次女夫妻が広い庭つき一戸建をゲット
これは初冬の侘びしさに佇む私の家です。21世紀と共に建築し、早いもので20年が経過します。施工は昔ながらの地元の大工さんに和風造りで長く住めるよう、しっかりした家をお願いしました。
私は家を造る前にモデルハウス巡りを2~3年行い、遠くは茨城県まで車で見学に行きました。良い家を捜し、それを購入ということでなく、見学の目的はあくまで間取りの研究です。将来、年齢が嵩んでも室内が温かく、庭の花梅、花桃、シャクナゲなど樹木を眺めつつ生活できることに主眼を置きました。
ある日のこと、高崎市の住宅展示場でいつもながら並んでる数戸を見学してから、あるモデルハウスの玄関に入るや否や目に飛び込んできたのが、玄関のすぐ東に和室が2部屋続き、西に広い洋間があり、咄嗟にこれは生活するのによい間取りと直感してしまいました。
洋間にピアノを置く予定があることなど、生活と趣味の点から、とても配置が気に入ります。家の造りはいわゆるスエーデン風の家です。廊下は広く陽だまりで観葉植物を置くスペースがあり、布団が干せます。
前述の通り、間取りを研究という目的一本に絞り、住宅展示場の一軒スエーデンハウスからヒントをもらいましたが、造る家は純和風をめざしました。
【Persimmon Marsh Loft】
更に、大工さんは家づくりを専門とし、いろいろの経験の持ち主で、彼の能力をも生かせば私が考えるより、更によい家ができるのではないかと考え、結果的に、ご覧の山小屋風ロフトができました。間取りの他に大工さんにお願いしたことは次の3つの点です。
1、土台は厚く、高くしっかりしたもの、2、柱は太く長いもの、3、屋根は日本風の藤岡瓦です。完成後大工さん曰く「この家は100年持ちますよ。」とのことです。出来た家は私にとって住みやすく、未だ飽きも不具合もなしです。柱は節のない青森県産の「ヒバ」です。
ところで人生で思わぬことが起こりました。それは配偶者が他界です。その後、二人の娘はそれぞれ独立し、この家から離れたことです。結果的に残された私はこの広い家に一人で住んでます。
しかも、部屋数は9で、このブログのタイトルが示す通りロフト付きです。「9部屋あると掃除が大変ですね。」と時々耳にしますが、余り掃除する必要がありません。それは窓や硝子戸はペアガラスなので閉めておけば埃は入らず、時々ダスキンのモップで磨く程度でいつもきれいです。
【幅Ⅰ20㎝ほどある廊下】
ところで、1ヶ月前、私に安心することが起こりました。長女夫妻の住まいは一戸建て持ち家ですが、最近、次女夫妻もしっかりした一戸建の家を手にし、この程、引っ越しを済ませ、先日、私が訪ねたら、次女の気持ちに何とはなしに余裕が感じられ、やはり半永久の棲みかが決まると精神も、やれやれの心境に落ち着くのでしょう。
庭はかなり広く、ご主人の考えで一面芝にする工事がすでに始まってます。この環境なら次女の子供たちが思い切り遊べるでしょう。また、部屋から直接出られるテラスも完成しつつあり、今まで考えてた次女夫妻の構想が着々と実現に向かってます。
こんなことから、いよいよ私も今後の生活は今のこの家【写真】で過ごすことになり、元気なうちに今までとは異なる家庭環境を構築したいと考えてます。
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