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2019年12月19日 (木)

シベリアから高崎に飛来してる白鳥たち

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【画像はいずれも拡大して臨場感を味わいください。】

 気温が暖かい日に、いつも午前中、高崎市木部町を流れる鏑川の土手をウォーキングしてます。距離は4Kmです。ウォーキングの目的は歩いた時間や歩数を計測するのでなく、あくまで、通常より脈拍を1.5倍程度に上げ、結果的に血液循環の速さを求め、それに伴い深い呼吸法に重点を置いてます。ウォーキングは心肺機能に少々の負荷を掛けることで体調の快適さ一つに絞ります。

 血圧については、現役時代の後半に比較し、最近は低くなってるのはウォーキングのお陰と考えられ、おそらく動脈が当時よりしなやかになってるのかもしれません。また、かかりつけの医師指導によるものです。循環器の健康は年齢が嵩むことで、その重要性はますます大切で生活の基本です。

 ところが、昨日はウォーキング中、思わぬことにで出くわしました。それはシベリアから白鳥が20羽ほど飛来し羽を休めてます。今春、シベリアで生まれたと想われる大きくなった雛たちもいます。考えられない遠方から親子で鴨と共に天敵の猛禽類を避け、よく群馬高崎まで飛び切ったものです。その推定飛翔距離3000㎞。

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 2ヵ月前、ここ鏑川も台風19号により、最近にしては珍しいほど増水し、今でも河川敷に生えてる木々に上流から流れ着いたゴミが引っかかり、土手まで濁流が来たことが、その爪痕で分かります。

 しかし、現在の流れは元に戻り、この界隈の流れは以前と同様で、恰も湖の如く、流れは誠に緩やかです。おそらく、白鳥や鴨など水鳥にとって、この流れの緩やかさが安心感につながり、もし、流れが速ければ、それに対応しなくてはならないので聖域にはならないでしょう。

 その点、ここ鏑川の木部地区は白鳥たちにとって住みよく、猛禽も少なく、安住の地と考えられます。しかも、川幅が広く、ご覧のように中洲があり、夜間に野犬の襲来もないことが本能的に分かるのでしょう。

 ところで、写真の白鳥はいわゆるコハクチョウといわれる種類で、渡りの飛翔距離は通常の大きな白鳥より長く、夏季はシベリアでも北部に営巣し、冬季は日本でも比較的南方まで下がり、東北地方から関東以南に飛来するようです。

 これは、鳥類特有の縄張りに関係すると考えられ、大きな白鳥に比較し、コハクチョウは夏も冬も遠方に追いやられる傾向であることから、北部シベリアから日本の南部に渡ると考えられます。

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 地元では「鏑川白鳥を守る会」があり、これからもずっと、ここが飛来地になることをめざしてます。私たち人間として大切なことは「驚かさないこと」及び「餌を与えないこと」で、先史時代より続いてる「渡りの習性」をそのまま見守ることが白鳥の愛護になります。

 白鳥の行動を観察すると分かりますが、川底まで深く首を入れて何やら水草を食べてるようです。これが主食なのでしょう。ですから、人間が作った食べ物は本来の習性からは異なることになります。

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 ご覧のように、首を川底まで入れて何やら食べてるようです。それにしても聖域サンチャリーに相応しい平和な情景です。一時的に厳寒のシベリアから離れ、安全な極楽の地・日本で約3ヶ月過ごします。ここでしっかり体調を回復し、春から夏にかけてシベリアで子供を育てる習性も不思議です。

 一方、ツバメは日本で子育てし、雛を連れて南方へ飛んで行きます。このように北半球では白鳥もツバメも子育ては北の地で行うことは共通してます。この渡りの習性は私たち人間には考えられない大昔から毎年、繰り返され、渡りの距離も私たちには想像がつかない超長距離です。

 秋田犬「マサル」がロシアのフィギュアスケーター・ザギトワ選手に贈られた微笑ましいことに代表するように、近年、民間において日ロ間の交流は活発です。

 しかし、第二次世界大戦末期に発生した国と国との懸案事項は未だ解決の見通しはなく、互いに戦後生まれの指導者によって前進が図られても北方領土問題解決は目鼻がつかず、今後に託されてます。

   

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コメント

はろばろと
天翔け来る
水鳥を
思いあまたに
着ぶくれて見る

投稿: 散歩圏 | 2019年12月20日 (金) 07時04分

散歩圏さんへ・・・歌には情景が浮かびます。今日は「小春日和」です。昔からこの時季には移動性高気圧が日本列島を覆うことがあり、人間を取り巻く時代は変遷しても、このような少し暖かな日はそれに関係なく起こるのでしょう。
 同時に、水鳥たちは私たち人間の考えが及ばない飛翔能力が遺伝的に内包され、生れて数カ月で遥かなる異国の地にまで自力で飛んでくるのも驚愕です。
 今日も気温的に歩きやすい日なのでスムースな血液循環と、健脚をめざし、ウォーキングします。血液が脳に栄養を運ぶのでしょう。歩いていると次から次へといろいろ考えられるものです。ベートーベンがハイリゲンシュタットの森の道を歩いて作曲したことが頷けます。

投稿: カッキー | 2019年12月20日 (金) 10時06分

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