血液循環Upで毛細血管の劣化を防ぐ
先日、NHKラジオの早朝番組「健康ライフ」の時間で、毛細血管について放送がありました。大変に感銘を受けたのでその趣旨を書きます。また、これに併せて私の感想も述べます。
私たちの体内にある全血管の90%以上を占める毛細血管は動脈と静脈の間に存在し、この毛細血管は身体に酸素と栄養を与え、同時に身体から老廃物を回収する働きがあります。その太さは髪の毛よりずっと細いく、赤血球がやっと通り抜けられるほどといわれます。
この全身に張り巡らされてる毛細血管(capillary)によって、私たちは生命を維持してます。しかし、この毛細血管は加齢と共に劣化しやすく、こうなると身体活動にいろいろ不具合が出てきます。これを防ぐには、私たちは日常生活において運動と栄養によってある程度は毛細血管を丈夫にすることができると考えられ、延いては日々の努力でアンティエイジングが可能となるでしょう。
運動とは本来、健康のために行うものであり、勝負に拘り、必要以上に激しく動く競技スポーツなどは、却って健康を損なうものです。若いときはある程度無理しても年齢を増したら、激しく体力を消耗する運動は血管にダメージを与えることから差し控えるのが賢明です。
毛細血管を正常に働かせるには血流をアップすることである程度は劣化を防げます。適度な運動を日常生活に取り入れます。その方法は散歩のように遅くなく2~3㎝ほど大股で歩き、全身の筋肉が生き生き活動する速度のウォーキングで、心拍数は通常の1.5倍ほどの110程度が望ましいと考えられます。
通常、人間の血液は心拍数72くらいで全身を一周する時間はおよそ1分と考えられることから、早歩きのウォーキングでの血流は全身を50秒程度で一周すると推測できます。1日に血液循環を速くする生活習慣が望まれ、その時間は15分程度を目安にすれば十分と考えられます。
血流が悪いと血液の質も弱り、結果的に足にむくみが出たり、皮膚にたるみが出たりする兆候が見られと考えられます。
一方、劣化しやすい毛細血管を正常化したり、増やすには卵や大豆を食することで効果があり、概して野菜が有効と考えられます。また、調味料として使われるシナモンが毛細血管を強くすることが知られてますが、摂り過ぎると肝機能にマイナスとなることから注意が必要です。
人生100年時代におけるアンティエイジングをめざし、身体の隅々に網羅してる毛細血管により私たちの生命は維持されてることを再認識し、日々の努力によりその劣化を防ぐため、今まで以上に血液循環をUpさせることの大切さを意識したいものです。
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人間は血流川そのもの。
静岡県富士市に「血流川」という恐ろしい名前の川があるそうです。「ちながれがわ」と読むらしいが、「ちぼかわ」という読みもあるらしい。
以前のブログに群馬県甘楽町の三途の川(さんずのかわ)の記事がありましたね。
投稿: 青春の血は燃える | 2019年3月11日 (月) 10時22分
青春の血は燃えるさんへ・・・暫くぶりのお湿りです。群馬県には赤城山小沼の南に三途の川があり、おっしゃる通り、上信線「新屋駅」の近くに三途川があります。こちらについて私はかなり上流まで遡って歩いて行きましたが、気味悪くなり、途中で引き返しました。近くには梵語で書かれた碑が現存します。ご希望であればご案内いたしますが、それなりの覚悟が要ります。「出た~!」
続きは午後6時からになります。
投稿: カッキー | 2019年3月11日 (月) 11時39分