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2019年12月 2日 (月)

物事への理解が深まれば、人生は大きく変わる

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 来客を待つかの如く、初冬の今日も室内で咲いてるハイビスカスです。しかも、蕾が未だ2~3個あります。昨年の今頃はこの植物に対する私の無知から外に置いたままにしたら一夜にして葉が萎れ、無残な姿になってしまいました。元々、ハイビスカスの原産地はインドや中国南部の暖かい地方と伝えられてます。

 これを知ってれば11月から寒い外に置くことはなかったのです。それでも暖かくしてやり、4月頃になったらどうにか生き返り、今年は夏からずっと咲いたままです。もしかして、室内の温かな場所に置けば、嘘のように年間を通して咲くかもしれません。

 私たちは、花は春から夏に咲くものという先入観によって植物を判断しやすいです。しかし、やはり体験によって植物育成に限らず、二度と同じ間違いを繰り返さないという生き方が新たな喜びに繋がるのではないでしょうか。

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 こちらは南アフリカが原産地といわれる君子蘭です。ハイビスカス同様、冬季に外に置いたままで葉が萎れてしまった苦い体験をしてます。それ以来、日当りのよい廊下で育てたところ毎年1月下旬に咲き出します。実は同じ鉢がこれ以外に13鉢あり、それらはここに置き切れないので、かわいそうですが、物置の中で越冬します。時々は陽を入れてやり、水遣りも欠かせません。

 以前に書きましたが、君子蘭は当初1鉢を隣の方に戴いたものです。隣の方は広い意味で私の現役時代の上司です。現在、入院生活の日々で私は今日もお見舞いに行きます。何かにつけ教えを請うてます。

 戴いたその1鉢が年々増え続け今では17鉢になりました。実際にはそれぞれ根元に子供が生えてるので、それらを入れればすでに30位の株に増えてます。

 経済も、このように順調ならばいいのですが、経済も研究に次ぐ研究で現状を打破する集中こそ必須で、もう変わらないと思ったら、その瞬間に希望は失せます。

 話しが変わって申し訳ありません。経済研究は証券会社が主宰する経済講演会を積極的に受講してます。経済の先進的な見方を習得しなければ今までと何も変わらないでしよう。一生勉強、一生青春は物事への理解が深まり、いつでも人生は変わるものと心して生きたいです。

 今までの自分より、「如何によい方向に脱皮するか」こそ高齢化社会の真っ只中に生きる私たちの有り方ではないでしょうか。

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 ところで、こちらは物置の中で冬を越す君子蘭たちです。来春、この鉢すべてが2~3本ずつ開花する頃に先程の廊下に移します。この作業によって一度に咲かず、咲く時季がずれるので長く開花が楽しめます。

 今回は、室内植物を媒介にして生き方まで言及しましたが、こんなことでも日々新たな理解が、人間に対しても植物に対しても、もちろん芸術に対しても深まると今までとは異なる見方ができ、異なる景色が見え、延いては生きる喜びに繋がると考えてます。

 

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コメント

 冬枯れでも、日当たりのいいところの庭にあるニホンスイセンは葉と茎が勢いよく生長し、緑の焔を燃え立たせている。薄い被膜に包まれた蕾も出てきた。冬に咲くニホンスイセンは、花は小さく地味だが、あの清浄な芳香にはワクワクさせられる。花の咲く前から一足早く早春がやってきたような、何かが胸の中で溶けて流れ出るような心地がした。
 一方、日陰のところのものは、大きめのニラが生えているような感じで、花を咲かせる気配もない。このところ何年も続いて咲かずじまいであった。
 土のよしあしより、太陽の恵みの方がはるかに大切なことを知った。

投稿: 青蕾 | 2019年12月 2日 (月) 16時33分

青蕾さんへ・・・文章の専門家が幾度も私の文に反応して戴き、光栄です。すべての植物は太陽の力で成長しますね。
 現在、樹木が落葉し、庭は比較的寂しいですが、それでも朝晩、水をホースでかけてます。昔教わった光合成ほど植物にとって大切なことはありません。タンパク質を生成して自らを大きくし、私たちに欠くべからざる酸素を提供しています。私たちは植物のお陰で生命を維持してることをどれ程が認識してるでしょう。
 人生一度きり。多くの植物を育てたいものです。一度きりの人生、いろいろの楽しみを享受しましょう。

投稿: カッキー | 2019年12月 2日 (月) 19時24分

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