倉賀野の 歴史を伝える 立て看板
【説明文は拡大してお読みください。】
年令を重ねても、心身ともに健康であるため大切なことの一つは、全身の筋肉量を減らさない日々の努力と言えるでしょう。私たちは誰でも、自らの意志通りに生活や行動ができるために定期的な運動を心掛けなくてはなりません。
例えば、口を動かしたり、舌を出して思い切り伸ばしたり、しっかり咀嚼したり、時には歌ったり、仲間と話したり、首を前後や横に曲げたり、左右の横を見て首を捻るなどを習慣づけることで、口内や首の筋肉が増強維持でき、高齢になって起こりやすい嚥下作用の低下が防げると考えます。
それと共に、いつまでも自らの意思通りに、行きたい所へ歩いて行けるためには下半身の増強が必須で、これには断然、太腿を鍛えるスクワットが効果があります。例えば、起立して、その後、7秒間、膝を曲げたままの姿勢でいると効果があり、もしくは浅く屈伸したり伸ばしたりを繰り返します。
また、その下に有り第二の心臓として下半身の血液を高い位置にある心臓へ送るポンプの役目をしてる脹脛を鍛えます。これには、階段の渕など利用した踵の上下運動です。これはキャフレイズと呼ばれ、とても効果があります。私は毎回、最低50回を努力目標にしてます。
脹脛の大静脈内には、血液を上に押し上げる弁が存在し、この働きを良くするには脹脛は太く、硬い状態が良いと考えられます。毎日何十回と書斎がある二階へ上がりますが、できるだけ、その都度、キャフレイズを行なう習慣にしてます。
一方、これらの集大成として毎朝、上四地区主催のラジオ体操会に参加したり、故郷・倉賀野町を隅々ウォークングするよう心掛けてます。ウォーキングとは散歩より、スポーツとして意識し、少々ストライドを広げて歩きます。これにより、平素より呼吸が深くなり、呼吸回数が多くなり、有酸素運動になります。結果として心肺機能の向上に繋がると考えられます。
ところで、上記の理由で生れ故郷・倉賀野をあちこちウォーキングしていて最近、変化を感じてます。それは推定20ヶ所ほどに倉賀野の歴史を解説する立て看板が目立ち始めてます。
上の写真は永泉寺近くの田子屋地区に昔からあった通称「田子屋の獅子」について述べたものです。この獅子舞は現在でも時折、見るチャンスがあります。古来よりの日本的音楽の笛の音に合わせての獅子舞で、その動きは迫力があり、小さな子供には怖く感じるでしょう。
実は、私の家は半世紀以上前には倉賀野町の仲町にあって、父は原道屋という金物屋兼お茶などの商売をしてました。店の前には広場があり、そこで、この田子屋の獅子舞が勇壮に披露されてことをよく覚えています。確か祭りの日でした。父は獅子舞のお礼に、いくらばかりかの寄付をしていたようです。
ところで、このように倉賀野町で昔から伝えられたり、現存する歴史的な事象については、未だ、諏訪神社などで相撲が実施されたり、横町の冠稲荷などは現存していても、多くの場合、次第に姿が消滅しつつあり、その大きな一例としては、榛東村へ行ってしまった「倉賀野河岸を祀った烏川近くにあった大杉神社」を初め、現代の倉賀野住民にとっては、歴史の事実を伝えるられる人が殆どこの世になく、時代の推移と共に、ますます分からなくなりつつあります。
この状況を憂えるかの如く、この程、倉賀野町のあちこちに歴史を伝える立て看板が建立されたことは、現世の倉賀野住民にとって、とても意義深いものです。これを機会に、ぜひ、倉賀野小・中学校で故郷教育の一環として取り上げ、未来ある子供たちに計画的に見学会を実施していただければとても意義深いと思います。
最近のコメント