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2018年5月21日 (月)

今日は「小満」、麦も収穫間近で小さな満足

P1030837【高崎市矢中町の麦畑】・・・拡大してご覧下さい。

 時まさに「麦秋の候」。麦に限っては刈り入れ寸前で、恰も秋の佇まいです。ここは私が毎朝、朝食に行く矢中食堂の前に広がる麦畑です。毎朝見てると麦の成長がよくわかります。ついこの間、土中から小さな芽が出たと思ったら、どんどん成長し続け、10日ほど前よく観察したら麦の穂が出てるではありませんか。一見して、稲より成長の速度が速く感じられます。
 
 小満とは、農業に携わる人が小さな満足を感じることで、昔から麦が穂をつけたり、蚕が桑の葉を食べ始めたり、生産が順調に進み、今年も大きな段階を無事に過ぎ、やれやれといった時季と考えられます。
 
 私たちが生命をつなげられるのは、このように自然の恵みと農家のご努力によってです。しかも、農業に携わってるのは高齢者のみで、若い人は見当たりません。若者が従事しなくても、その分、農業の機械化によって仕事量は賄われ、需要と供給が釣り合っています。しかし、10年後、20年後に高齢者のみの労働には限界があります。
 
 ところで、今日は二十四節気で「小満」です。以前の私は「小満」と言う表現は、あまり季節感が感じられないと思ってました。それは日本国内で二十四節気の名称変更について議論が始まる頃でした。結局、各分野から選ばれた専門家による会議では「変更なし」との結論に達しました。
 
 今となってはこれられ表現のどれをとっても、「啓蟄」に代表されるように、なるほどと思わせるものばかりで、二十四節気について名称変更はなくなり「ホッとした」というのが私の実感です。
 
P1030839 【庭のビワも実が大きくなってる】
 
 このピワはピワの生産日本一といわれる長崎県の苗を植えました。苗の品種名は「長崎クイーン」です。如何にも美味しそうな名称ですが、幹が太く成長した暁には長崎クイーン」本来の美味しさになると期待してます。
 
 今年ももちろん食しますが、未だ幹が細いことから、それほど期待してません。数年後には幹も成長し、味も納得の「長崎クイーン」になると思います。しかし、実が生ってる姿に心は確かに「小満」です。
 
P1030840【しだれ白梅の実】
 
 しだれ白梅は観賞用に植えましたが、見事に枝垂れる枝ぶりと、2月の花が無い季節に白く咲く姿に希望が感じられ、心穏やかな早春の息吹を感じるものです。しかも、おまけに5月にはたくさんの実が生り、人間に食料として提供することで古来より、梅は私たちの生活に身近にありました。
 
 このように梅雨を目前にして梅が実ると心は確かに小満」です。昨年は嫁いだ長女が梅ジュースを作ってくれました。この他、庭の樹木をよく観察すると「源平しだれ」の桃もずいぶん実が生ってます。
 
 これにはかなりの地下の水を養分をとし、太陽光とで、いわゆる光合成によって作られる「でんぷん」により樹木の生長と共に実を作る自然現象は驚くばかりの量で、古来より人間に多くの幸を齎してきました。
 
P1030842 【源平しだれ桃の実】
 
 一方、「小満」とは本来、二十四節気の一つであるから、地球が太陽の周囲を一周する公転距離360°を24で割ると12°になります。つまり、地球が12°移動すると二十四節気の名称が次に変わります。
 
 実際には地球から見た太陽がどの星座を背景するかです。紀元前バビロニア時代より、人類は太陽の通過する道に丁度12の特徴ある星座を発見し、それらを黄道12星座と命名しました。
 
 このため、二十四節気の太陽の位置は黄道十二星座の一つに二つ含まれるようになり、今回の「小満」は黄道十二星座の一つ「おうし座」です。太陽光に消されて見えなくても、今日の太陽の背景には「おうし座」があります。この星座の中でも最も有名なのがアルデバランという一等星です。アルデバランは真冬に日本列島上空より少し南に輝きます。
 
350pxtaurus_constellation_mapsvg  【おうし座と一等星アルデバラン】
 
 真冬に「おうし座」を見つける方法で最も簡単な方法は「スバル」星団のすぐ左下です。
 
Photo 【巨大な冬のダイアモンド】・・・日本上空を驚くほど広く覆う
 
 現在の太陽の位置や関連する星座を直接見るには、半年後に日本上空にこれらの天体が来て良く見えます。これからしばらく太陽は上図のようにダイアモンドの中を東へ進んで行きます。
 
 きょうは「小満」、私たちの人生も少しずつ小満を積み重ね、日々、脳と体に鞭を打ち、己の「大きな満足」となる目標に一歩でも近づきたい。その源となるのは筋肉です。日々、すべての基本となる筋力を養っておこう。
 

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コメント

麦嵐(むぎあらし):いちめん黄金色に輝く麦の穂をうねるように靡かせ吹き渡っていく風。
青嵐(せいらん):青葉を吹き渡る風。
薫風(くんぷう):青葉の香りを吹き送る風。
みんな、さわやかな風ですね。
 麦の秋ときくと、自然と喉越しに爽快感を覚える。
 
 

 

投稿: 麦外酒 | 2018年5月21日 (月) 11時58分

麦外酒さんへ・・・私がまだ推敲してる間にコメントを賜り、慌てるやら嬉しいやらです。また、ブログを書いてる最中に予約してた歯科へ10時から行ったりで、忙しく午前中が過ぎました。
今宵は暫くぶりに仰せの「喉越しに爽快感」を得るため「某所」へ出かけ、小満を味わいたい。

投稿: カッキー | 2018年5月21日 (月) 12時09分

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