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2020年9月14日 (月)

現在の師匠は辞書辞典

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【職場から転出する際、記念品として戴いた国語辞典】

 小学校時代、中学校時代、高校時代、そして大学時代の恩師の消息について、私の知る限り3人ほどがお元気のようで多くの先生はすでに他界されてます。生徒の頃と学生時代に、また、卒業してからももっと先生に接し、先生の専門とする知識や、人生全般について生き方を積極的に教わっておけばよかったと今になって後悔です。

 私も学生時代は経験に乏しく、熱心に勉学しなかったこともあり問題点を認識できず、本質的な質問ができなかったのでしょう。それに反し、人生の後半戦にある現在、特に生き方について、また、勉強法について、いろいろ壁に突き当たることから、こんなとき先生がお元気ならば、どうヒントを下さるかがとても興味がある所であっても、もう、それは成りません。

 特に高校時代に出会った音楽教師のH先生には、よく指導して戴き、元々、私は高校卒業してすぐ就職する筈でしたが、担任でもないのに先生は我が家への家庭訪問など積極的な進路指導によって、結果的に私は思ってもいなかった地元の大学に進み、音楽専攻の道に進むことになりました。

 孔子曰く「40にして迷わず」ですが、それどころか、その倍近くになった現在でも、目の前に日々遭遇する諸問題に悪戦苦闘し、悩み、迷い続けてます。このようなとき、若き日からの愛読書として、私は亀井勝一郎著「愛の無常について」及び「日本の知恵、西洋の知恵」、また、「亀井勝一郎集」を愛読書として、その答えを見つけ出そうとしてる自分がいます。

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【和英・英和辞典と睨めっこの日々】 

 ところで、拙いブログを最初に発信したのは2007年(平成19年)で以来13年間継続しています。最初の1年は毎日ある程度長い文章を書き続けましたが、翌年から一日おきとなり、3年目からは月曜と木曜に週二回に書いてました。しかし、数年前より、フェイスブックを始めたことから、その内容をブログに載せ始め、現在に至っています。

 フェイスブックは元々アメリカからから入ってきたこともあり、私が外国人(アメリカ人、ニュージーランド人、中国人)とも友人関係が生じたことから、どうしても共通語である英語版も必要となり、一緒に書くことにしました。

 実は、これが思わぬ生活を一変させ、明けても暮れても「これを英語で何と言うか?」ということが常に頭から離れなくなり、ニュースを聴いたり、人の話を聞いてても心の底で英語に訳してることが習慣になり、つまり、毎日、英作文する生活になりました。

 ですから、英語では言えない日本語に遭遇すると、すぐそれが大切な課題となり、私にとって和英辞典ほど大切なものはないようになりました。これはブログで日本文を書くときも全く同様であり、改めて漢字の読みと意味、使い方など確認しては発信するようになってます。

 このように日本文であっても漢字の間違いや、英文では最低限、スペルミスがあってはならず、特に日本文と英文は語順が逆であることや、どちらも、文法に則って正確を期すことが基本的な課題です。

 こんなことから、今更ながら言葉の勉強が欠くべからざる日々になり、タイトルの如く、もう師匠に会うことは不可能でも、国語辞典や和英辞典、そして英和辞典、漢和辞典が現在の私の師匠と言えます。

 

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コメント

 辞書は調べるもの、時に、遊び楽しむもの。 
 国語辞書の最後の見出し語は、「ん」だと思っている人も多いことだろう。実際、「んず」「んとす」「んばかり」「んぼ」「んぼう」「んまんま」「んん」「んんん」と“ん行”の見だし語が並んでいる辞書がある。

 小生の英和辞典の最後の見出し語は「zzz,z―z―z,ZZZ」。

投稿: 国辞朗 | 2020年9月14日 (月) 12時58分

国辞朗さんへ・・・こんばんは!世の中にいろいろ書物はありますが、辞書くらい物知りになるものはありません。
 私の場合、辞書を引かない日はありません。未だ未だ知らないことがあったり、不確実なことがあるので、世間に発信するためにも確認する必要があります。
 無限の言葉ゆえ、1000里の道を行くようなものですが、一つ一つの言葉を大切に身に付けたいと思います。辞書は読書としても楽しいものです。

投稿: カッキー | 2020年9月14日 (月) 20時44分

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