猫背矯正には、もう一人の自分がチェック
私のように比較的背が高い場合、年齢と共に注意しなければならないことの一つに猫背になりやす点があります。
これは普段から俯き加減の生活の場合、頭の重さを支える背筋が伸びてしまったり、胸筋が縮み、長い期間の習慣から背骨も曲がってしまってると考えられます。また、本人は慣れた姿勢が楽なことから矯正を考えない場合があります。
しかし、全身を映す大きな鏡や、自分の全身写真を見ると「これではいけない」と気づくことがあります。猫背になると見た目の姿勢の悪さのみならず、健康を阻害したり、精神的にもマイナス志向になりやすく、それにも増して、肺や胃など大切な臓器を圧迫するてしょう。このため、もう一人の自分の目で姿勢をチェックする習慣が必要です。
先ず、自分が猫背であるかどうかの判定方法は簡単で、壁に背を向けて立つとすぐ分かります。この場合、壁に踵、お尻、肩甲骨、後頭部の4か所を接触して楽に立てれば問題がありません。しかし、多くの場合。後頭部を壁につけると顔が斜め上を向いてしまいがちです。試してみてください。顔が楽に正面に向けるられるためには胸をかなり反る必要があります。
ラジオ体操の中には、両手握り、腰骨の後ろを支えて身体を後方に反る運動があります。このような体操は、姿勢の矯正にはとても有効で、可能な限り後ろに反りたいものです。また、その手をもっと上にして胸部を反るようにすると一層、効果的です。
ところで、先日、ラジオ体操会の講演会が開かれました。地区で行われてるラジオ体操のインストラクターによるブラジル訪問の体験会報告会と懇親会が開かれ、いろいろ質問の時間が設けられました。
その折、私はブラジルについて、質問もしましたが、同時に「猫背解消法」があれば教えて下さいと訊ねたところ、会員のK氏が教えて下さったことが、なるほどと印象に残り、以後、その方法を励行しています。
それは両肘を90°に曲げ、前に出し、「手のひらを上にするだけ」で姿勢がよくなるというものです。実行してみると確かに両方の肩甲骨が接し、胸も開く感じになりました。質問とはしてみるものです。
それ以来、ウォーキングのとき、私は「手のひらを上にする姿勢」で腕を前後に降り、ストライドを広げ、遠方を眺めつつ前進するように心掛けてます。ちょっと目には「何かちょうだい」の形になります。このため、人がいない場所で行ってます。
猫背を矯正するには、姿勢の正しさが健康の基盤と考えること、及び、日々、心身ともに自己改革する意志が不可欠なことは言うまでもありません。
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コメント
猫の背が丸いのは生来のもの。人間のそれは後天的なもの。猫と人間をいっしょにされたくない。亀背とも言っているようだ。「猫背」という言い方は、不穏当だと感じて、最近では、人間は「丸背」と改めた。「改革」の一環だ。
丸背は健康な活動に支障をもたらすという、早速、自己チェックといってみよう
投稿: どら猫大将 | 2020年9月17日 (木) 12時27分
どら猫大将さんへ・・・自分の姿を最も知らないのは自分です。また、自分の病気を最も知らないのは自分かもしれません。
中にいると本質が分からないことは一般社会でもよくあることです。
姿勢については、先ず、本当の自分を知ることでしょう。一昔前に私が映ってるビデオを見たことがあります。予想とだいぶ異なり、がっかりしたことがありました。姿勢は心身ともに大切な基盤と言えます。
投稿: カッキー | 2020年9月17日 (木) 19時49分