最近は「蕎麦湯」を飲んでます。
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【昼食には時々十割そば】
20年来の掛りつけ医師から、以前に、蕎麦が血圧面や糖尿面から身体によいと聞いたことが耳に残ってます。それ以降、なるべく蕎麦を食するようにしてますが、蕎麦には種類があり、蕎麦粉があまり入ってなくても蕎麦として売り出されているものもあり、多くの場合、裏面にその割合が記されています。また、その割合は茹でてみると茹で汁の色で分かります。それは結果的に、写真のような十割そばの茹で汁が断然、濃いです。名前だけの蕎麦の茹で汁はうどんの茹で汁とあまり変わりません。
実は、蕎麦は茹でると多くの栄養が茹で汁の中に流れ出てしまうと考えられ、それら流れ出る栄養素はカリウム、ビタミン類、デンプン、タンパク質などで、茹で汁を捨ててしまうと多くの栄養まで失うことになります。蕎麦屋では蕎麦湯を出しますが、あれが茹で汁です。このため私は折角の茹で汁を保存しておき、食間に飲むようにしてます。
一方、蕎麦の中にはルチンという栄養素がたくさん含まれ、この効用は毛細血管を強くしたり弾力性をもたらし、抗酸化作用があるといわれてます。結果的に血流をスムースにして血圧安定や血栓を防いだり、動脈硬化予防につながることが期待されます。
ルチンは水溶性のため、茹で汁の中(以下、蕎麦湯という)に溶けてしまうので、これを逃がしてはもったいないことになります。私の拙い体験では、蕎麦湯を飲むと体調がよくなることを感じてます。それは大腸の調子です。蕎麦湯はたくさん出るなので、冷ましてから冷蔵庫に保存しておき、時々、水分補給に飲んでます。
私たちが育った戦後の時代に比較し、現代は飽食の時代にあり、当時ではお正月にしか食べられなかった食品が毎日のように食卓に並びます。この上、一日中、ソファーのような柔らかい椅子に寄りかかって座ったままでは、エコノミー症候群を初め、運動不足も加わり、いわゆる生活習慣病に陥り、延いては、危険な糖尿病のリスクが増します。
この点、塩分の少ない日本蕎麦は健康食であり、時々食することが現代病である高血圧や糖尿病を未然に防ぐことにつながると私は考えています。
概して、私たち日本人の食生活は昔から糖分、脂肪分、そして塩分の摂取量が多いです。ご存じの通り、カリウムは塩分を体外に排出する作用があり、蕎麦や蕎麦湯は、この点からも健康食と言えます。
健康長寿は脳で食品選びを判断し、と共に心臓に適度な刺激を与え、同時に、ウォーキング等を通じて、全身の筋肉に快い負荷を与える両面の実践こそ、日々の生活に欠かせないことと考えてます。
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