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2018年5月10日 (木)

今春の開花を終えたシャクナゲにお礼肥を施す

P1030796【西洋シャクナゲ陽光】

 群馬県高崎市近辺の平地では5月中旬になるとシャクナゲの開花は終り、一方、すでに来春の蕾を作る勢いのよい葉が成長しつつあり、植物が年間を通じて一定の循環に従ってることが見て分かります。自然とは誠によく出来てるものです。このような新たな葉はどこか人間の小中学生のように感じます。それは葉が生き生きしてる状態から未来に無限の可能性が感じられます。
 
P1030797【西洋シャクナゲ・フィリスコーン】
 
 クリーム色の大輪が咲くフィリスコーンは昨年の初秋、私がうっかりしたため葉を虫に多く食われ、結果的に今春は一輪も咲かず仕舞いで残念でしたが、それを乗越えて現在、新たな葉がたくさん出てます。今度こそ虫に食べられないよう気をつけます。
 
 開花時以外では、どうしても私の管理が疎かになります。何事も、表舞台に立つときのみ頑張るのでなく、不断の努力がものを言います。平素の管理がしっかりしていれば、開花時は特に何もしなくても思いのほかよく咲くもので、フィリスコーンを通して私たちの心のあり方が問われてます。
 
P1030673 【2~3年前の見事な開花・・・西洋シャクナゲ】
 
 ところで、一般的に少なくとも年2回の肥料を施すことが、植物の成長を後押し、その一回目が今の時期です。これは通常、「お礼肥」といわれるもので、開花で疲れた樹木に感謝を込め、栄養を与えつつ、同時に前述の新芽に勢いをつける役目を果たすと考えます。二回目は寒肥えです。蕾を持った寒い時季に施します。
 
 今までも、肥料で失敗したことがあり、つまり、枯らしてしまった苦い体験が脳裏を過ります。私はシャクナゲに関して師匠がいないことから、ずっと独学でした。そのときは良かれと思って与えた肥料が強過ぎて大失敗です。大切なシャクナゲに申し訳なかったですが、気持ちを入れ替え、あちこち奔走し、現在のシャクナゲに出合い、シャクナゲたちに囲まれ生活してます。
 
P1030795【お礼肥として油粕を施す】
 
 今までも、油粕は与えており、特に失敗はありません。ご覧の通り、根元から離して撒きます。これに雨が当り、じわじわと地中に浸みていきます。今後、来春用の芽が成長し、夏になると来春の蕾がつきます。樹勢がよいと蕾がたくさんつき、開花も良くなります。以前に、蕾がつき過ぎで間引いたことがあり、シャクナゲは勢いが良過ぎることもあります。
 
 ところで、庭には多くの花木が植えてあり、今後も花木を中心に植木屋巡りをして開花を確認して手に入れるつもりです。この確認が大切です。もしかして綺麗かもしれないは開花してがっかりするものです。このことは人間生活でも、よくあることで手にする前にしっかり確認が基本です。
 
P1030784【藤はいよいよ広がりを見せ始める】
 
 一方、以前のブログに記しましたが、花の開花とは別に私が植物を大切にするのは、植物の葉が太陽光と雨など水によって、また、大気中の二酸化炭素を使って「でんぷん」を合成し、水を分解する過程で生じる酸素を大気中に供給してる光合成の化学反応があります。
 
 デンプンは植物自身が成長する源となり、酸素は肺呼吸する私たち動物にとって不可欠な気体であり、肺で二酸化炭素と酸素をガス交換し、血液循環を媒介にして身体中に酸素を供給し、このお陰で私たちは生命を維持できます。
 
 この関係を脳でしっかり把握し、これからも植物に生かされてることを認識しつつ、シャクナゲはもちろん多くの花木を育て庭中が植物となり、まるで深い森の中で生活してるかの如く、きれいな酸素に満ちた自然環境づくりを生涯の仕事として生きたい。
 

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