた希望を持って生きる力が湧いて来ました。新みかぼフィル楽員の皆さんに心底よりお礼申し上げます。
 

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2018年3月 3日 (土)

しだれ紅梅は今が盛りです。

♪写真はすべて拡大してご覧ください。

P1020723【しだれ紅梅】

P1020722【しだれ白梅】
 
P1020718【しだれ紅梅】
P1030504【1本の木が紅白に咲く思いのまま】
 
P1030458 【鹿児島】

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2018年3月 1日 (木)

4月からメキシコの日本人学校へ赴任する先生

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 4月より群馬県から海外日本人学校へ派遣される先生は3人で、派遣先はチリ、メキシコ、アメリカ合衆国の三ヶ国です。珍しく今年は全員が南北アメリカ大陸です。位置的にアメリカ合衆国の最北地は北緯49°チリの最南端は南緯56°であり、中間のメキシコは北緯15°から北緯25°の間に位置します。メキシコの日本人学校は日本から誠に遠く、現地に住む日本人子弟の教育に携わります。
 
 以前にメキシコへは日本の大相撲一行が訪れたことがあり、この時、日本人学校の生徒たちと交流がありました。教育内容はほぼ日本の小中学校と同じであっても、英語はもとより、スペイン語の授業では習ったことがすぐ実践できる日常生活であり、それは羨ましいほど外国語が身につく環境にあります。子供たちは将来「世界に羽ばたく日本人」としての可能性に溢れてます。
 
 一方、母語としての世界言語ランキングでは、1位中国語、2位英語、3位ヒンディー語、4位スペイン語、5位アラビア語といわれるように、スペイン語は本国では4600万人が話す程度でも、中南米で話される方が多く、メキシコをはじめスペイン語を母語とする人は4億人といわれます。千載一遇のチャンス、先生も滞在中に、ぜひ、スペイン語に親しんでほしいです。
 
Photo_2 【メキシコ国旗】
 
 メキシコ国旗の図柄は、全体は緑、赤、白の三色」です。三色を彩った国旗はたくさんあっても、「蛇をくわえた鷲がサボテンにとまってる」のが特徴です。
 
 一方、1810年にスペインより独立したメキシコの国歌は行進曲調の勇ましいものでも、途中から悲しい響きに移り、再度、勇ましく終わります。
 
P1020625
 
 私は国際理解教育研究会の会長さんから依頼を受け、壮行会では派遣国の国歌の楽譜と現地語の歌詞、日本語訳をそれぞれの先生に激励文とともにお渡しすることになってます。
 
 現地では日々、日本人子弟の教育業務が第一ですが、学校や家から一歩出ればメキシコ社会です。休日にはメキシコ国内を見て回ったり、大いに現地の方々と交流されることを願ってます。もちろん、スペイン語の世界です。言葉とは使ってこそ自らの脳に定着します。
 
 拙い体験では、若き日インドに滞在してたことから、言葉はヒンディー語と英語でしたが、帰国後、ヒンディー語を日々使うことがなく、次第に脳から消え去る現状です。しかし、以前にインドの青年がホームステイで我が家に滞在したとき、懐かしいヒンディー語が私自身に蘇り、心は青年時代に戻りました。最近、私の住む高崎市にもインド料理店ができたので、暫くぶりにヒンディー語を使って一杯飲んでみたいです。
 
Photo_3【メキシコの壁】
 
 一方、現地に滞在する上での肝心なことです。日本ほど治安のよい国はないことから、メキシコでの生活は常に身を引き締め、安全に暮らすことが第一です。昨今のニュースの通り、トランプ大統領による「メキシコの壁」に代表される民族間の対立が懸念されます。日本は珍しい島国で、陸地による国境はありませんが、殆どの国と国は陸地でつながり国境を隔てて異なる民族です。
 
 ところで、日本人子弟は現地の商社に派遣された親と共に暮らしてることから、親も教育熱心であり、現地での生活を有意義にするとともに、日本に帰国してもスムースに高校や大学に入学でき、それ以上にメキシコにいることで得られることをたくさん体験し、勉強と共に幅広い人格の陶冶を願ってます。
 
 日本との時差は-15時間です。このためメキシコはほぼ日本の前日です。貨幣単位はペソで、1ペソは日本円で約6円。 お金は使って価値が分かります。では、有意義なメキシコ生活を堪能されますよう祈ります。
 

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