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2019年4月 4日 (木)

漢字の度忘れ対策・・・友人の新聞投稿から

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【春本番の源平しだれ・・・今年は白が多く平家の勝ち】

 先日、群馬県の地方紙・上毛新聞の「ひろば」に掲載された友人TMさんの投稿文は、現代、キーボード時代にあり、漢字をあまり手書きしなくなった私たちに大きな示唆を与えています。

 では、ご本人の承諾を得られたので、以下、彼の投稿文を掲載致します。

 漱石の小説「門」の冒頭に「お米、近来の近の字はどう書いたっけね」「近江のおうの字じゃなくって」「その近江のおうの字が分からないんだ」という一節がある。年齢のためか、パソコンの多用のせいか、「読めるけど書けない漢字、うろ覚えの漢字」が増えてきた。書けると思って書こうとすると、ふと手が止まり情けなくなる。

 思い出せないもどかしい時間の中で身を置くことは結構、苦痛だ。そんな時は、いたずらに悩むことをせず、座右に置いた国語辞典で確認し、「覚え直す」という気持ちで、指で手のひらに何度も書いて、脳に印象付けるように努めている。

 新聞に目を通し、関心ある記事、興味ある話題を中心に漢字としっかり向き合う。友人は鉛筆を手に、主だった漢字を丸で囲み、記事をより理解するために傍線を引く念の入った読み方をしている。テレビ画面にも結構、漢字があふれるように躍っている。ニュースをはじめ、各種の字幕に目を凝らして黙読している。

 紙に丁寧に手書きしていた頃は漢字と一心同体でいられた。日頃の漢字の度忘れ対策のベストは、手書きの復活だと思うようになった。【以上は貴重な投稿文を拝借しました。】

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【昨秋植えた球根から芽を出し、咲いてるチューリップ】


 ところで、昭和時代に勤務していた高崎商業高校の吹奏楽部ОBOG会長から、先日、部創立60周年記念式典に当り新聞を出すので、元顧問の小生に原稿依頼があり、原稿用紙3枚が送られてきました。このため、内容はともかく1200字を手書きすることができるか心配になりました。私はブログを書き始めて以来、12年になり、友人の投稿文の通り、キーホードばかり叩いてる日々で、こちらは大分自然に打ち込めますが、手書きでそんな長い文章を書くことに殆ど慣れない生活を送っています。

 しかし、昔取った杵柄と思い、書き始めたところ、途中、精神状態がマラソンに似た心理になり、漢字の問題も含め、最後まで書けるかなと心配が続きました。昔に比べ、漢字を書く頻度は確かに減って来てますが、私は英語が好きなことから大きなノートを単語帳にして、左側に英単語・熟語を、右側に日本語を書いてます。ですから、乱暴ではあっても、漢字の手書きも少々続けていました。また、年賀状も時代遅れの感があっても、手書きにしてます。

 このため、原稿はどうにか完成し、送付しましたが、漢字が間違っていたらと思うと気掛かりでなりません。学校や現役の生徒さんたち、そして約800名の全会員に配布されるのは来月上旬です。

 今回の友人の投稿文を肝に銘じ、今後は意識して常用漢字をスムースに手書きできるように、日々、漢字を書く一つの大きな目標ができました。

  

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上毛新聞「ひろば」に掲載」カテゴリの記事

コメント

      原点回帰
 指先でなく、三本の指を使って書くこと

投稿: 寺小屋 | 2019年4月 4日 (木) 10時25分

寺子屋さんへ・・・漢字は脳もそうですが、指が筆順をはじめ、すべてを覚えてますね。覚えるには自分の身体を総動員して取り組むことが効果があると感じてます。声も出してみるとより印象が深まると思います。
今回は話題を提供して下さり、誠に有難うございました。
ところで、今日の11時台は、行きは鏑川の土手を、帰りは川岸をウォーキングしてました。今日の距離は2.5Kです。白鳥はシベリアへ帰りましたが、暖かな春の日差しを胸に受け、よく見ると樹木に小さな新緑が生まれてました。貴殿を見習い脳に錆が侵入しないように生活します。

投稿: カッキー | 2019年4月 4日 (木) 11時49分

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