筋肉増強は生命維持の基盤・・日々鍛えたい
【倉賀野町の共栄橋の歩道】
私たちは笑うにも、歌を歌うにも表情筋や呼吸筋、腹筋など筋肉を使ってます。
ですから、年齢を重ねてから筋肉量が減ると無表情に陥りやすくなり、次第に人間らしさが失われるようになるかもしれません。私たちは日々、喜怒哀楽を表現する豊かな精神生活を送るにも、自分らしい日常生活を行なうためにも多くの筋肉を使ってます。筋肉が不足すると日常生活に支障を来たし、それは先ず、足に出ると考えられます。
ということは、日常的に動作の中で、歩くことほど多くの筋肉を使うことはないでしょう。先ず、重い体重を支えつつ、倒れないように上半身の筋肉でバランスを取りつつ、スピードを上げるほど前後に腕を振るようになります。このため、歩くことは足の筋肉のみでなく、姿勢を維持するため背中の筋肉なと多くの筋肉が働いてます。
また、体内にあって生命維持を司る多くの臓器は筋肉でできてることから、私たちの生命は筋肉の中にあることになります。こう考えると健康生活を送るには現状より筋肉を減らさず、筋肉量を維持しつつ、可能であれば、今後、筋肉量を増やすことが健康の源と考えます。これは貯筋とも言えます。
一方、身長と体重のバランスを診るには、BMI=Body Mass Indexで計ります。例えば、身長177㎝、体重72kgの場合、72÷1.77÷1.77=23で、BMI は23となります。一般的に、糖尿病を避けるためにもBMIは22が理想と言われてます。しかし、私の考えでは筋肉を増やせば23~24でも良いのではないかと考えてます。
【群馬県・貫前神社】
私たちの筋肉の70%は下半身に集中してると言われてます。ですから、筋肉を鍛えるには年齢に関係なく、スクワットが効果があります。太腿や、脹脛、そして、ハムストリング【太腿の後ろの筋肉】を鍛えましょう。私の体験では写真のような階段登りが時には景色に変化があり、気持ちの上でも豊かになって下半身が鍛えられます。すぐに効果が出るスクワットも取り入れ、バランスよく続けたいものです。
しかし、いろいろの機会を捉えて、要は意識して下半身の筋肉を鍛えることが良いと思います。上半身を鍛えるには時にはダンベル、時には「てっぽう」などと、やはりバラエティーを考えてやりたいものです。
ルーの法則・・・筋肉は鍛えれば量が増えます。もし、元に戻っても、再度、鍛えればまた増加します。
私たちは自分の生命は筋肉の中に宿ってると自覚し、いつになっても筋肉を鍛えることが生活の質を上げ、自分らしく、人間らしく生きる基盤なるのではないでしょうか。
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