小寒を公転してる地球の位置で考える
【図を拡大してご覧ください。】
今日は二十四節気の一つ「小寒」です。これから一ヶ月間ほどは一年で最も寒い季節です。公転してる私たちの地球から見る太陽の位置は春分点から285°東へ移動してます。ここは天の経度を示す赤経で19hです。この位置は背景に「射手座」があります。もちろん実際には眩しくて見えません。
しかし、これを証明するには半年前の「小暑」(7月上旬)の頃の深夜に、射手座が真南にあったことです。
ところで、今の季節は一晩中、巨大な六角形を成す「冬のダイアモンド」が私たちの日本列島を覆うように輝いてます。皆さん、寒さに気をつけ観察しましょう。
Today is "Shokan" which is one of the 24 solar calendars in Japan. The next one month is the coldest season of the year. The position of the sun as seen from our revolving earth is moving 285 ° east of the vernal equinox point. Here is 19 hour in the RA=Right ascension which indicates the longitude of the heaven. In this position, we can see "Sagittarius" in the background of the sun. Of course, it's actually dazzling so it is invisible.
However, to prove this astronomical phenomenon, there was Sagittarius in the due south in the midnight around "Shosho" (early July) six months ago.
By the way, in this season, we are able to see the huge hexagonal "winter diamond" which shines all night long. This diamond is covering our Japanese archipelago. Everyone, let's be careful about the cold and observe it.
※上の拙い英文をネイティブの発音で聴くには英文をドラッグしてコピーし、次に貼り付けて下さい。https://ttsreader.com/ja/.
冬至のときの太陽は「射手座」の西側(日本では右寄り)にあり、現在の太陽の背景は「射手座」の東寄り(左寄り)にあります。
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英単語の勉強には、時に捨て目を利かせることも必要ですね。
図に「Corona Australis」という語が見えます。Coronaという語に惹かれ、「Corona Austraris」を調べる。みなみのかんむり座とあって、南天の星座のようです。日本の大部分では南の低い空でしか見ることができないとありました。
「Australis」には南方の意があり、国名のオーストラリアは「南の地」を意味することも知りました。
投稿: 上目・垂れ目・流し目 | 2021年1月 5日 (火) 08時25分
上目・垂れ目・流し目さんへ・・・天文の固有名詞の語源は命名された時代背景により、その殆どがラテン語から来ているようです。最近はそれが英語としても使われてるものもあります。
今回は黄道十二星座についてですので「南のかんむり」については扱いませんでした。
それにしても、星座と占いについては気にする人が多いですね。しかし、それが始まった頃に比較して天文学的には2000年以上経過してることから、当時と現在では地球の歳差運動により1ヶ月ほどずれてます。ですから、自分は何座に生まれたと言っても、実際には違ってくる人もいる筈です。
投稿: カッキー | 2021年1月 5日 (火) 09時46分