人に頼らず、人をあてにせず高齢化時代を生きる
【日本シャクナゲ”京の華”の勢いある新芽】
厚生労働省の調査によると、65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は推計15%【2012年】で、その数は2025年には730万人へ増加し、65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると、推計されています。
今や、人生100年時代といわれる半面、高齢者が増えると、高血圧や糖尿病をはじめとして、多種の病変を抱える人が増え、更に5人に1人が認知症になれば、介護する若い人も少なくなる時代にあって、私たちの行く末は明るいとは言えません。
現役時代にどんな仕事をしていたか、また、どんな立場にあったに関係なく発症する認知症の原因はいろいろあっても、退職後の日々の生き方に関連してるように私は考えます。
退職した翌日からすることがなく、公園のベンチに座ってる人がいる反面、退職前から退職後へスムースに橋渡しができる人は認知症の心配はなく、この日を待っていたとばかりに今までとは違う新たな人生のオープニングになるようにしたいものです。
ですから、現役中、仕事のみが趣味だったような人が危なく、退職と同時に心に大きな穴が空き、脳が活躍するチャンスを失います。
その点、現役時代から、仕事とは別に何らかの趣味を持ってた人は退職後の有り余る時間の使い方に迷わず、生き生きしてくるものです。特に趣味を三つほど持ってれば、日々、多忙となり、人的交流は仕事の時とは別の幅広い人脈につながり、会話は多岐に亘り、やることが多くて一日が短く感じるでしょう。
ところで、私の今朝は誠に忙しかったです。倉賀野町上四地区公園では、毎朝6時30分からラジオ体操を行なってるので参加しました。ここまで来るのに歩いて500mあり、往復1000mです。これだけでもかなりの運動量です。
指導員の下、ラジオ体操を地区の人たちと行ってから、帰宅後、朝食を作り済ませました。その後、7時40分から地元・倉賀野小学校の通学路を巡回です。こちらもおよそ1500メートル程を巡回です。
このため私は少し疲れました。しかし、地区の役員の方々と巡回しながら話すチャンスがあり、朝の任務から解放され家に戻ると8時20分です。朝から誠に充実し、学校が始まったことから一週間、毎朝、通学路を巡視してます。
本日のテーマである「人に頼らず、人をあてにせず、高齢化時代を生きる」は、いつからでも遅くないので一つでも二つでも夢中になれる趣味を持ちたいものです。
好きなことに夢中になると時間の経過を忘れます。これらの趣味は全く別の分野が望ましく、これによって脳の働きは異なる動きになります。一つは読書がよいでしょう。特に、先人の知恵に学ことは先人との邂逅につながります。
一方、世界経済に対しては生きる根源であることから、その動向を自らのこととして捉えたいものです。額はそれほど多くなくても、証券会社や投資銀行で、ファンドの一つや二つを購入し、値の上がり下がりに反応することは経済動向に敏感、かつ真剣になり、期待感につながるものです。この期待感が高齢期で大切なことの一つでしょう。
現役時代は給料で、退職後は投資で収入を得る生き方は、還元効果を期待する日々につながります。
ところで、本日から「歯と口の健康習慣」です。口腔衛生は万病に対して最大の防御といえます。病は口からといわれるように、歯と口の中の衛生について、三度の歯磨きは必須で、うがい薬を常備し、常に清潔な口腔にしておきたいものです。
精神面で言えることは「人に頼らず」、「人をあてにしない」、「自らの意志で生きること」が高齢化時代の心のあり方ではないでしょうか。
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