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2020年3月 5日 (木)

地球から見て、太陽が水瓶座の少し東にある啓蟄

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【牡丹の芽・・・この中から蕾が生まれる】・・・啓蟄の今朝撮影 

 啓蟄とは、公転してる地球から見て、太陽が春分点(魚座のすぐ下)から345°移動した瞬間をいい、2020年の啓蟄は3月5日です。
 
天の赤道上にある春分点から左回りに1周を24時の如く区切ると、1時間が15°になります。啓蟄は23時に相当します。このため、啓蟄の太陽は赤経23hで表わし「水瓶座」のすぐ東に接するようにあります。
 
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【水瓶座と啓蟄の太陽】
 
 日本など北半球から「水瓶座」を見るとその形は逆さまでも、オーストラリアなど南半球から眺めれば、口が上になり「水瓶」そのものです。
 
 「水瓶座」の底の部分は赤緯±0°なので、天の赤道に水瓶が北を上にして置いてある感じです。有名な冬の星座「オリオン座」のベルトの部分に当たる「三っ星」の最も右の星「ミンタカ」も同様に天の赤道にあるので、他の星座を見て、それが北半球の星座であるか、南半球の星座であるかなど観察するのに便利です。
 
 一方、「水瓶座」には一等星のような明るい星はなく、夏山の深夜など周囲に光がなく、空気が澄んでれば、その大きな「水瓶」が逆さになってることが分かります。私も自分の家の庭で初めてこの星座を発見したときは意外と大きいことと、素晴らしい形をしていることに驚いたものです。
 
 太陽が「水瓶座」を通り過ぎると、あと2週間で、いよいよ春分点【赤緯±0°、赤経0°】に到達します。前述の23hという現在、太陽は春分点から西へ15°の位置です。
 
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【雪柳の開花】・・・啓蟄に撮影
 
 「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」という意味て春の季語です。
 
 このようなことはテレビの天気予報で説明はあっても、二十四節気とは、本来は地球が公転上のどの位置にあるかによって決定され、啓蟄は年によって多少異なります。前述の通り、天の緯度・経度はすべて「春分点を基準」にしてることから、夏から秋の夜長に「春分点の位置」を確認したいものです。
 
 しかし、天にその印はありませんが、「春分点は魚座のすぐ下の天の赤道上に位置し」夏から秋に日本上空に来る「魚座」は大きくて、V型でインドの形に似てるのですぐ分かります。紀元前バビロニア人はこの形をチグリス・ユーフラテス川に例え、その中にある大きな四辺形【秋の四辺形】を肥沃なメソポタミアの土地と形容しました。
 
 天に印はなくても春分点以外にも、秋分点、夏至点、冬至点があり、これらは公転してる地球から見たその時の太陽の位置になります。これらの位置は太陽の背景にある黄道12星座と結びつけて確認します。
 
 啓蟄になると写真のように植物たちも生き生きしてきます。私たち人間も家の中に閉じ困らず、戸外に出て植物や動物の新たな動きを観察し、思い切り身体を動かしたいものです。
 
 

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