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2018年10月 1日 (月)

楽しみな高商吹奏楽部・創立60周年記念式典

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 昭和33年、後に高崎市長になる沼賀健二校長時代、波戸場研二先生により創部された高商吹奏楽部は今年で還暦です。驚くべきは創部から5年経過した年に現在の音楽センターが建てられ、ここで第一回高商吹奏楽部定期演奏会が行われました。

 
 戦後の物資のない時代に教育を受け、台町校舎の当時の生徒さんたちの感想は、こんな本格的な大ホールで自分たちが演奏できるなんて、まるで夢のようと驚いたに違いないでしょう。と共に、果たして近代的な建物に相応しい感動的な演奏ができるのだろうか、お客は2000人入るだろうかと、期待と不安のうちに第1回定期演奏会が行われました。
 
 しかも、同日に昼夜二回公演という取り組みに生徒たちは音楽練習はもとより、得意とする入場券販売に精を出し、2000人の観客の前での演奏は、おそらく生涯忘れぬ青春真っ只中を体験し、顧問教師の厳しい指導のもと、貴重な高校時代を過ごしたことと思われます。
 
 ところで、創立60周年記念式典は10月6日、ホテル・メトロポリタン高崎に於いて行なわれ、先日、OBOG会長である酒井君より私にスピーチの依頼が来ました。昭和時代最後の11年間を高商吹奏楽部顧問であった私は、先代の波戸場先生、梅山先生が既に天に召されたため、実は顧問の中で最古参になりました。このためスピーチを私にとなったようです。酒井会長は私が顧問してたときの部長です。
 
 長きに亘り、顧問であった期間の夏季休暇や冬休みは、男女半々の40~50名を一人で引率した合宿の連続で、その場所は苗場国際スキー場、北毛青年の家、万場高原荘、小諸青年の家、妙義自然少年の家など今となっては懐かしい場所ばかりです。今考えるといずれも山岳地帯であり、一人の事故もなく合宿ができたものです。あるいは、私も若かったので心配する前に生徒にいろいろ体験させようと予定を組んだのでしょう。
 
Photo【万場高原荘から全員で登山した西みかぼ山頂】
 
 冬休みの合宿を行なった万場高原荘では、レクリェーションとして全員で西みかぼ山頂に登り雪合戦です。日頃の鬱憤を晴らそうとばかり、女子は男子をめがけ、後輩は先輩をめがけ、寒さを忘れた白銀の中、標高1266メートルでの雪合戦は青春真っ只中そのものでした。
 
 私は思います。若き日に楽器と共にあった青春は、その指使いを生涯忘れるものではありません。卒業以来、30年~40年経過しても若き日に覚えた指はいつまでも身についてます。
 
 しかも、音楽演奏は年齢を嵩むほど音楽美の真髄に近づくものです。これが運動部と異なる点です。運動は年を取ればあまりできません。しかし、音楽演奏は年齢と共に磨きがかかり、管楽器は肺活量の維持と共に、末端神経の動きに心身ともにアンティエアイジングになります。このような利点を生かし、生涯に亘って愛好できるものが音楽芸術です。
 
 冬休みは二学期の終業式が終わるや否や、カラフルな通知表を持って浅間山南麓の小諸青年の家での合宿です。殆どの生徒が体験してない氷点下15度の早朝の外気に触れ、文字通り極寒でしたが、若者は友人と共にあり、寒さをものともせず、ここでも高商ブラス恒例の雪合戦です。音楽演奏の鍛錬と共に、仲間との語らい、共通の思い出は青春に欠かせないものです。
 
 ところで、高商ブラスの今年の定期演奏会は部創立60周年とともに、第55回記念演奏会です。これを祝し、卒業生で作曲家の福田啓司さん作曲による「部創立六〇周年祝典曲」が初演されます。彼は「青空のもとに」で日本吹奏楽連盟から下谷賞を受賞した本格派です。この祝典曲も聴きどころです。高商吹奏楽部第55回定期演奏会は群馬音楽センターで11月3日【土】17時30分より開演です。
 
 一方、現役生徒さんによる「ステージドリル」は一見に値するでしょう。群馬県代表として毎年、西関東大会出場という実力が披露されます。
 

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