お腹が空く状態をつくる生活習慣
【5分咲きになった雪柳】
Dear overseas friends
英語の諺にHunger is the best sauceがあります。「空腹であってこそ食事は最高においしい。」ということで、例えば、夏季にビアガーデンへ行くときなど、事前に飲み物や食べ物を口にせず、空腹にしておくとビールが美味しいことを体験上、私たちは知ってます。
基本的には、平素の食事についても美味しく食べるなら同様のことが言えます。それには間食を避けたり、あるいは日中、身体をよく働かせ、エネルギーを消費して空腹にしておく工夫が肝心で、胃や十二指腸を暫く休めて、これらの臓器の中を空にしておく習慣を身につけたいものです。
空腹が気持ち悪ければ、時にはお茶や牛乳、あるいは水分を摂ることで胃壁から出る胃酸を中和することになります。
最近、私が考えてるHunger is the best sauceの状態を作るには、間食をしないことはもちろん、もう一つの方法があります。それは早起きし、いわゆる朝飯前に庭などの作業を自ら課し、ある程度、身体を動かしてから早めに朝食を摂ることです。速めではありません、時間帯を早くということです。できれば7時前後には摂りたいものです。8時~9時の朝食では遅いです。
この理由は7時頃の朝食が習慣化すると午前11時半頃になると、もう、お腹が空いてきて昼食が待ちきれないほどの状況になります。結果的に午後5時頃になると、今度は夕食が待ちきれない状態になります。この一連の流れは空腹になる好循環です。常に、お腹が空いた状態で食事を摂りたいものです。
これにより腸内は早めに活動し始め、腸内循環がよくなり、便秘の症状がなくなります。昔は「風邪は万病の元」と言われましたが、現在は「便秘は万病の元」と言えそうです。近年は大腸がんを患う人の数が極めて増加し、この遠因は食事内容の欧米化と共に、一般的には、テレビを見ながら夜遅くまで起きてる生活習慣が元にあるのではないでしょうか。自然の摂理で、早起きの習慣が身につけば自ずと宵っ張りになりません。
ところで、便秘解消にはよい方法があります。それは就寝前にコップ1杯の水を飲むことです。私の経験ではこれを行ったからと言って夜中にトイレに起きる回数が増えたことはありません。夜中にトイレに起きる回数が多いのは萎縮してる膀胱に問題があると考えられます。
昔から就寝前に飲むコップ一杯の水は「宝水」と言われてます。体内のいろいろの液体を薄めることにつながり、腸内環境はもちろん、血流がよくなり、血圧安定にもよいと考えられます。特に、胃腸の働きについては私たちの生活習慣と密接に関係してることから、前述の通り、「早い朝食時間の厳守」そして「充実した朝食内容の摂取」こそ健康管理の基本ではないでしょうか。
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遊ばないとデメだよ。遊びがあるから仕事も頑張れる。「『人間に“無駄”が必要なんだ』その無駄が“遊び”なんだ」と言ったのは志村けんさん。過度のお酒の遊びは禁物。
健康には、節制と好循環の摂食サイクルと運動が大切ですね。
投稿: as well | 2021年3月11日 (木) 10時25分
As wellさんへ・・・この発音は明日得るに似てますね。もちろん正式には多少異なります。
いつになっても、今までの自分より、明日は得るという進化が健康面でも脳活動でも、人生100年時代では基本と言えるでしょう。
安倍元首相の口から度々出た言葉が好循環です。彼は経済について述べたと記憶してます。それにしても何事も悪循環からは絶対に脱皮しなくてはなりません。我が人生も結果が出ない繰り返しの状態から今年こそ、いやこの春こそ花を咲かせたい。
投稿: カッキー | 2021年3月11日 (木) 10時40分