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2019年6月 6日 (木)

今日は芒種・・・改めて天文学的な意味を考える

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【狩入れ直前の麦畑・・・高崎市木部町で昨日撮影】

 紀元前の中国「春秋・戦国時代」に農業の目安として成立したといわれる二十四節気は、日本へはおそらく渡来人によってもたらされ、平安時代ころ使われ始めたと考えられます。

 太陰暦では暦と季節がずれてしまい、これでは種を蒔いたり刈り入れたり、収穫時期など農業にとって不便であり、毎年、季節がずれない二十四節気が天文学者によって考案されたのでしょう。

 しかし、この二十四節気は本来、中国の中原【黄河中下流地域一帯】を中心としたことから、現在の日本列島より多少、緯度が低く、若干時期がずれるようです。ただ基本となる春分、秋分、夏至、冬至については天文のため同じです。

 二十四節気についておさらいすると、太陽の周りを365.2421日かけて公転する地球の軌道を24分割します。つまり、地球が北極星側から見て反時計回りに15°移動すると一つ節気が変わります。このとき、地球から見る太陽の背景となる黄道12星座も東へと移り変わります。

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【地球から見て「おうし座」の中にある芒種の太陽】・・・近くにスパル星団=Pleiadesが輝きます。

 芒種の太陽は真冬に日本列島を覆う「冬のダイアモンド」の西端にある「おうし座」の中に輝き、その位置は太陽黄経75°に達し、赤経では5hです。以前に書きましたが、赤経とは天の位置を示す経度であり、天の春分点を0°とし、東へ数えます。

 一周すると360°であり、一つの節気は1hです。全部で24hです。ですから、hの数と春分から数えた二十四節気の名称は一致します。例えば、春分点から12番目になる秋分点は12hです。

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【芒種の今朝、咲いてる花たち】

 前述の如く、名称と農業については中原と日本列島の緯度が異なることから、若干の相違がみられます。芒種は本来、稲の種をまく時季を意味しますが、日本ではすでに稲の種は蒔き終わりました。写真の如く、そろそろ麦刈が始まります。その直後に田植えになります。日本では芒種の頃は梅の実やビワの収穫時であり、関東では梅雨の直前になります。

 次の二十四節気は夏至です。一年で昼の長さが最も長い季節であり、私たちは朝夕の涼しい時間帯を見計らい、健康維持に戸外に出て、姿勢正しく歩きたいものです。年齢が嵩むほど基本となるのは「サルコペニア対策」です。如何に筋肉を維持し、増強するかが高齢化時代を生きる核となります。

 下半身の筋肉鍛錬には階段登りが効果があるでしょう。近隣に階段があったら登ることを習慣化したいものです。水分補給はわざわざ塩分の入ったものでなく、普通の水をこまめにです。あるいは、筋肉を作るために豆乳です。塩分摂取は一般の食事で十分摂取してると私は考えてます。

 

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二十四節気」カテゴリの記事

コメント

「すーまんぼーす」、梅雨を指す沖縄地方のことばです。「すーまん」は「小満」、「ぼーす」は芒種」という字を当てるそうです
。5月21日から6月21日ごろの期間ですね。沖縄の梅雨入りと梅雨明けの期間です。

投稿: A・K | 2019年6月 7日 (金) 04時39分

A・Kさんへ・・・地球の動きはそこに住んでると分かり難いですが、2000年以上、大昔の中国の天文学者は地球の動きを計算して、二十四節気を考えつき、農業の生産に狂いが出ないように緻密に計算したのでしょう。
ところで、手元の計算では、地球が一日に進む距離は250万5600Kです。1年間では9億1500万㎞です。
昔は現代と大気状態が異なり、すべての黄道12星座も手に取るように見えたことと想います。一度でいいから100世紀続いた縄文時代に戻ってみたいと思いませんか。誠の自然に恵まれ、今よりいいことがたくさんあるかもしれません。

投稿: カッキー | 2019年6月 7日 (金) 14時25分

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