歯磨きの90%は歯ブラシを縦に使う
胃腸など消化器官を健康に維持することや、発する言葉がいつまでも明瞭である基盤は、三度の食事後の歯磨きの励行であることは疑う余地がありません。しかしながら、歯は直接見えず、いわば手探りの状態で、多くは物心ついた頃からほぼ同じ磨き方を繰り返し継続してることが多いと想われます。
このため、磨いたつもりでも「磨き残し」が結構あるといわれます。つまり、一年中、磨かれない個所があることになります。これについては、従来と磨き方を変えたり、今どこを磨いてるか確認して磨けば少しは改善されるでしょう、
ところで、私が最近知った知識では「歯ブラシの持ち方」次第で、歯磨きの効果は抜群に向上することを実感してます。これは近所で歯科医師のお父さんの跡を継いで、この度、開業医となった若い女性歯科医O先生から教わりました。最初は、内心今までとそれほど差がないであろうと思ってましたが、流石、若い歯科医師は最新の磨き方を研究されたのでしょう。患者である私に真剣な眼差しで以下のことを説諭されました。
この方法は皆さんも記憶に留め、ぜひ、励行してみることをお勧めします。
早速、私はО先生が勧められる磨き方を試行したところ、すごくよく磨けると共に、歯と歯の間に溜まる歯垢=plaqueがよく除去できる実感です。これは歯ブラシのブラシの長さを有効に使っています。
具体的に、歯ブラシの「柄を下にして縦に持ち」、これで前歯の上の歯と下の歯を別々に磨きます。感覚的におそらく今までより、歯垢が除去できる実感でしょう。
歯の裏側について「上の歯については同様に歯ブラシの柄を下にし、縦に磨き」、「下の歯の裏側のみ、歯ブラシの柄を上にして、やはり縦に磨きます。一方、顎を多少動かしつつ、噛む面の歯も歯ブラシを縦にして、上下左右の四ヶ所を磨きます。
このように、ほぼすべての歯磨きでは「歯ブラシの柄を縦に」持ちます。私が唯一歯ブラシを横に持つときは上下の歯茎を磨く場合です。この作業は中にある血管が刺激され、脳にとても効果があり、この刺激が脳に伝わる感じです。脳がすっきりする感覚を覚えます。
人間とは、永い年月に身についてしまった固定観念や先入観が主導しがちです。おそらく、上記のことを実践され、それが軌道に乗ると、もう今までと同じ方法に戻らず、新たな感覚が実感できると思います。
歯に付いた歯垢のうちに取り去れば、歯石=tartarになりません。歯石になると歯ブラシでは除去できません。つまり、歯垢から歯石へと移りがちです。
健康な歯を維持し、時間をかけてよく咀嚼する生活習慣は「胃腸の健康は言うに及ばず、年齢を重ねても、言葉を明瞭に発音できる基盤と考えてます。
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