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2020年12月14日 (月)

古来からの味噌汁で温まろう・・旧暦で寒い11月

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 以前に、健康には「しっかり朝食を摂る」という文を掲載しました。しかし、私たちの食卓はどうしても夕食が豪勢になりがちです。

 一日の仕事を終わり、心身ともにリラックスするとき、夕食を家族団欒で戴くことはとてもよいことです。しかし、よく考えると、たくさん栄養を摂った後はただ寝るだけなので、折角のエネルギーは消費せず、体内に毎日蓄積されることになります。

 それでも、翌日しっかり身体を動かし使えば蓄積された栄養分を消費します。しかし、すべての人が必ずしもたくさん運動するとは限らず、この状態では糖尿に近づく可能性があるのではないでしょうか。

 その点、夕食はあまり食べ過ぎず、朝食第一主義を励行すれば、一日のエネルギーの元は朝食によって得られ、体内における需要供給のバランスがとても良くなると考えられます。

 ところで、私の朝食のメインは、ご飯に納豆と海藻であるメカブを混ぜたものを常食としており、これは美味しくて飽きません。時には卵も入れて食べます。そして、スープは味噌汁にしてます。

 最近の味噌は概して減塩であっても、すごく美味しいです。しばしば味噌汁は塩分がよくないと耳にしますが、食してみて殆ど塩分を感じません。要は味噌汁の中に具として、いろいろ野菜を入れれば、野菜に含まれるカリウムが塩分を排出する働きがあることから、味噌汁の欠点をカバーし、古来より、味噌汁は、体を温め、これから冬に向かう季節に腸内環境を殊のほかプラスにすると考えられます。

 食事に温かい味噌汁をとると、胃腸の働きが活発になり、消化吸収がよくなり、さらに、ご存じのように味噌は大豆を原料にした発酵食品です。 発酵によって大豆の栄養が吸収しやすく、乳酸菌の働きによって腸に善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれると考えられます。

 このため、便秘になり難く、健康に結びつき、便の専門家である辨野先生の言葉「大腸を制する者は健康を制する」に効果的に結びつきます。

 朝食はご飯と共に野菜と豆腐など具の多い味噌汁が日本古来からの食事であり、今や世界一の長寿国になってる秘伝と言えるでしょう。これを基盤として「食事は種類を多く、量は少なく」を徹底すれば、更に健康長寿に結びつくのではないでしょうか。これからも朝食をしっかり摂りましょう。

 

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