人生に好奇心という刺激を・・・今日は敬老の日
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【今日のサルスベリ】
総務省によりますと、9月15日現在の我が国の65才以上の高齢者数は3588万人で、全人口に対する割合は28.4%で過去最高です。一方、高齢者の就業数は862万人で、こちらも過去最高となり、就業者の中で高齢者が占める割合は12.9%であり、健康寿命が延びで、元気な高齢者が増えてる一方で、年金への不安が広がってることがこのような結果になってると考えられます。
最近、「人生100年時代」という言葉を耳にするようになりました。この言葉はロンドン・ビジネススクールのグラットン教授が提唱したものといわれ、人生80年程度としたこれまでの社会制度を見直す必要があるという考えです。生活水準の向上や医学・薬学の進歩で人間の寿命は着実に伸びています。ましてやiPS細胞や、バイオ薬品のなど先進医療の進歩を考えると、「人生100年時代」は遠い未来のことではないかもしれません。
もし、私たちが「人生100年時代」へ突入する場合、今からどのような準備をしておく必要があるでしょうか。
先ず、せっかくの長寿を健やかに過ごすために健康寿命を延ばす心掛けが必要でしょう。これに対する私の考えと実践は次の通りです。
【Ⅰ】、日々、適度な運動を心掛ける。適度な運動とは勝負に拘らない運動を指し、心拍数を110以内に抑え、それ以上に上げない。それでも平素の1.5倍です。血液が全身を一周するのに推定50秒ほどになります。肉体の鍛錬は有酸素運動と筋トレをバランスよく行なう。
【2】、朝食第一主義を励行し、高齢期ではエネルギーとなる牛乳や卵は毎日摂取します。これにより筋肉量を維持し、決して筋肉量を減少させないサルコペニア対策に心掛けます。
【3】、「先んずれば老後を制す」の考えで、寿命が延びれば、それだけ長い期間、生活費が必要となることから事前に十分な資産を準備しておくことが不可欠です。つまり、私たちは長生きするのと同時に「大事な資産を長生きさせる工夫」が高齢期を生きるポイントと考えられます。一般的に経済を学ぶことは少ないので勉強が大切になります。
【私のウォーキングコース・・・群馬県・鏑川の土手】
【4】、脳が錆ないためには、何と言っても日々、今までと異なる新たな喜びの発見と感動です。例えば、「広大な宇宙の不思議さ、未だ解明されてない宇宙の謎、それに由来する暦の謎などに比べたら、自分の悩みなど小さいものだ」という気持ちです。また、出来る限り、絵画や音楽など優れた芸術に接し、感動する機会を持つことと思われます。
実は、私は1月1日がどうして冬至から11日目であるのか、こんな中途半端な日が何故、一月一日なのかをずっと考えてました。しかも、テレビやラジオを聴いても、出演者の多くは「1月1日は天文学的に意味はない」というのです。
しかし、遠い人類の先達はいろいろ天文を観察し、その結果を考察し、この日を1月1日にすることとした大きな理由が必ずあると私は推測し、ついに1月1日の午前0時にシリウスが真南に到達することに気づきました。このときは誠に嬉しかったです。つまり、除夜の鐘が鳴るとき、毎年、真南にシリウスが大きく光り輝いてます。
ということは公転してる地球が一年に一度、太陽と全天で第一位【夜間】の光度を持つシリウスの間に入るときこそ、一年の終わりであり、一年の始まりである事実です。
これは丁度、陸上400m競技場の決勝点の両端に太陽とシリウスがいることに同じです。この決勝点に公転して来た地球が一年に一度、差し掛かる時が1月1日であることに気づきました。今度、大晦日の晩、日付が変わるとき真南をご覧ください。地球が両天体の間に入るときです。
このことは外国でも同じです。太陽の直径は地球の109倍あり、シリウスは太陽の1000倍の大きさと観測されており、両天体を結ぶ線は人類には考えられないもの凄い幅があるからです。また、一年が何故、12ヶ月であるかについても、バビロニア時代に発見され今でも不変である黄道十二星座の存在が基ではないかと私は考えてます。
【群馬県倉賀野町の緑地公園】・・・私のウォーキングコースの一つ
さて、【3】の経済についてもう少し書きます。2025年になると、団塊の人たちが後期高齢者【私は高貴高齢者と言いたい】になり、全体的に年金が不足する傾向と懸念され、更にここへ来て、75才以上の医療費が今まで1割負担でしたが、財政不足から2割負担になる可能性が出てきました。このような現実を前にし、慎ましやかな生活はもちろん、「足るを知る」をモットーとした生活をなくてはなりません。
しかし、前述の通り、「長生きするのと同時に、大事な資産を長生きさせる工夫」が私たちに求められます。このような現実を前にし、少しでもよいから、年金以外に収入の道を考えたいものです。これには資産運用です。
ここで昔から、いわれる格言に従うことが肝心と考えます。これは江戸時代から米相場で苦労した当時の人々の教訓をもとに、投資の心得や、注意点などを短い言葉でまとめたものです。要点は損失回避のための格言です。
1、登り100日、下げ10日。2、売りは早かれ、買いは遅かれ、迷いが出たら売れ。これについて具体的な説明は後日、書きたいと思います。
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コメント
脳、精神を若返らせるのは、好奇心から生まれる発見と感動ですね。知っていると思ったことが、実は、全然知らなかったと分かった時、喜びですね。
カッキーさんは、暦、天体の運行にあくなき関心がありますね。一月一日を天文学的にも、年の初めとする考えには合理性がありますね。
カッキーさんの独自の説ですか。
投稿: アポロ | 2019年9月16日 (月) 22時40分
アポロさんへ・・・今回は文章を書くのに考え考え書いたので午前中いっぱいかかりました。
書くことは考えることで、本文にある通り、脳のためにはよい刺激になるようです。
いろいろ本を探しても1月1日が決まった言われは見つかりません。
私の独自の説ではありませんが、気づいたのは確かです。いずれにしても大晦日の晩の日付が変わるとき、真南に一際明るく輝いてる星をご覧ください。それがシリウスです。今回は珍しく一日に400件以上のアクセスがありました。
投稿: カッキー | 2019年9月17日 (火) 06時48分
好奇心をもっているとふと「あれっ・・?ひょっとして・・・?」と気づくことがあります。一過性にしてしまうか、粘り強く真理の探究へとつなげていくか、真理の証明に至らずとも、自分だけの“お気に入りの考え”として宇宙をサンドバッグにして脳を鍛えていくか。
投稿: 暦 | 2019年9月17日 (火) 07時46分
暦さんへ・・・人生100年時代という素晴らしい時代が目の前でも、高齢者の7人に1人が認知症になると予想されてることから、現実は厳しいですね。
本文に書きましたが、生きる基盤は健康維持、経済安定、そして脳の健康が高齢期に、どれも欠かせない重要な三本柱と言えます。好奇心を持つことが先ず生きるポイント、私は太陽系の中の地球の公転の位置はまるでカレンダーを見てるように感じてきました。
投稿: カッキー | 2019年9月17日 (火) 08時02分