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2020年10月 1日 (木)

鼻呼吸は脳を冷やし、頭がすっきり

Photo_20201001071201

【顔の中は上から前頭胴、蝶形骨胴、篩骨胴、上顎洞、鼻腔】

 上の図を見ても、私たちの顔面は眼球以外、殆ど鼻の臓器であることが分かります。

 私たちは呼吸を1分間におよそ18回ほと行なってるので、1日に25000回位です。呼吸によって酸素を肺に取り入れ、ガス交換し、二酸化炭素を外部に排出してます。これが呼吸の主たる作業です。しかし、この他に大切なこともしています。それは体温より低い空気を体内に入れ、一方、温まった空気を外に排出し、常に体温調節しています。

 しかし、鼻の通りが悪いと口呼吸になり、結果的に上図の通り、それぞれ2対ある前頭胴、蝶形骨胴、篩骨胴、上顎胴の中を空気が通過せず、いわゆる鼻声になり、もちろん鼻の中にたくさんある臓器が不衛生になるでしよう。

 これらの臓器はほっぺの中にある上顎胴を除き、眼球の間の奥にあり、そこは喉の上、つまり、脳のすぐ下に位置し、それぞれの臓器は鼻腔と細い穴で繋がってます。前頭胴は額の中にあり脳の前に位置します。ですから、呼吸により瞬時にこれらの臓器の中を空気が通過し、前述の通り、1日に25000回も体温より冷たい外気が脳を冷やすと考えられます。

 また、空気を排出することで体温を下げたり、脳のすぐ下を通過し、温まった空気を排出してます。ですから、鼻呼吸は吸い込んだ空気を粘膜により、きれいにして肺に送る役目のほかに、脳を冷やし、頭をすっきりさせてることになります。

P1020228

【群馬県富岡市・大塩湖】

 現在、世界を震撼させてるコロナ禍において、人混みの中ではマスクは細菌を撒き散らさないため、及び、細菌を吸い込まないため絶対必要なことです。私は一人暮らしゆえ、家の中や車の運転中はマスクをしてません。買物などで人混みの中でのみマスクを着用してます。コロナ禍に あってマスク、手洗い、そして嗽は最低限の感染予防です。

 しかし、時々マスクをして感じることは、見た目がよく、厚手のマスクであれはあるほど吐いた空気が熱くて、呼吸が辛く、居たたまれなくなることがあります。ですから、マスクはおしゃれとして良いものより、比較的薄手のものが熱を逃がしやすく、呼吸が楽に感じます。

 このようにマスクをすることで知ることは、私たちは呼吸により体内の温かな空気を外部に逃がしていることを実感します。ですから、長い時間マスクしてると脳が冷やされなくなります。感染の危険がない場所ではマスクを外した方が、頭がすっきりします。

 ところで、鼻の健康維持のため、私は1日に1~2回ほど鼻洗浄してます。この方法は先ず、点鼻薬を1~2滴鼻腔内に垂らして数分が経過してから塩分濃度0.9%のぬるま湯を鼻腔内に通過させます。これにより鼻の通りがすごく良くなり、自然と鼻呼吸になります。0.9%の根拠は私たちの血液の塩分濃度が0.9%だからです。

 鼻呼吸は空気の浄化、そして脳活動向上のため大切な生活習慣です。

 

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コメント

 金木犀の香りに鼻孔も広がっています。
今日は中秋の名月。昨夕、満月が突然大きく「のっと」顔を出した。見ていたのは「ひょっこりさん」です。上る満月はどうして大きく見えるか考えているうちに、ひょっこりさん」の顔がイチジク顔になった。

芋月さんへ・・・ブログを書き終えないうちにコメントを賜りましたが、9時30分ころ、やっと書き終えましたので、最後までお読みいただけると嬉しいです。
 脳の活性化方法は目的を持った日頃の生活態度や、興味関心あることへの集中、夢中になるものへの取り組み、心から感銘する対象があることなどいろいろあっても、物理的に鼻腔内の空気の通りの良さも大きなポイントと考えてます。

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