上毛新聞「ひろば」に載ったコメンテイター
このブログにコメントくださる通称「時計屋の近く」さんの投稿文が今日の群馬県の上毛新聞に掲載されました。誠におめでとうございます。このため、群馬県外の方々にも、また、広く世界の方々にもお読み戴けますようブログを通じてお知らせいたします。
タイトル「外出自粛に努めよう」
安倍晋三首相が緊急事態を宣言した翌朝の一面トップの見出しは黒地に白抜きゴシック体が使われ、理屈抜きで緊迫感が伝わってきた。
宣言中の感染拡大防止対策で頭に残ったのは、人と人との接触機会を7,8割減らせば、「2週間後には感染者の増加を減少に転じさせられる」との試算を通じて外出自粛を強く要請したことだ。生活へ影響の大きい公共交通機関、医療事業、スーパー、コンビニの営業は維持しながら、感染爆発のゆるやかな抑制を目指すという。
日本の宣言に対する海外メディアの反応は、総じて厳しい。海外では交通遮断や外出禁止令のような強制力のある都市封鎖で、接触減を図っているという。経済停滞、生活行動の制約を招いたとしても、もっと実効性のある思い切った措置を取らないと感染拡大のスピードに負けてしまうと危惧する向きもある。
宣言により国民の危機意識は高まるが、一部の人たちの不用意な行動も憂慮される。国民全体が戦後最大の危機を共有し、良識ある行動を取るべきだ。不要不急の外出の自粛、手洗いの励行と「NO!3密」に努めたい。
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コメント
掲載していただき恐縮いたしております。
宣言後の動きを見ていると、それぞれの所で思惑とエゴが垣間見え、実にもどかしく額面通りにいくか懐疑的になる。コロナ禍の今日、「衛生」という言葉の意味を再認識た。「衛生」は、シンプルに言えば「生を衛る」、「生命」の「生」、「生活」の「生」、「人生」の「生」を衛ること。(読売新聞・平成2年4月6日・齋藤希史「翻訳語事情」)。究極の衛り手は自分になります。正しい情報を自ら知ろうという努力と姿勢も必要ですね。
今はとにかく外出をしないこと、そして、よく手を洗うこと、いわゆる「3密」を避けること。運動も、よく寝てよく食べて適度に社会的距離を保っての散歩をして抵抗力をつける。自衛でコロナにかからないためにやれることはそれぐらいでしょうか。
投稿: 時計屋の隣り | 2020年4月12日 (日) 11時36分
時計屋の隣さんへ・・・この度は、上毛新聞に掲載され誠におめでとうございます。これからも社会のため、未来永劫、人類の幸福のため、高齢化社会で暮らす高齢者のため、未来ある若者たちのため、有益な文章をたくさん書かれますよう祈ります。
投稿: カッキー | 2020年4月12日 (日) 12時03分