続けたい 呼吸筋の ストレッチ
【毎朝行われてる倉賀野上四地区のラジオ体操会】・・・写真はお顔が鮮明でないので掲載しました。
私たち人間は生れた瞬間から今の瞬間まで無意識のうちに呼吸してます。その回数については、無意識に呼吸してるときや運動中でなく静止状態にいるときは1分間に18回前後ですが、その都度、肺の中の空気をすべて入れ替えてるかと言えば、そんなことはなく、一回の呼吸でおよそ三分の一を入れ替え、この時、まだ肺の中に後に残っている三分の二の空気を残気と言います。
この残気を時々は意識してすべて吐き出すには、深呼吸によってであり、新たな酸素を吸い込みたいものです。これには、平素から肺に残気があることを意識し、吸うよりも息を吐くことに重点をおくとよいでしょう。吐けば自然と新鮮な空気が肺に入ります。
以前に喘息に罹ってる子供たちを対象とした「喘息体操」を群馬大学の医師が考案しました。そのピアノ伴奏音楽の作曲を私が依頼され、テレビ放映されたことがあります。当時、担当医師が残気のことをよく言われてたので、この時、私も残気を吐く切ることの大切さを知りました。
ところで、呼吸するには肺の前後や左右など周囲に無数にある呼吸筋を伸ばしたり、縮めたりする柔軟性を鍛えることが大切です。これには特に、呼吸筋を伸ばす運動を日々取り入れたいものです。
先日、NHKラジオの早朝番組「健康ライフ」で呼吸筋のストレッチについて取り扱ってました。なるほど、専門家はいろいろ考えるものと感心しました。このときの医師も残気について話されたので、私には懐かしく思いました。以下はその時の内容です。実践してみてください。
呼吸筋をストレッチするには、椅子に座り、頭上で右手で左手首を掴み、右へ思い切り引き寄せます。このとき上体も右に曲げます。そして更に肝心なことは「右の尻」を椅子から浮かせます。そして空気を吐き切ります。どうですか。左胸がよく伸びたでしょう。これを暫くの間、伸ばします。逆でも行ないます。これで右側の呼吸筋がよく伸びます。
一方、片方の腕で椅子の背もたれを引くと、上体がよく捻れます。数秒間続けます。同様に、逆も行ないます。肝心なことはこのとき、残気を吐き切ることです。
倉賀野上四地区では冬季と金曜日を除いて、上四公園【倉賀野幼稚園の西隣】で毎朝ラジオ体操を行なってます。今朝も25名ほどが参加しました。
私は呼吸筋のことを考えながら行なったところ、実はラジオ体操には呼吸筋を伸ばす体操が多く含まれてることに気づきました。ラジオ体操を考案した人は、全身の筋肉の柔軟性のみならず、呼吸筋の伸縮性の大切さを意識して考案されたと気付きました。
健康維持の元は、新鮮な酸素を肺にしっかり取り入れ、血液循環により、各臓器や筋肉に十分な酸素を届けることです。私たちは呼吸筋の柔軟性を鍛えることを生涯に亘り継続したいものです。
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