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2019年10月24日 (木)

冬季を前に、生命を支えてる足のケアーは必須

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【階段の登り降りは大腿部のトレーニングになる】

 概して、私たちが日常生活でケアーしてる身体の部分と言えば、何と言っても顔でしょう。それは肌の色、皺の有無、目元など鏡を見ないことはないでしょう。男性に比較し、女性はいっそう言えるかもしれません。これは現在の健康状態や顔の美について満足したり、心配してるからです。

 一方、身体の他の部分となると人によって差はあるにしても、年齢と共に、概して運動機能が気になり、それは身体の柔軟性、スタイル、姿勢などで、場合によっては身体の内部のことでしょう。

 今回は、一般的に平素、疎かにしやすいと思われる部分について、平素から目を配り、改善すると健康になると考えられることを書きます。

 それは「足をもっと労わりましょう。」ということです。

 足には体全体の体重が重くのしかかり、例えば歩く場合には片足に体重の1.5倍ほどの重さがのしかかり、早く歩いたり、走ったりすればもっと負荷がかかります。そんな私たちの命を四六時中乗せてる足こそ、私たちは最もケアーしなくてはならないところと言えます。

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【キャフレイズは段差を利用すると運動量が大きくなる】

 機能の面からは「キャフレイズ」と呼ばれる踵の上げ下ろしです。これは何に効果があるかと言えば、「脹脛の筋肉増強」です。高齢になって脹脛が細いと歩行が困難となることはもちろん、それ以上に下肢の血液を高い位置にある心臓まで送り届けるポンプの力が弱体化し、血液が循環し難くなり、延いては心臓に負荷がかかり過ぎる日常になります。

 私たちが生命を維持できてる源は血液循環であり、これにより身体中の臓器や筋肉にきれいな酸素と食物で得た栄養を運び続けることに尽きます。

 しかも、心臓は膨らむことで静脈を通じて、全身から血液を吸い上げ、縮むことで血液を動脈を通じて全身に押し出してます。このうち、前者の吸い上げる役目を手助けしてるのが脹脛です。故に、脹脛は第二の心臓といわれます。これを知ると脹脛に筋肉があればある程、心臓の負荷が減ることに繋がります。脹脛は太いだけでなく、筋肉があるということです。

 一方、これとは逆に「つま先上げ」は運動機能として、これまた優れてるトレーニングです。キャフレイズとは異なる足の両側の筋肉を鍛えます。この運動はテレビを見ながらでも楽にでき、ベットに横たわっていても、いつでもどこでもできる運動です。「キャフレイズ」と違い、体重を乗せないので負荷がかかりません。これにより、つまづき難くなり、スムースな歩行が自覚できます。このように運動とは逆のことをするとバランスが取れます。

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【左はつま先上げ、右は踵の上げ下げによるキャフレイズ】

 以上は足の運動面について書きましたが、今回のテーマはこれとは別の角度から足の健康について考えました。

 先ず指の独立には「五本指靴下」が断然お勧めです。指と指がそれぞれ独立し、指先に力が入れやすいので歩行の安定に有利です。しかも、指と指の間が清潔になります。

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【五本指靴下は運動能力が増す】

 それでは、平素、疎かになりやすい足のケアーについて、私の考えを述べます。

 要点は前述の如く、顔の状態を気にするのと同じ程に、日々足をケアーすることです。その第一は常に清潔にしておくことて、風呂でも踵をつるつるに、指と指の間をきれいに洗います。足首から下全体にクリームを塗ります。ドラッグストアーで足のクリームは手に入ります。「これをするとしないのとでは大違い」です。

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 概して、手はすぐに見えても、足は靴下で隠れてることが多く、どうしてもケアーが行き届きません。冬季を迎え、足の肌がカサカサにならないよう、足の肌に潤いを与え、一日中、自分の命を支えてる足先に今まで以上に目を配りたいものです。

 

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