入院見舞い 驚く病院の 危機管理
令和になってからも続いた大型連休後、隣人Tさんが風邪をこじらせ、その後、呼吸器に異常が見つかり、高崎市の大病院に入院し、すでに2週間ほど経過してます。
家族の話では当初、食事が喉を通らなくて、点滴で栄養補給とのことでした。その後、日にちが経過し、次第に回復して話しも普通にできるとのことで、私は昨日、新装なった国立病院に見舞いに行きました。以前にこの病院に知人の見舞いに行ったのは20年ほど前で、当時は昔の建物でした。
ここは高崎市役所近く、広い高崎公園の隣に位置し、高崎観音が望める景観のよい立地条件です。初めて訪れる白亜の病院の巨体さに圧倒された私は、瞬時に地震対策がよく出来てる構造と感じました。
中に入ると患者や家族、また病院職員の多さに驚くと共に、近代的な設備に、そして何より危機管理が徹底してる職員の応対を感じました。
受付で「見舞いに来ました。」というと、応対した職員が「患者さまの名前と患者さまの住所ををお知らせください。」とのことで私はすぐに答えました。結果的に私が患者と関係があるかどうかを審査したのでしょう。その後、病棟の階数を教えられ「ナースステーションに立ち寄って下さい。」とのことでした。
エレベーターで指定された階に昇り、ナースステーションで見舞いの申し込み用紙に患者名と私の名前を記入したところ、職員はその用紙を持って暫くそこを立ち去りました。おそらく患者さんの部屋に行き、私の名前を告げ、知人であるかどうかを確認したのでしょう。2分ほどして職員は戻り、「それではどうぞ」と部屋まで案内してくれました。
私は2か所の一連の応対に危機管理が徹底してると思いました。残念ながら、世の中には患者の弱みに付け込み、患者が不快な思いをすることがあったり、自由に出入りできては危険も起こり得るからです。
このとき、私は40年ほど昔のことを思い出しました。甥が病院に入院してたところ、知らない宗教関係の人が病室に来て、宗教に入るよう執拗に迫ったことがありました。知らない人からいろいろ言われ困っていたところ、やっとのことで担当医師がその人を帰してくれた話を看病に行ってた今は亡き母からから聞いたことがあります。
【群馬県高崎市・・・遠望は武尊山・標高2158m】・・・以前に撮影したもの・・・拡大してご覧ください。
ところで、患者Tさんとは半世紀以上に亘る隣人であり、共通の趣味である植木についてや、一人暮らしである私にいろいろ今後についてアドバイスして下さると共に、現役時代は広い意味では私の上司でした。
私が勤務した前橋高校にも、ずっと以前に勤務された経験をお持ちで、こちらも共通してます。暫くの期間、教育界では行政のトップにおられ、この意味でいろいろご指導を戴き、私は公私共によい星の下に生まれたのです。
最近では、隣人としての交流は毎日で、お人柄はもとより、私の両親の時代からのお付き合いで、私は人生において誠に良い人的環境に恵まれました。
今回のお見舞いで私が感じたTさんの経過は順調に回復中と見え、本人曰く「早く家で普通の食事をしたい。」との強い希望を持たれてます。慣れ親しんだ奥様の美味しい手料理を待ち望んでるその気持ちこそ大切で、もうすぐ退院ではないかと私はご本人と同じ気持ちになりました。
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