当舎生れ稚内モザイク号直仔が北海道へ九州へ
ホープGN号【林氏作翔】を父に持ち、スチール号【オランダ・プロンク鳩舎作翔・1000Kヨーロッパチャンピアン】を母方の祖父に持つ写真の稚内モザイク号は現在ピジョンクレージー鳩舎【吉田鳩舎】で第二の人(鳩)生を過ごし、春の作出にスタンバイです。
未だ未だこれから暫くは種鳩として活躍できるでしょう。吉田さんのお考えでは、今春、この鳩にはそれに相応しい雌を交配し、国際鳩舎などへ委託を計画中とのことです。このため作翔者の私としても楽しみになってます。
現在は全国では、猛禽の出現、近隣関係など諸般の理由で自宅で舎外やレースができない競翔家も多く、一方、自分の住む地区のみのレースに拘らず、全国のレース鳩や世界のレース鳩と優秀性を競いたいとの考えが基盤となって、八郷国際鳩舎や伊賀国際鳩舎、あるいは読売ランド鳩舎へ委託し、全国のレースマンとレースを楽しむ方が増えてます。レース日程は決まっており、その結果は瞬時にネットで流れるため自宅でのレースとは一味違うレース鳩飼育の楽しみ方が増えてます。
ところで、平素ネットでお世話になってることから3~4年前に北海道在住の大橋鳩舎さんへ 稚内モザイク号直仔【カッキーチェ】をお送りしたところ、その子供が東舞鶴GNで総合7位になる快挙を遂げたとの連絡を戴いた時ほど嬉しいことはありませんでした。長距離血統が蘇ったと共に、大橋さんの日頃の管理の適格性、また、氏の配合鳩の優秀性がプラスしたことは間違いありません。
こんなことから、昨年秋に私は全国に有名なピジョンクレージー鳩舎【群馬県・吉田鳩舎】に香山鳩舎作出鳩など多くの種と、谷川岳の新潟県側から山岳地帯を翔破し、性能検定済み選手鳩の飼育を秋にお願いしました。
最近になって吉田鳩舎から、稚内モザイク号直仔が1羽ずつ九州の熊本県と大分県の鳩舎が導入されたと連絡を戴きました。ですから稚内モザイク号直仔は北海道や九州に行ってることになります。
また、彼からの連絡では、この貴重号【稚内モザイク号×茨城県・高塚鳩舎稚内ブルー号直仔】が最近、大分県の柴田鳩舎へ導入なったとのことです。作出者の私としても直系の今後の活躍が楽しみです。それにしても生れ故郷・群馬高崎から離れ、貴重号はずいぶん遠方で暮らしてることになります。
一方、同様に昨年末、モザイク二世号が熊本県・松井鳩舎へ導入なったとのことです。松井さんはこの拙いこのブログにアクセスされてるとのことで嬉しいです。このことは吉田さんから連絡が入りました。ぜひ、良い直系が生まれることを期待してます。この鳩も稚内モザイク号直仔で、目に輝きがあり、動作機敏であり、私にとって印象深い鳩です。母はサハリンブラック号孫です。
一人暮らし故、無事に生活することに主眼を置き、昨秋、私は60年間に亘るレース鳩飼育を終了しました。しかし、これら遠方で生きる鳩の今後の活躍が楽しみです。熊本県の松井鳩舎さん、大分県の柴田鳩舎さん飼育を宜しくお願い致します。
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