群馬県・嬬恋村にあるユーモラスな立て看板
8月1日が納車であった新車で、かねてから試運転に行こうと予定してた二つの場所の一つは群馬県・嬬恋村の広大なキャベツ畑にある「愛妻の丘」です。もう一方はNHK朝ドラ「エール」の主人公・古関裕而の資料が集められてる福島県の「古関裕而記念館」です。
台風が去った昨日は天候も安定したので「愛妻の丘」まで、ドライブしてきました。
ここへは10年ほど前に一度行ったことがありました。しかし、今回は八ッ場ダム~鹿沢~景色が最高なパノラマライン経由でナビの指示に従って運転したところ、以前に行った道とは逆の方向から目的地に着きました。その距離片道80Kほどで、山間部はカーブが多く、切り立った巨大な崖では自然災害による修復工事中の箇所があり、交互通行もあって、不思議なことに5分前からナビは交互通行があるから気をつけるよう伝えてました。何故そんなことが分かるのでしよう。
広大なキャベツ畑の丘にあるパノラマラインは誠に景色が雄大で、遠くに巨大な浅間山や浅間隠山が望める高原です。殆ど車に出合わず、愛車は起伏に富んだ高原をグングン進みます。
そして突如、目に入った「愛妻家に注意」の看板に、何かほっとするユーモラスな感覚に浸り、約2時間半のドライブ疲れもどこかに消えました。秋の訪れと共に自宅から休憩なしでのドライブはスイスイでした。ここ「愛妻の丘」に整備されてる駐車場からの眺めは遮るものは何一つなく、平素の生活とはかけ離れた誠に群馬の別世界です。
【拡大すると愛妻の丘にいるような感覚です。】
小高い丘への木道の階段を50mほどの登ると、ここが「愛妻の丘」です。近年「キャベチュー」の別名で有名になった嬬恋村の名所で、頂上からの眺めは四方八方が群馬西部の大自然のみ、そして見渡す限りキャベツ畑の高天原です。
実はここでカップルが愛を叫んだり、長年連れ添った夫妻の夫が改めて妻に「感謝の言葉」を贈ったりする場所として嬬恋村が建設した地で、このようなユニーク所は日本中でもあまりないでしょう。
【拡大すると読みやすいです。】
丘の南端には「愛を叫ぶステージ」があります。おそらく、ここを訪れた若いカップルが、このステージで結婚を申し込んだり、申し込まれたりするのでしょう。平素、私たちは大きな声で叫ぶことはありません。しかし、雄大な眺めのここへ来て「愛を叫ぶ」と、叫んだ人にとっても、叫ばれた人にとっても生涯忘れない「大切な言葉」として深く心に刻まれるでしょう。羨ましい限りです。
【もしかして大自然の中で二人がハグするところ】
頂上の一角には私の好きな日本シャクナゲの群生があり、5月の開花時にはカップルで賑わうでしょう。今回は中年のご夫婦が一組いて、絆を深めたようです。
ここに30分ほど滞在した私はお腹も空いたので、今度は別のルート経由で一旦、軽井沢方向をめざし、途中、日本のポンペイとして知られてる「鎌原観音堂」を過ぎ、再度、嬬恋村の中心部で待ちに待った昼食となりました。
【ナンバーは「愛妻の丘」用?】
ところで、今回はターボブルを纏った愛車TTの長距離試運転。行きは目的地に着く期待感でも、帰路は結局、合計5時間のドライブとなり、疲れを感じても、山岳地帯に跨る嬬恋村は誠に広いという印象を深く持ちました。同時に、我が群馬県も本当に広いと改めて群馬の良さを味わいつつ、女性ナビゲーターによる英語版ナビに従い、帰路も途中休憩なしに最後、関越自動車道・渋川ICから前橋ICまで乗りましたが、245-35-19のタイヤは道路面にしっかり吸い付くような安定した走りです。
5分ほどギアーをオートマからマニュアルに切り替え6速から5速に戻して時速100キロ走行し、エンジン内の煤を取り除きました。再度いつの日か「愛妻の丘」を訪れたい。
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コメント
①「農耕車両に注意、愛妻家に注意」
何の【判じ物】だろう。まさに、目で見るなぞなぞ。「読解力」と頭を柔らかくして考える「思考力」、そして「ひらめき」の訓練になります。メッセージを自分で読み解いてみましょう。
台の上にコ~ンと鳴く狐がのっているイラストで「大根」。
トラクターの前を横切る熊を見て驚く人間のイラストで「きゃぁ、ベア」で「キャベツ」とはいかない。
②台風14号のもたらした降り続いた雨で、庭の金木犀の花が全部落ちました。
塵取りで3杯ほどありました。木の下に立つと、時折、散り遅れた花が頬を打つように降りかかってきます。
木犀花(はなつぶて)
頬に触れて 落ちにけり
庭の百日紅の花はいかがでしたか。
投稿: 閑人 | 2020年10月13日 (火) 08時46分
閑人さんへ・・・今日は名実ともに秋晴れ。昨日、遠出したの車をこれから洗車します。
それにしても「愛妻の丘」は長く連れ添ったご夫妻には「改めて二人の出会い」を思い出させ、日頃、感謝しててもなかなか口にできない気持ちを思い切り叫べば、愛がいっそう高まるでしょう。ちょっと遠いですが、お薦めの名所です。
投稿: カッキー | 2020年10月13日 (火) 10時12分