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2019年11月28日 (木)

気候変動と共に増えるダムの緊急放流

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【建設中だった頃の八ッ場ダム】・・・昨年撮影

 ダムに関心がある私は群馬県内のダムの殆どを見学してます。中でも写真の群馬県長野原町に位置する「八ッ場ダム」は建設が始まった当時から度々訪れ、次第に高くなってゆく長さ291mの堤と共に、それ以前に建設され、上流にある3つの大きな橋の建設現場も同時に見学してます。

 当初、谷底にダムの土台が見え始めたとき、いよいよ第一歩が見え感銘したものです。そして、ついに今春完成し、予想を超えた台風19号の大雨により、半年も早く満水となり、おそらくダム関係者にとっても、この満水は想定を上回る早さで驚いたのではないでしょうか。実は、それほど気候変動が地球規模で急激に進んでるということになります。

 今年になって相次ぐ巨大台風の襲来は、今まで比較的、被害の少なかった千葉県に先ず大きな災害をもたらし、特に、台風19号の襲来はあちこちの河川で堤防の決壊を起し、多くの地区が「今まで経験したことのない」家屋の浸水に見舞われました。東北大震災の光景が脳裡にありましたが、同様の自然災害が内陸でも起こることを改めて認識しました。

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【建設中の八ッ場大橋の巨大な橋桁】

 今年になって台風の最中、ニュースから度々聞かれた言葉に「ダムの緊急放流」が各地でありました。下流に暮らす住民にとって、どれほと恐怖に陥ったか、その心境は計りしれません。特に、時間帯が深夜の大雨の最中で河川が増水してる上に更なる「ダムの緊急放流」なので、下流域の住民にとっては恐怖の上に恐怖です。「命を守る行動」と放送があっても、大雨の中、健常者であってもなかなか逃げられるものではありません。 

 しかし、これからは今まで殆どなかった「ダムの緊急放流」が起こらざるをえないでしょう。この時、ダム管理者にとっては、やむにやまれず、とても大きな決断を下してます。万が一、ダムが満水を超えて、堤の上から水が流れる事態になっては、ダム決壊の危機になるからです。

 その理由は、満水時と異なり、堤の上から水が溢れる事態になると、貯水されてた水の状態が変化し、ダム湖の水がダムに向かって動き始めるからです。つまり、大量の水が流れ始めることで貯水してたときとは異なり、ダムへの圧力が急激に高まります。ダムの設計ではダムの強度は満水になった状態で持ち堪えられる計算です。

 このため、今後は台風が、例えば北緯30度を超えた接近時に放流を開始し、事前にダムの水位を下げておくことが緊急放流を減らすことに繋がると考えられます。

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【神流川の下久保ダム】

 私はこちらのダムも時折訪れます。群馬県には大きなダムが7つあり、それ以外にもあります。首都圏の水瓶として、電力の供給に、治水に、農業用水としてその役割は大きいです。

 水はなくてはならぬものであり、少な過ぎても多過ぎても、人類の生命に関わります。ダムは自然の脅威と人類の英知がぶつかりあうところです。何をさておき、私たちは地球温暖化から子々孫々にバランスのとれた自然環境を残すため、少々の暑い寒いを忍耐し、一人ひとりが二酸化炭素の排出量減らす努力をしなくてはなりません。他国に比較し日本はこの点が遅れていると世界から指摘されてます。

 

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