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2019年6月13日 (木)

人生100年時代はanti-agingでなくaggressive agingに

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【サルピア】

 子供の頃、私の家族は8人暮らしで、6人兄弟姉妹の末っ子として生まれた私は、家族とは賑やかなことが当たり前の環境で育ちました。

 テレビのない時代にあって、電燈一つの下で、音楽の好きな姉たちはよくコーラスをしてました。今では家族でコーラスする家は稀かもしれません。曲は「ドイツ民謡・故郷を離るる歌」などです。食糧難の戦後、困窮する経済状況にあっても、まあまあ楽しい家族だったと記憶してます。

 しかし、いつしか兄や姉たちは独立し、必然的に末っ子である私が家を継ぎ、40代まで両親と暮らしました。二世帯住宅として結婚し、2人の娘に囲まれ、彼女たちもすでに30代、40代です。

 今、振り返るとあっという間に時間が過ぎ、両親は30年以上前に他界し、想像もしなかったことに妻も15年前に他界し、2人の娘は独立し、結果的にすでに15年間一人暮らしが続いてます。計算すると孤食回数は1万6千回で、その間、よく健康で、今日まで生き長らえたと思います。

 あるいは明治生まれにしては88才まで生きた両親の血を受け継いでいるのかもしれません。今では戦後の食糧難とはまるで違い、スーパーに行けば毎日が昔のお正月食品が手に入り、しかも、一般的には味の濃い動物性食品が好まれ、食べ過ぎの状態が避けられない状況です。

 この間、振り返ってみると人生は本当に短いもので、何一つ私が挑戦したことに完成はなく、古代ギリシャの医学者ヒポクラテスの「人生は短し、芸術は長し」を彼の心境までには遠く及ばずとも、多少とも実感しています。若き日とは異なり、足腰や指に変化を感じる高齢期に入った現在、「これからの日々、如何に人間として充実感を味わえるか」を望むとき、消極的に生きては答えは出ないかもしれません。

 元気で生きてるうちに、今まで体験しなかったことを少しでも体験し、例えば、行ったことのなかった日本の秘境など「こんな世界もあるのか」と新たなことに開眼する精神の境地に達したいものです。

 半世紀以上に亘るレース鳩飼育を終えた現在、主として「芸術は長し」と感じてることは英作文です。やってもやっても(それほどでもないが)、英語表現は無数であり、私が使えるのはほんの1%ほどでしょう。しかし、目の前に挑戦できる対象が大海原の如く広がるのは、人間としてとても充実と感じてます。

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【来春、クリーム色の花が咲く西洋シャクナゲ・フィリスコーン】

 もちろん、元の職業柄、ピアノ曲にも挑戦する日々ですが、前述の如く指の関節に今までとは異変の感覚があります。それでも、内側には普通に曲がるので、あとは精神力にかかってます。多少でも、大作曲家が遺した作品の偉大さに触れたい。

 人生100年時代と叫ばれ、国全体としても充実した日々が求められても、生きるのは自分自身です。その基礎は健康管理であり、これは待つものでなく、自ら創り出すもので日々の鍛錬より他なりません。運動には二面の側面があり、一つは筋肉維持と増強、二つは心肺機能の維持・発達です。

 健康を基盤とし、物事に対しては受け身でなく、前向きな取り組みにこそ、人間のみに与えらた『感動・感銘』」が存在します。私は高齢期を先に遅らせる意味に使われてるアンティ・エイジングより、いつまでも積極的に生きるアグレッシヴ・エイジングこそ人生100年時代を生きる私たちの心構えでありたいと感じてます。

  

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コメント

 人間のみに与えらた『感動・感銘』は、人間がサルから進化した時に起こった、「認知革命」です。その源は「刺激」です。刺激がないと学ぶこともせず進歩がない人間なってしまいます。自戒を込めて・・・。

投稿: VOICY | 2019年6月13日 (木) 12時33分

VOICYさんへ・・・一日に2回もコメント賜り有難いです。お手数を掛けて申し訳ございません。心が躍る、あるいは心からの歓喜など、感動感銘は人間だけが持つ特権です。いろいろの行動を通じて、時々これを感じたいものです。仰せの通り、一生勉強、一生青春で過ごしたい。

投稿: カッキー | 2019年6月13日 (木) 13時11分

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