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2020年1月20日 (月)

霜が降り、氷が張った大寒の朝

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 通常、旧暦の正月は2月上旬が多いのに、珍しく今回は1月25日です。今朝、暗いうちに窓を開けると東の空にご覧の下弦の月が出てました。これから月は日に日に細くなり、ついに消えるときが新月であり、その日は1月25日です。

 中国やモンゴルなどアジアの国によっては、この日が正月で、今でも盛大に祝うようです。日本も明治5年までは旧暦を採用してたと伝えられます。その名残が年賀状の冒頭に書かれる新春や初春という挨拶です。もし旧暦なら今日は未だ12月26日です。

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【白梅しだれの蕾】

 今日は大寒の入りです。流石に今朝は寒く、霜が降り、庭の水道の蛇口が凍り、水が出ません。やはり1年で最も寒い季節です。しかし、昼の長さは冬至に比べすでに30分ほど伸びでます。これは地球の表面の7割ほどを覆う海水が冷め難く、また、温まり難い性質に因ると考えられ、それにより夏至の後が暑くなり、冬至の後が寒くなると考えられます。

 一方、大寒とは、23°26′ほど傾いたまま公転してる私たちの地球が、春分点から丁度300°移動した公転軌道の一点に達したことを言い、このとき地球から見る太陽の位置は赤経20hに達してます。

 赤経とは、春分点から天空を東へ15°ずつ進んで、天空を24等分したものであり、赤緯と同様に天の位置を示すもので、地球上の緯度経度に相当します。これにより天空の位置をすべて示すものです。これを知れば星の位置も、赤緯・赤経で表わすことができます。ただ地球上のように北緯や南緯とは言わず、赤緯については+をつけ北半球側を示し、-は南半球側を示します。

 ここで便利なことがあります。赤経は全部で24hであることから、日本などで使われてる二十四節気と丁度一致します。ですから、「魚座」のすぐ下にある春分点は0hまたは24hであり、今日の大寒では、地球から見る太陽の位置は赤経20hになります。

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 【やぎの顔に似てるやぎ座】

 【大寒の太陽の位置である赤経20h、つまり、太陽黄経300°とは、ご覧の通り、黄道12星座の一つである「やぎ座」のすぐ西の位置です。】

 日中はもちろん見えません。しかし、夕方、太陽が水平線に沈む場所や、砂漠など空気の澄んだ環境にあれば、日没直後「やぎ座」の姿が地平線、あるいは水平線ぎりぎりに見えることになります。

 または、これを確認するには半年後の7月21日の深夜0時に「やぎ座」が真南より少し東に見えることで、私たちもこのことを確認できます。

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【画像を拡大してご覧ください。】・・・国立天文台より転機・・・

 前述のことについて図で説明すると次のようになります。地球は反時計回りに秒速約24㎞で公転し、大寒では「やぎ座」の位置は太陽の後方にあります。一方、半年後の7月21日の午前0時に「やぎ座」は真南より少し東に見えます。

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【画像を拡大すると明瞭になります。】

 上図で7月21日午前0時の地球と書きましたが、どの国で見ても同じです。私たちはややもするとカレンダーによってのみ大寒の日を知りますが、カレンダーそのものは元々天体の動きを基に作成されてるので、地球から見る太陽の背景の星座を知ることで、大寒も理解したいものです。

 あと2週間で節分です。そして立春です。程良い運動と栄養摂取を励行し、寒い冬を乗り切りましょう。植物が芽を吹く希望に満ちる春はもうすぐです。

  

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