今朝6時より、空高く雲雀さえずる土手を4K歩く
【今朝ウォーキングしたお気に入り鏑川の土手・・高崎市木部町】
ブログを書く予定の明日木曜日は私にとって一大イベントがあり、一日繰り上げて今日書きます。
どうしたことか、冬からずっと体調不良が続きましたが、今朝起きたら何となく調子がよく、6時から暫くぶりにお気に入りコースを4K歩きたくなり、車で現場へ行き、歩き始めました。思ったほど疲れず、胸に負荷を感じません。シベリアへ帰還したコハクチョウや人の姿はなくとも、小鳥の声は賑やかです。
一般的に早朝運動は循環器にとって不健康と考えられてますが、それは寒い時季と悟りました。冬季の早朝は気温の低さから血管が硬く、血流がスムースでないので医学な見地から危険といわれてます。
しかし、桜が散る季節となり、今朝ウォーキングしてみて、空気は適温であり、気持ちよく、ある程度、快適なスピードを保つことができました。太陽は思いのほか高く、無風状態であることから、顔に当る空気以外、何の抵抗も感じないでさっささっさと前進です。
次に、私が考えるウォーキングのポイントです。今や高齢化時代にあって足腰の筋肉が減少するサルコペニア対策や、足腰が正常に動かないロコモティヴシンドロームに罹る人が増え、ますます大きな社会問題になりつつあるのが現状です。
しかし、これは個人個人がそうならないように、未然にこれを回避する強い気持と実践する他はありません。
私がウォーキングする上で基本と考えることは「五感を研ぎ澄ませること」です。可能な限り街中より、自然豊かな道を歩くことでそれが感じられます。今回も、気持ちよく風を切る音、天高くさえずる雲雀の声、軽やかな靴の音、土手に芽を吹く新緑の香り、鏑川のせせらぎの音、目に入る雄大な自然の景色、背中を伝わる汗の動きなど、平素気づき難い事象に心が反応します。これにより、肉体のみならず、脳によい刺激があるでしょう。
次に、実際のウォーキングで気に留めたいことです。それは、しっかり前方を見つつ、頭が前後左右にぐらつかないことであり、ある程度の速度は必要でも、スピードを求めるより全身が快く感じることです。距離は最低でも1000mはこなしたいです。この距離は15分程度なので、ちょっと短時間です。でも、しっかりウォーキングすれば効果はかなりあるでしょう。
私たちにとって肝心な心肺機能をより活動させるには、ウォーキング中や後、呼吸数、心拍数とも平時よりそれぞれ1.5倍くらいをめざしたいです。これは眠ってる循環器によい刺激を与え、血流がずっとよくなります。
ウォーキングを行う頻度は、私の場合、「歩きたい」と身体が欲するときです。実はこれは無理しない観点から大切なことです。しかし、健康時であれば、週2回程度がよいと考えてます。
年齢を重ねるとともに減らしてはならないのが、足腰を中心とした全身の筋肉量です。これが前述のサルコペニア対策です。しかし、筋肉は外から分かり難いので、その大切さをしっかり認識し、先日、記述した力士が行う「てっぽう」など身体にちょっと負荷をかける心掛けを日々持ちたいです。
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