引退3年生を感謝を込め紹介
今回も、以前に地元紙・上毛新聞「ひろば」に掲載された拙文をここに載せます。今回、暫くぶりに読み返し、私にも当時の感動が伝わってきました。
先日、群馬音楽センターで開催された高商吹奏楽部第40回定期演奏会を聴きました。暫くぶりの高校生による溌剌とした演奏に感動を覚えました。
四部に分かれたステージは吹奏楽のオリジナル・クラシック曲はもちろん、色彩豊かなユニフォーム姿による一糸乱れぬステージドリルに、また、OB、OGが加わった80人という大編成の演奏に吹奏楽の醍醐味を十分堪能させていただきました。
この演奏会を最後に引退する3年生の一人ひとりを後輩が感謝を込めて紹介する姿にジーンときました。先輩後輩の絆がしっかりしている姿に観客は感銘です。また、朝練習や放課後遅くまで、夏休みもない辛い練習に明け暮れた日々が思い出されたのでしょう。あふれる涙を押さえきれない3年生の姿に観客も涙でした。
最初は楽譜の読み方、楽器の指づかいや呼吸法から始まった1年生時代、これを継続した3年間の苦難に打ち勝ち、この日の大曲演奏に燃焼しきった体験は、今後の人生にとって大きな自信と誇りになるでしょう。
顧問教師の情熱的指導の下、若き日にこのように純粋に音楽に打ち込むことは、一生の友に巡り会えたり、生涯を通じて音楽芸術を愛好する心豊かな人になるものと確信しました。高商吹奏楽部の皆さん、これからも観客を惹きつける演奏をめざしてください。
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