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2019年10月10日 (木)

タバコを吸っていないから大丈夫と思っていませんか?

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 タバコの煙には、タバコを吸う人が直接吸い込む「主流煙」と、火のついた先から立ち上る「副流煙」があります。この「副流煙」は、「主流煙」より有害物質がたくさん含まれています。家庭や職場などで、タバコの煙や臭いがあるような環境では、たとえ、タバコを吸っていなくても、体内に有害物質を取り込んでしまう危険性が潜んでいます。

 タイトルと、上の文章は先日私が高崎市の胸部(肺がん・結核)検査を受けた検査表に書かれていたものです。そして、具体的な数値も次のように示されてます。

Photo_20191010102301

 副流煙に含まれる有害物質で主流煙を1とした場合の倍率です。

 ニコチンは血流を悪化させる物質。タールはヤ二・発がん物質。一酸化炭素は酸素不足を招く物質。

 これらは人体に誠に有害な物質であり、タバコを吸う人も吸わない人も肝に銘じなくてはなりません。タバコを吸わなくても、日々、副流煙の影響を受け続けると「肺がんや結核」のリスクを取り込むことになり、大人や児童・生徒はもちろん、それより遥かに恐ろしいことは妊娠してる場合、「お腹の赤ちゃんが著しく悪影響を受けてしまうこと」です。結果的に早産や流産、死産の原因になったり、また、生れても低体重児になる率が高いといわれます。

 では、現実に日々身近に「副流煙」が漂う環境にいる人の場合、どう対処し、危険性からどうのように身を守るか、その方法が検査表に示されてます。

 1、「副流煙」の煙は消えても周囲へ影響を与え続ける目に見えない猛毒性であることを再確認し、喫煙する家族には禁煙を勧める。

 2、喫煙後、しばらくの期間はタバコを吸う人の呼気に有害物質が含まれてることを知る。

 3、徹底して喫煙場所や喫煙者の煙から離れる。

Photo_20191010091302  

 今や、死亡原因の大きなものは肺がんです。私たち大人は身近な所から、重大な害を与える因子を除いて、自らや周囲はもちろん、特に未来ある子供が健康に過ごせる環境を作らなれければなりません。「副流煙の真の恐ろしさを知ること」で、少しでも明るい明日へ一歩でも近づきたいものです。

 

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コメント

フィルターを通じて口から吸われ肺に入っていく煙が「主流煙」。 その後、口・鼻から出てくる煙が「呼出(こしゅつ)煙」。タバコの先端から出ている煙が「副流煙」。煙草の煙の三羽烏はとにかく百害あって一利なし。

南蛮煙管さんへ・・・ときたま、看護師の女性がタバコを吸ってる姿を見かけることがあります。幾度か見かけたので常習でしょう。その病院では職員全体で研修会を行なってるのでしょうか。患者は命を掛けて病院を頼っています。表には出ませんが、現在、産婦人科ではかなりの数の早産・死産があるように聞いてます。実際には、これも少子化の原因かもしれません。

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