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2020年9月16日 (水)

今週のテーマ・・・私の失敗談・読売新聞より

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【イラスト・稲田聡子】

 友人である「時計屋の近くさん」の文章が読売新聞「ぐんまのひろば」に掲載されました。誠におめでとうございます。ここに広く日本中の方々にご紹介いたします。

 タイトル・・・つい「お迎えです」

 カラオケ仲間に86歳になるおばあちゃんがいる。ご夫婦で店を訪れデュエットもダンスもされたハイカラな先輩だ。カラオケ歴は長く、歌はしっかりしているが夫に先立たれた後、動きは緩慢になった。

 唯一の楽しみは週1回、我々と顔を合わせて歌うこと。3時間ほどたつと娘さんが迎えに顔を出す。ある日、うっかり「お迎えが来ましたよ」と言ってしまい顔から火が出る思いをした。周囲も思わず顔をしかめた。

 シルバー川柳に「お迎えと言うなよケアの送迎車」というのがあった。「お迎え」はお年寄りが一番気にする言葉の一つかもしれない。「お迎え」を辞書で確認すると①「迎え」の尊敬語②盆に先祖の精霊を迎えること③臨終のときの迎来ーーとある。

 言葉は常に相手の気持ちを考え思いやりのあるきちんとした使い方をしなくてはならない。「娘さんが見えましたよ」という穏当な言い方ができなかったのか反省した。

 

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コメント

ご紹介いただき恐縮です。

ホテルでは帰る客を乗せる車が来ると「お車が参りました」というそうだ。ホテルと同じでは味気ないということで、料亭では「御供(おとも)が参っております」とう言い方をするとか。料亭では、お迎えに上がった運転手には、車寄せで、仲居さんを通して客から心づけが用意されているそうだ。運転手は、もちろん、料亭の送迎を歓迎するそうだ。

 娘さんはボランティアでやっている。

投稿: 時計屋の近く | 2020年9月16日 (水) 10時16分

時計屋の近くさんへ・・・私なんか「お迎えが来ましたよ」と言われても、全く気にせず、ああ、歩かないで家に帰れるかと素直に安堵するでしょう。
 もちろん私には未だ大きな夢があるので、そういう気持ちでいられます。ですから、やることや夢がない人に「お迎えが来ましたよ」と言うと、聞いた人は「いよいよか」という不吉な意味に捉えるでしょう。
 相手の気持ちを考慮しての言葉遣いほど難しいことはありません。平素の何気ない会話にも最低限の気配りが出来きるように私もこれから修行します。

投稿: カッキー | 2020年9月16日 (水) 15時46分

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