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2018年9月 6日 (木)

手をかければ応えてくれる日本シャクナゲ

P1050095【あちこち探しても見当たらない日本シャクナゲ・・3年前、開花】・拡大してご覧ください。

 40代より、どうしたことかシャクナゲに取りつかれた私は今では一年中、シャクナゲの成長を見守り、開花を夢見て世話してます。ところが、いくら面倒を見ても咲かないことがあったのです。それはシャクナゲの特質に対する認識不足、知識不足であることが分かり、今ではその苦い体験を胸に、シャクナゲになったつもりで日々、確実な成長を期して世話してます。
 
P1050011 【現在、すべての小枝に蕾が生まれてる日本シャクナゲ】
 
 昨日、よく観察したら嬉しいことにすべての小枝に蕾が付いており、人間は暑い暑いと言ってる間に、もう来春の開花の準備に入ってます。私にとって誠の喜びを感じます。というのは、購入した頃はよく咲きましたが、昨年までは次第に開花数が少なくなってしまったからです。
 
 先ず、日本シャクナゲを植える場所は大きな落葉樹の半日陰がいいことは書物などで知りました。ところが次第に咲きません。一般に、シャクナゲの根は小さくか固まってます。他の植物のように養分や水分を求め、根があちこちに行く性質はありません。一定の範囲内でじっとしてます。
 
 ところが、日陰を作ってくれる大きな梅の木は、強い根を四方八方に広げ、梅を作るための養分・水分を集める性質があります。当然、近くにあるシャクナゲの根の中に入り込み、本来シャクナゲが得る養分を浚っていくのです。これがRoot competitionです。
 
 遠くオーストラリア・シドニー近郊からこのブログにアクセスされてる逍遥様のコメントで、この言葉を知った私はシャクナゲを掘り返し、驚きました。正しくシャクナゲの根に他の植物の根が侵入してるではありませんか。私はこれでは日本シャクナゲは咲かないと真の理由を体得したのです。
 
P1030002【日本シャクナゲを掘り出したところ、他の植物の根がたくさん取巻いてる】
 
 これでは咲かない。人間は何も知らずに肥料や水を与えていても、それは他の根がみんな浚って行きます。そして考えた挙句が、大きな植木鉢を地中に埋め、それに植え込み、他の根が侵入しない環境を作りました。それが下の写真です。
 
P1030009【この中に鹿沼土、バーミュライト、栄養を含む土を入れる】
 
 そして半年が経過し、9月の現在では早くも推定60個の蕾がつき、私にワクワクした期待感と、こんなことでも一種の生きる喜びを与えてくれました。日本シャクナゲ自身になって育てることを知らなかった私は、これで一歩も二歩も日本シャクナゲの育て方について大きな道が開けました。後は来春4月に、最初の写真の2倍以上の開花を楽しみに待つ日々になってます。
 
 ところで、日本シャクナゲは誠に数が少なく、貴重な植物です。平地では絶滅の危機に瀕してると言えます。それは植木屋などどこを探しても、殆どが西洋シャクナゲです。
 
 日本シャクナゲの特徴は花に自然の息吹と品格が備わり、決して派手てはなくとも味わい深い色彩で、人を惹きつけます。しかし、日本シャクナゲと西洋シャクナゲの絶対的相違は葉の裏側を見れば一目瞭然です。
 
P1050019
 
 日本シャクナゲの葉の裏はこのように黄土色をしてます。何故、表裏で色が異なるか不思議です。旧石器時代以前より日本に生息し続けてきた不変な姿なのでしょう。ですから、植木屋などでシャクナゲの葉の裏を見ると殆どが青です。つまり、大部分が西洋シャクナゲです。
 
 ところで、私が気に入ってる西洋シャクナゲの一つにフィリスコーンという名のクリーム色した女王のような品種があります。これも大切に育てるため、実は昨日、前述のような方法でRoot competition対策を施し、玄関に近く、半日蔭で見やすい場所に植え替えました。
 
P1020819【写真では分かり難くとも、フィリスコーンの花は大きく品格漂う】
 
 私が現在育ててるシャクナゲは5本ですべて品種が異なります。家の前に後ろ三列、前二列なりました。昨日植え替えた写真が次です。
 
P1050014 【Root competitionを施す】
 
 植え替えた途端に生き返った雰囲気です。これで5本のシャクナゲたちは来春に向かってスタートラインにつきました。それにしても未だ9月上旬というのに、今からワクワクして春を待ってる私のような人間も少ないでしょう。喜びは近未来に成就したい。
 

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コメント

日本シャクナゲ元気になり良かったですね。蕾も60個とは植え替えが成功したからでしょう、来春が楽しみですね。こちのシャクナゲはルーズベルトの一本が8月後半から開花しましたが、雨の影響などあり散り始めました。2週間程遅れルーズベルトno2と西洋ピンクが来週あたりから開花の様子です。拙宅では今冬シャクナゲの取り木に挑戦しております。横に飛び出した余分な枝の整理を兼ね上記西洋ピンクを含め3株程試しております。成功するかどうかまだ判りませんがコンポスターによる肥料づくりを含め現在わが子とともに植物学習中です。

投稿: 逍遥 | 2018年9月 8日 (土) 09時24分

逍遥さんへ・・・先ず、最初にお詫び申し上げます。本文において、推敲の不足から逍遥さんの敬称を落としてしまいました。今後、気をつけますので、よろしくお願い申し上げます。
オーストラリアと日本で咲くシャクナゲたちは丁度6ヶ月、開花時期に相違があり、季節が逆だから当たり前ですが、よく考えると同じ植物であるのに不思議なことです。
ところで、そちらはこれから暑くなりますが、シャクナゲとご自身やご家族のご健康を祈念いたします。
今夏の日本は猛暑の連続、そして広島、岡山を中心に豪雨災害、現在は北海道の大地震で毎日、救助活動が行われてます。

投稿: カッキー | 2018年9月 8日 (土) 12時24分

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