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2020年3月 1日 (日)

漢字の勉強は読書が一番・・・上毛新聞「ひろば」

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 このブログのコメンテイターの一人「時計屋の近く」さんの文章が、本日の群馬県の地方紙「上毛新聞」の投稿欄「ひろば」に掲載されました。誠におめでとうございます。以下は彼の掲載文です。

 春を待ち切れずにいる今、島崎藤村の『春を待ちつつ』を読んだ。文中の「眼前の暗さも、幻滅の悲しみも、冬の寒さも、何一つ無駄になるものはなかったと思うやうな春の来ることを信ぜずにはゐられないで居る」には季節の春、人生の春を永遠に待ち望むような静けさと輝きを感じた。

 手にしてる本は大正14年3月、アルス社から出版された。出てくる外国の地名は「仏蘭西」「巴里」「歌羅巴」「露西亜」など漢字で表記してある。「瓜哇」という地名も出てきた。これは読めなかった。漢和辞典で「瓜哇」を調べたが、「瓜哇」という項目すらない。「瓜に爪あり、爪に爪なし」ということわざを思い出し、ひょっとしたら「爪哇」の誤植ではないだろうかと「爪哇」で調べ直すと、地名の「ジャワ」と読み方が出てきた。

 読書には多くの効用があるが、漢字の読み書きはもちろん、漢字の意味、漢字の言葉としての使い方など生きた状態で幅広く漢字を習得するのに、読書に勝るものはない。読書中、てこずる漢字に出くわし、むきになって格闘するのも一時の消閑になる。
 

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上毛新聞「ひろば」に掲載」カテゴリの記事

コメント

早々と拙文を掲載していただき恐縮致しております。最近、テレビの漢字クイズ番組などで漢字がブームになっているようです。漢字が見世物扱いされているような感じです。漢字に対するリスペクトが感じられません。
漢字を一画一画正しく書けて、意味を正確に理解し、自分の言葉として文章に使えるようになって欲しいものです。
メディアでも統一を欠いている気になる熟語があります。コロナ対策に対する安倍首相の「感染の流行を早期にしゅうそくさせるには・・・」の「しゅうそく」は「収束」か「終息」か。まずは「収束」でしょう。次に「終息」でしょう。「収束」も「終息」も同じ意味として使っているのも気にかかる

漢字の読みを中心に構成されているため漢字を総合的に扱うことが欠けています。漢字が見世物になっている感じです。難読漢字が読めればことはテレビで面白おかしく見世物的に扱われているのをてれびの見世物にいるのを漢字クイズテレビなどでクイズ形式

投稿: 時計屋の近く | 2020年3月 1日 (日) 21時27分

時計屋の近くさんへ・・・「眼前の暗さも、幻滅の悲しみも、冬の寒さも、何一つ無駄になるものはなかったと思うやうな春の来ることを信ぜずにはゐられないで居る」
 流石に文豪の表現は深いですね。「何一つ無駄になるものはない」は日々私たちが生きていく上で、出合ういろいろのことは何かしら自らの生活や考え、感じ方に影響を与えています。
 漢字は私たちがいくら学んでも無限に広がり、深遠さがあり、外国人が日本語を学ぶ上で難解とされてます。
 言葉の学習ほど生涯を通じて学び甲斐あるものはありません。読み方と意味と使い方を正しく学びます。

投稿: カッキー | 2020年3月 2日 (月) 03時55分

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