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2020年11月26日 (木)

昭和時代から愛読してる英文対照の天声人語

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 時季的に、そろそろ「天声人語2020年の秋」が発売されることから、今日は友人・時計屋の隣さん宅の近くを通過し、戸田書店に行きました。昨日が初版の発売日であったことから、早速、この本を目指して本屋に行きましたが、店内に入ると今までと違う本棚に置いてあり、定員に尋ねてやっと手にしたときは嬉しかったです。それは、これから3ヶ月間、読めるからです。

 「天声人語」は1904年(明治37)年に、はじめて大阪朝日新聞(当時)の紙面に登場して以来、100年以上にわたって長期連載中の名物コラムで、今日でも朝日新聞朝刊1面に掲載されています。さまざまな時事問題をテーマとし、簡潔でわかりやすい論評に定評があります。

 扱われるテーマは国内外の事件・事故から社会問題、科学技術、日本文学に歴史までさまざまな領域を網羅し、日・英とも時事用語やことわざ、詩歌などを通して新しい言葉や表現が学べます。記事1本あたり約600字(和文)、約450ワード(英文)。気軽に読める長さなので、1日1テーマを無理なく英語学習が続けられます。

 内容は現代社会に対する論評や身の回りで起こった出来事を伝えるエッセイであり、映画の感想、紹介文なども様々な表現方法でつづられています。

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 私がこの本を愛読し始めたのは高崎商業高校勤務の最後の年(昭和63年)に、AETとしてニュージーランドからMr. Barry Spenceが1年間、この学校に勤務し、高崎に住むことになった頃です。

 私は英語教員ではありませんが、何故か、校長から文科省へ彼ご一家を迎えに行くよう言われ、霞が関で初めて彼と彼のご家族に対面しました。その後、新幹線で高崎まで一緒に来て、結局その晩は私の家で過ごし、学校に近いアパートを借りるまで、暫く私の家にご家族ともども滞在してました。

 ほとんど日本語を話されないことから、私も拙い英語でいろいろ説明したり、たまたま彼もお酒が飲めるので、私の家族も一緒になって楽しい日々が続き、子供同士も仲良くなり、その後、アパートに住むようになってからも、土曜日の晩は我が家で食事会をしたものです。

 こんな体験を通して、一日中、学校でも会って話してるうちに、日本語も英語も上手下手と言う前に、交流する話の内容が大切であることに気づき、私は内心、遠大な目標を掲げるようになってました。

 それ以来、朝4時に起きては「どんなことでも日本語を英語に変換できる」ことを目標に生活する日々となり、平成時代になって私が転勤した富岡高校でも、今度はアイルランドからのAETとして Mr. Brendanを迎えました。

 一般的に、AETの先生は言葉の問題から、どうしても職員室の中で一人でいることが多く、寂しかったのではないでしょうか。私は時間があれば積極的に声をかけるように努めました。

 この考えはすべて、私が20代の頃、2年間、日本人学校勤務でインドに滞在してたことから、その間、インドの方々にいろいろお世話になったことが頭から離れず、AETとして日本のために来られた先生方に対しては、困ることがないよう助ける気持ちが強く働いてたのでしょう。

 このように外国人教師との交流体験を通して「英文対照の天声人語」は誠に理想の愛読書となり、国が違っていても、私たちは一つのテーマに対し、自分なりの意見・感想を持つことの大切さと、それを日本語でも英語でも発信できることが肝要と悟り、以来、目標はいつになっても達成できませんが、特に、和英辞典と首っ引きは今日まで続けてます。今後も一層、語彙を拡充しつつ、遠大な目標を目指してます。

  

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コメント

英文対照天声人語で英語の研鑽を積まれていたのですか。
自分の成長や健康維持に関わる勉強や運動をする。
心から楽しいと感じる趣味に使う時間を増やす 。
新たな出会いの機会を増やす~多様な価値観、考え方に積極的に触れる。
「今、この瞬間」を、丁寧に、誠実に、そして集中して生きると必ず明るい明日があるような気がします。

命の実効さんへ・・・どんな分野でも、今の自分にとって大切なことは探せば世の中にあるようです。私の場合、一つは上記の本でした。
 日本語で一貫性のある主張ができることも大切で、国際化時代では、世界共通語である英語により、同じ内容を表現することも大切と感じました。
 どの国の人も自国語以外に英語を頑張ってます。日本の場合、概して使えるためより、学校の科目として単位を取るためであったり、入試のためであったりの英語ですから、その目的が済めばもう不要になることも多いようです。
 本来は外国人との意志疎通、意見交換のために英語は存在するものと思っています。これからも続けますので、ご指導の程をお願い致します。

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