フォト
2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

私のフェイスブック

日の出、日の入り時刻

現在の気象衛星映像

リアルタイム地球の姿

無料ブログはココログ

Persimmon Marsh  掲示板

« 拝むより、充実した生活を続けたい | トップページ | 世界経済はリーマンショック級・・・新型ウィルス »

2020年3月 9日 (月)

今宵十五夜だが、満月になるのは午前0時頃

Photo_20200309071101

【十五夜の月は東の空に登るとき左下が少しぼやけてる】

 遠い人類の先達は天体の動きを正確に観察し、それに基づいて優れた暦を後世に残しています。このお陰で季節が狂うことがなく、現代の私たちはカレンダーと共に毎日を計画的に過ごせることができます。

 一方、暦ほど不思議こともありません。例えば4年に一度の閏年は、400年に100回の筈ですが、97回にしたことです。そう言えば、西暦2000年は閏年に当る年でしたが、平年でした。

 現在行われてる閏年の方法では、400年間の日数は365日×400年+97日=145097日になります。この日数は7で割り切れるようになってます。もしかして、私たちが毎日使ってる日にちと曜日は無関係ではなく、400年ごとに「日にちと曜日の一致が繰り返され、統一されてる」と言えます。

 また、8月~9月にかけての満月は、仲秋の名月ですが、この日が毎年必ず仏滅であるのは、この時季が盆や秋の彼岸に近いことから、先祖の供養に合わせ、仏滅にしてるのでしょう。

 同様に、旧暦2月15日の満月も「毎年必ず仏滅」です。実は今日がその日で仏滅です。やはり、もうすぐ春の彼岸の入りで、先祖を供養する意味が含まれてるのでしょう。 

Img_0265

【そろそろ花梅は終わりを告げ、雪柳が満開です。】

 一方、暦で私が不思議に思う一つは曜日の名称です。

 今日はたまたま十五夜(約満月)で月曜日ですが、日本では曜日は天体の名で表し、日曜、月曜以外は惑星の名を使ってます。しかし、曜日の順番と惑星の太陽からの距離は異なります。もちろん地球からの距離も異なります。日本の文化は昔、中国から入ったものが多い中で、曜日に限っては中国と異なり、欧米から入ったようです。

 中国での曜日名は数字で表し、それは月曜日が星期一(シンチーイー)、火曜日は星期二 、水曜日は星期三、 木曜日は星期四、 金曜日は星期五、 土曜日は星期六で、日曜日が星期日(シンチーリゥー)です。

 曜日については、日本は欧米に近く、SundayをSunのように日曜日とし、MondayをMoonに近く月曜日とし、以下は惑星名であり、土星のSaturnを土曜日にしています。

 また、人類の先達が設定した一年の最初の瞬間の1月1日午前0時は星の中で最も明るい一等星「シリウスが真南に来るとき」です。これこそ後世への素晴らしい贈り物です。シリウスは人類には考えられないほど巨大な星(直径は太陽の1000倍ほどと考えられてる)であることから、このことは各国とも同じです。

Img_0262

【柊南天の花】

 ところで、今宵、東から昇る十五夜は、よく観察すると満月ではなく、左下がややぼけてます。十五夜が必ずしも満月でないのは、日本時間では満月でないということで、世界時間の中心であるイギリス・グリニッチでは東から上がる月が満月です。ですから、日本でも月が真南に来る深夜には満月になります。

 今宵、関東は晴れる予想なので、夕方から深夜にかけて十五夜が月齢14から15に変化する様子を観察するのも楽しいでしょう。このときの満月は地球の公転軌道より外側を進んでるので、地球の公転速度である秒速約29㎞より、更に速いスピードで進んでることになります。

 

« 拝むより、充実した生活を続けたい | トップページ | 世界経済はリーマンショック級・・・新型ウィルス »

」カテゴリの記事

コメント

「今夜の星空」を参照すると月齢は14,8とありました。満月に関する知識が一つ増えました。
 シリウスも金星も見えそうですね。
今宵の満月を「ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月の頃」(西行)を口ずさんで観賞したい。

涅槃会さんへ・・・日本は極東と言われることから世界では東の果てと思われているようです。地球は球なので、真ん中も端もないのですが、文化が先に進んだヨーロッパからするとそうなるのでしょう。こんなことからどうしてもヨーロッパ中心に物事は進んでいるようです。
 ところで、何気なく使ってる曜日の長さや、毎月の長さや名称も不思議です。それでも丁度よい長さです。各月に関しては1月2月のように、日本は背番号です。よく考えると味気ないですが、子供の頃からなので、結構味が出ています。
 別件ですが、昔は高崎の中学校も1中、2中・・・8中と背番号でしたが、今では新たに個性ある名称なってます。世の中には、これ以外にも2号などと言ういい方もあります。味がないとも言えません。

初めまして。
2000年って400年に1度の閏年だったような気がするのですが…。間違ってたらごめんなさい

たけのこさんへ・・・コメント有難うございます。2000年はシドニーオリンピックの年でした。通常オリンピックの年が閏年です。しかし、この年は平年【365日】であったと思います。
 400年に97回が閏年で、3回が平年になるので、次回は2100年の時が閏年の筈ですが、やはり平年になると思います。長生きして確認したいものです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 拝むより、充実した生活を続けたい | トップページ | 世界経済はリーマンショック級・・・新型ウィルス »

カテゴリー