今年も、百日紅の根元を細かい金網で覆う
【拡大してご覧ください。網の目の細かさが分かります。】
年中行事として、今年もご覧の通り、サルスベリの根元を細かい金網で覆いました。数年前に根元から約10㎝の位置に、恰も誰かがドリルで直径7ミリほどの深い穴を開けたような形跡があったからです。私の庭には車の出入りのため門がありません。
しかし、犯人は人間でなく、カミキリ虫の一種であることが分かり、穴の中にたくさん卵を産みました。結果的に夏にたくさんの子供が生まれました。当時、群馬県の梨農家ではかなり被害が出たと報じられました。この虫はクビアカツヤカミキリと想われます。
As the annual event, as you see, the root of a crape myrtle was covered by me with a fine wire mesh this year. A few years ago, there was evidence that as if someone had drilled a deep hole about 7 mm in diameter about 10 cm from the base. There is no gate in my yard for cars coming in and out.
However, the criminal turned out not to be a human, but a kind of longhorn beetle, and she laid many eggs in the hole. As a result, many children grew in summer. It was reported that pear farmers in Gumma Prefecture, Japan, had suffered considerable damage at the same tome. I guess the official name of this insect is Kubiaka tsuyakamikiri in Japanese that is tongue twister.
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コメント
クビアカツヤカミキリ。極めて、即物的な名称ですね。漢字をあてると首赤艶天牛で恐ろしい名前に聞こえます。樹木を衰弱させ、枯死させる危険性のある特定外来生物。「天牛」とは、カミキリムシの漢名。日本では「ムシ」だけど中国では出世して「牛」になれるかも。首赤艶天牛、西遊記の妖怪の名にしてもいいですね。
投稿: 赤いマフラー | 2020年4月11日 (土) 07時39分
赤いマフラーさんへ・・・年間を通じて、植物をいろいろ育ててると、比例していろいろのことが起こります。多くは失敗です。それは水不足で葉が萎れたり、肥料が強すぎて枯らしてしまったり、先日のように、風が吹いてる中での剪定中、目の中にゴミが入り、洗っても出なくて、痛くて痛くても休日のため近くの眼科は休診で、隣の人に井野の方の休日当番医に車に乗せて行ってもらったりです。
クビアカツヤカミキリには誠に驚きました。穴が誠に大きく、このままでは枯れるかと思い、その穴の太さの枝を切り、金槌で奥まで打ち込みました。
結果的に、これらの失敗ほど良い師匠はいません。
投稿: カッキー | 2020年4月11日 (土) 08時17分